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東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「聞くことを上手くなる」

本日で最終日となりますが、今日は吉田松陰の言葉から「上手い・下手」を考えていきたいと思います。

 

先日、「覚悟の磨き方」(超訳 吉田松陰 編訳 池田貴将)という本を買い読みました。

 

ここで書かれていることは今回のブログのテーマだけではなく、人が学ぶことにおいて重要なことが書かれています。

 

人が上手く学ぶということは「見て、聞いて、直ぐに実践、そして結果を出し、分析する」というプロセスがあり、学問にしていくことはこの繰り返しなのだと思います。

 

しかし、これらのプロセスの中にも本当に自分のものにするための重要なポイントがあり、それを吉田松陰はこの本の中で説いています。

 

特に私が自分に足りなく、大切だと思うのが「人から話を聞く」ということです。

 

ただ聞くという行為の中にも「聞き方」があり、それをどのように受け取り、租借していくかで上手くもなり、下手にもなるということです。

 

著書では「本当に知恵のある人は、自分の知識を披露するよりも、人に質問することを好みます。一見くだらない見える話も、注意深く観察して、大切なことは見逃しません」(P170より)と説いています。

 

私の身近な上手いと思う人達も技術だけではなく、人の話を聞くことにも長けています。それは些細なことにも耳を傾け、自分の学びの糧にするという姿勢(器)が出来ているということです。

 

そういった捉え方をしていくと、師や先生達の言葉の本当に大切なことは意外に取りこぼしそうな些細な言動の中にあるように感じています。

 

それをこぼさずにしっかり受け取れるか、否かが本当の意味での上手い・下手と関係しているように思います。

 

一週間ありがとうございました。明日からは半蔵さんが担当致します。