3タイプの「やり方」があるそうです。
一つは「正しい、正しくない」 もう一つは「トクするか、ソンするか」 もう一つは「好きか、嫌いか」
もうおわかりかと思うのですが、上手い下手と好き嫌い、というのはどうも「深い関係」があるようです。 正しい、正しくないは「正誤」ですが、これは「自分以外のものに、ガチガチに縛られて生きている人」なのだそうです
- 作者: 心屋仁之助
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2016/02/29
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「周囲の人に怒られないか、笑われないか」はかり考えているので、自分の本音を殺してしまっているのです。
また、これも不思議ですが「カラダにいいもの」よりも「好きなもの」を食べているほうが元気な人もいます。
もう一つは「損得」。これはわかりやすいですね。
少しでも得するほうを選びたい。これについては「損したくないニッポン人」という本が非常に興味深かったですが、好きなものがあっても値段の安いものを選んでしまうということです。お金だけではなく、時間なども損しないほうを選びます。
私も以前はそういう傾向がありましたが、やめました。ほんの小さなことですが。
- 作者: 高橋秀実
- 出版社/メーカー: 講談社
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★この本には、私が学んでいる易の学校の先生が登場します。
そしてもう一つが「好き嫌い」。
これで生きているのが、私の師匠です。まず、値札を見るのは最後ですし、買い物に行っても「好きなモノ」がメインです。
不思議なのは、操体を愛する師匠ではありますが、最初から「橋本敬三先生に弟子入りしたい」とか「操体を習いたい」(そもそも『操体』という言葉がなかった)というわけではなかったのです。
赤門で偶然に出会い「儂のところに来ないか」と言われ、橋本敬三先生は、師匠のお父様を仙台に秘密裡(師匠にはナイショ)呼び「息子さんを預からせていただきたい」ということになります。
「何だかよくわからないけど、面白い」ことが、やがてライフワークになったというわけです。
好きというのは「何か知らんけど」「何だかよくわかんないけど」好きなのです。
2016年9月 新創生期操体法特別臨床講座 開講!