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東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

コンサルタントとしてのアプローチ・・・4。

おはようございます。

 

操体の臨床は妙な世界です。患者が治療者になったり、患者から先生と呼ばれている治療者(操者)が、患者のからだに対して、先生と崇め慕う場でもあります。

操者は、患者のからだの要求というアプローチに対して、アプローチで返す、そのアプローチに対して、からだは気持ちよさの質というかたちでメッセージを送ってくれる。

気持ちよさをききわけ、味わうのは治療者である患者本人なのですが、その時空ではコンサルタントの役割を担う操者も気持ちがいいのです。その気持ちのよさから操者も学んでいる。

患者のからだ様は、まさに先生です。その先生から、からだを構成している実相の教えを受ける。有難くなりますし、謙虚になりますね。

なんだか、こんがらがった話になってしまいましたが、これも大自然の妙なのであります。

 

操体創始者、橋本敬三先生がまだ現役で臨床に臨んでいた頃から、長きに渡り傍で学んだ三浦寛先生は、「操体臨床の道しるべ」という著書の中で
操体は、自然法則の応用貢献の場にある太極という無極無限の宇宙現象創生の中心理念に基づいて、その生かされし救いの生命観に学ぶ場である。操体の臨床とは、快適感覚と一体となり、快に帰すことにある。操者の存在も快に帰して無となり成り立たねばならない。患者も操者もともに快に調和していくのである。それが操体臨床の成せるところなのである」と書いています。

 

この本は2007年11月に初版ですから、もう10年くらい経つのですね。

この十年の間、操体はからだにききわけた快適感覚や、そのおくにある有難さから様々なメッセージをいただき、それを元に学びを深め、進化してきました。

この本では、診断分析法の内容も第3分析までですが、今は第5分析まで発展、進化しております。

診断分析法が進化している以上、操体臨床の捉え方、臨床での目的とするところも、上記の第3分析の頃から、より奥深くに踏み入れたかたちで更新されてきています。

 

2017春季東京操体フォーラム4月29日(昭和の日)に開催します!