大好きなミュージシャンにMASSAというグループがあります。
ご存知ヒカシューのメンバーとしても活躍している佐藤正治さん(パーカッション/ボーカル/ギター)と細井豊さん(キーボード/ピアノ/アコーディオン/クロマチックハーモニカ)、太田恵資(バイオリン、ボイス)の三人組バンドです。
最近ではNHKスペシャルで放映された「大アマゾン 最後の秘境」の音楽を佐藤さん率いるこのメンバーを中心に録音し話題になりました。
ジャズ、ラテン、ロック、ポップ。
そういった音楽のジャンル分けの通用しない、どこか彼方にあるようなサウンドを生みだすバンドです。
紡ぎだされるサウンドの極上さは勿論ですが、MASSAのライブを観に行くと、「あぁ、からだも聴いているんだな」と感じます。
そういう反応に意識の向く不思議な時間と空間。
今では「私が聴きたいから行く」という気持ちと、「からだが聴きたいから足を運ぶ」という両方の目的を感じながらライブに通っています。
私自身、中学時代からずっと「音楽」好き。
演奏活動もコツコツ続けて今に至ります。
MASSAの生みだす時空間を体感していると、この長年好きだった「音楽」というものと、学んでいる「操体」を繋ぐヒントを見せてもらっているような。
そんな気がしてきます。
そして、今更ながら
「音楽」って一体何なのだろう、という素朴な疑問が沸いてきます。
2016年11月23日(水)勤労感謝の日
今季のテーマは「膝と進化した操体」です