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東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

MA Kyokaisen MA。

友松 誠(ともまつ まこと)

おはようございます。

 

昨日は、山茶花の垣根の隙間から感じた事を書きました。垣根っていうのは住空間と外部との境界線をつくる囲いであり、また、心の垣根というのは、人と人とを隔てる境界線みたいなものとして捉えられているようです。

 

よく、心の垣根を取り払ってとか、心の垣根を低くしてとかいう言葉を耳にしますが、警戒心を持たせないとか、お互いに仲良くしていくには、その様に心掛けるのも良いと思います。

 

ただ、ある程度の境界線は認識しておく必要はあると思うんですね。みんな、それぞれ個性がありますから。まぁ、人と人のあいだを線引きして、分断するっていうイメージをもってしまわれると困るのですが、そういう事ではないんですね。

むしろ、分断させない為にも、みんなそれぞれに個性としての間があり、それを尊重する為の境界線があるという捉え方。

 

みんな同じじゃないですものね。双子の人だって、それぞれ個性があります。みんな一人一人パーソナリティーがあり、そして色々な面(性格、感情、能力・・・etc)とその奥行き(時間、空間との関わり)をもっています。ですから、境界線は思いやりの線でもあると思います。

 

例えば、この人のこういう面で、今、これ以上踏み込んだことを言ってはいけない、これを言ったらこの人に悪い、という間を感じ取ってそれ以上は言わない、という事を誰でもしていると思います。境界線を設けて、思いやっているんですね。

そして、誰でも時間、空間を元にした環境の影響下にあるのですから、その人、その一面も変化します。自ずとその人の間や境界線も変化すると思います。

そうすると言葉の受け入れられ方も変わるのですね。その時には、その人の為にも言ってあげる。そういった事を、誰でも知らず知らずにやっているときがあると思います。思いやりをもって、言葉で間と間をつなぐ。

 

誰でも時間、空間の関わり、自然環境に生かされて生きています。みんな個性的ではあっても、そこから様々な環境に適応しながら、調和和親していこうという想いは、根底にはあると思います。