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東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「身近にあるものからのメッセージ」

三浦 寛幸(みうら ひろゆき)

先月末から暖かくなってきているので職場や近場の外出の時は散歩も兼ねて歩くようにしています。

 

しばらく自転車頼みの生活をしていたので、近隣の景色のちょっとした変化に気が付かずにいました。

 

いつも通っている道にも新しいパン屋が出来ていたり、もっと身近なものに目を向けると道路の片隅に植物が植えられていたりして、周りの環境も少し視点を変えただけで見え方や受け取れるメッセージも変わってくるのだと感じています。

 

特に見落としがちになる小さな命からはいつも臨床に必要な大切なメッセージを受け取っているように思います。

 

一枚の葉、きれいに咲いている花も人のからだと同じように著しい変化の中で生きている。

 

その変化に少し意識を向けてみるだけで、からだと同じような皮膚の変化、命の呼吸を感じることが出来ます。

 

こういった変化に意識が向けられるようになると、目に見えるものだけでなく、天気や自分を取り巻く空間からも臨床に活かせるメッセージを受け取れるようになってきました。

 

そのメッセージから学んだことは臨床とは必要以上に干渉しないこと。しかし病は診ない、気が付かなければ病は喜ぶ。そうしないためにも「診てないようで実は診ている」という診る側の意識が大切なことのように思っています。

 

それには些細な変化にも気が付けるようにしなければならないということです。

 

まずは身近にある「小さな変化」に気が付ける自分でありたい。

 

2017年4月29日(土)2017年春季東京操体フォーラム開催。
テーマは「操体新旧臨床譚~よみがえる橋本敬三&最新症例集」です