修行すればするほどバランスよくなってくる。
軸をどのように受け取るのか、それも修行のプロセスになる。
そこから上下連動、左右連動、上下対角の連動も体感する。
名人・達人は一代限りというという時代もあったかもしれないが、
深化した軸に学び、連動をよく習得しうる現在の修行においては、
その常識さえも非常識となり、当てはまらなくなってしまう。
つくづく、良い時代に生まれたものだと感じる。
これからの「操体」は、いきむこともなく、りきむこともなくなる。
よどみなく真理を継承できる時代に、あなた自身は修行しているのだ。
師と弟子の継承においても、深化という感性も必然だということだろう。