「ここが痛いんです」
「ずっと辛いんです」
現場にいるとこんな声を受け取ります。さらに、
「治るんですか?」
「どれくらいかかるんですか?」
「通わなくてはいけないんですか?」
こんな声も受け取ります。
問診がてら、色んなお話を伺いますが、話の中心は大
体が症状、疾患のことになります。
「治してほしい」という期待に応えようと、その声を
受け取りますが、届いてくる声は患者さんの口からと
は限りません。
実際に返答している自分の声、心の中で思っている自
分の声だってあります。
「大丈夫ですよ」
「しっかり診ていきますね」
「この筋肉(関節)が原因ですね」
「(こうなるまでほっとくなんて…)」
「(ちゃんと続けなきゃ良くならないゾ…)」
こんな感じです。
患者さんと自分の間でメッセージをやり取りし、患者
さんの期待に応えられるようにアプローチの仕方を決
めて、そこから臨床開始。
こんな感じで臨床をやっていました。
やっていましたが何か違う、いけなくはないが何か違
う。
そんなふうに感じていたら、操体に出会いました。
果たして何が違うのか。
操体の目線から捉えた臨床に興味のある方は、
春季フォーラムでお待ちしております。