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東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

いってきます

今朝、太陽が昇るのを眺めていたら、ふと「行って参ります」と自宅を出る時に言葉にするけれど、この言葉って誰に向かって言っているのだろうと、なぜだか不思議に思いました。

「行ってきます」「いってらしゃい」

「行って参ります」「いってらっしゃい」

 

習慣で何気なく口にしている言葉。

それに家族が「いってらっしゃい」と答えてくれる日々があります。

今までやり取りをしていて、初めて疑問に感じました。

少し調べてみたのですが、

 

「行ってきます」は「行って、来ます」つまり行って帰ってくるということで

「行ってらっしゃい」は「行って、来て」つまり行って戻って来てねということだと書いてありました。

互いを思いやる言葉かけであるということを再認識し、特別驚くことはありませんが、ただ習慣で口にしているのと、相手への思いやりと意識して口にするのでは、その言葉のMAには、違いがあると思います。

 

さらに、「行ってきます」と「行って参ります」は同じ意味で使われていますが、違いがあるというようなことが書いてあるものもありました。

「参」には、「出会いの中で尊ぶべき物事を学び、向上して帰ります」という精神的な意味合いが含まれているということのようです。

こう捉えると、見送っている家族に言っているようで、自分自信に言い聞かせるために言葉にしているようにも感じます。

 

橋本敬三氏は、「言葉は人生のハンドル」とおっしゃったとのことですが、身近に使われている言葉、身近に使える言葉だからこそ、大切に大切にしなければならないのだと思います。