爪のお手入れをしている女性、増えましたね。
マニキュアはすぐとれてしまいますが、今は、長持ちするのが登場しています。
私も足の爪を塗るのは好きなので、ワンセット持っています。
ジェルネイルは、自然乾燥させるのではなく、光によってジェルを硬化させるので、二週間から一ヶ月はもちます。
そして、ジェルの品質がどんどん進化しています。
昨年くらいまでは、ジェルをオフ(とる)場合、しっかりついているわけですから、とるのも結構大変だったのです。プロに頼むか、自分で悪戦苦闘するかです。
しかし、最近では、ぺりぺりっと剥がせる手軽なベースコートが出ているため、オフが簡単になりました。
そして、何度も塗る必要があったのが、最近はワンコート(1回塗り)でもOKなものが出ています。
さてさて
以前から訴えて?いますが、ネイルのお手入れというのは、元々紳士のたしなみだったものです。
三浦寛先生は、橋本敬三先生のご子息、橋本保雄氏(ホテル・オークラ東京にいらした、名物サービスマン。著書多数)が、身だしなみとして透明のマニキュアを塗っていたのを見ていたそうです。
そして、サロン・ド・シマジの主人、シマジ先生の指先も、ジェルネイルできれいにお手入れされています。
(サロン・ド・シマジでは、土日にネイルの先生がいらっしゃる場合、やっていただけますよ)
一度、三浦先生も10本の指を、濃紺に星が散りばめられたものや、トルコの月とイタリアの三色など試されましたが、最近はカラーレスに落ちついているようです。
10本全部やる必要はなく、親指だけカラーにするとか、カラーレスでつやつやにするとか、遊べます。
一度、親指のみにデザインネイルを描いてもらった某氏(東京操体フォーラム実行委員)によると「アガります」とのことでした。
そうです。アガるんです。
私がまつげのエクステをするのを「またかい」というヒトもいますが、まつエクや、メイクで「アガる」のは必要なのです。
というわけで、先日、東京操体フォーラム実行委員勉強会の前に、
「ジェルネイルやるから、やりたいヒト〜!」と、声をかけたところ、数名から手があがりました(勿論皆殿方です)。
彼らは、爪を短くきれいにしていますので、まず、甘皮に甘皮を柔らかくする、甘皮リムーバーを塗ります。
その後、オレンジスティックという細い棒で、甘皮を優しく押します。これによって爪が大きく見え、なおかつ「お手入れしてる感」がアップするわけですね。
それから、甘皮リムーバー(オイルなので除光液で拭いてから、石けんで手をきれいに洗ってもらう)を落としたら、ベースコートを塗ります。
これは、今年出たもので、ジェルをとる際に、シールみたいにぺりぺり剥がせるというスグレモノです。
そして、塗り終わったら、ジェル用のUVライトのマシンに、片手ずつ入れます。UVライトで固めるわけです。
ベースは左右それぞれ20秒です。
その後、メインのジェルを塗ります。
カラーの場合はワンコートと言っても、何度か塗ることもありますが、透明(今回は透明で血色程度の薄いピンク)なものを使ったので、ワンコートとしました。
ちょっと「盛ったり」します。
これは、左右それぞれ2分UVライトに当てます。
これで完成。一人ほぼ10分くらいです。
ジェルの特徴ですが「ぷっくり・つやつや」という感じ。
終わった後ですが、皆さん揃って「アガる!」と言っていました。
前日にサロンでネイルのお手入れをした三浦先生も「(アガってよかったね)いいなあ」とのことでした。
2016年11月23日(水)勤労感謝の日
今季のテーマは「膝と進化した操体」です