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東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

資本に見立てて。

おはようございます。

 

からだが資本という言葉をよく聞きます。怪我をしていたり、からだになんらかの不調を抱えていては何事も上手くいかないということは、誰でも周知の事柄です。資本となるものは大切にしなくてはならないですね。
 

資本を活動の元になるものと考えてみると、資本が潤沢なほど、活動の選択肢や量が増え、その活動によって得たものを資本に上積みすることで、更なる発展をしていく。逆に、いくら資本が潤沢でも、その活動の仕方を誤れば、資本を食いつぶすことになってしまう。
発展していくか、食いつぶすか、それはその活動の仕方の上手い下手にかかっているのだと思います。
 

人間のからだは、本来もの凄い可能性を秘めているという。例えば脳にしても、本来の能力の5パーセントぐらいしか活用できていないという話もあります。それだけ元々の資本は誰でも潤沢だということ。 

その人間の持つ可能性というのは、具体的に計ることは出来ない。しかし、自分自身は無限の可能性を秘めていると自信を持つことは出来るはずです。

もう少しいえば、自分自身の可能性を自分で否定してしまえば、いくら上手く活動する環境要因や条件が整っていても、それに気づく前に、自ら資本を枯渇させてしまっているということ。資本は潤っていてこそ、活動の元と生り得るのだと思います。
 

操体の創始者、橋本敬三先生の思想、哲学には、一貫して神人合一の生命観というのがあったようです。自己本質の善美を信じ、その可能性を否定しないこと。これは上手い下手という現象以前に重視しなければならない事であり、そうしなければ何事も上手くいかないよ、という事なのだと思います。


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