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東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

プロ意識とプロ根性⑤

 西洋医学は生命に対して論理的な姿勢という間違った姿勢をもたらした。 それは肯定するか否定するかどちらかしかないというのである。  「両方とも真実であるということはありえない・・・・・・」 と。 すなわち、診断学に基づく検査結果によって診断が下されるということだ。

 

 ところが両方とも常に真実 両方共ともに真実! 一方だけが真実などということはありえない。 生命はいつも両方なのだから・・・・・・。 昼と夜、夏と冬、天国と地獄、神と悪魔、そして生命はこの中に存在している。

 

 生命は分割されることのない一体のものだ。 言葉社会にいる人間が生命のこの非分割性に気づいてくると、ものを言うことが非常に難しくなる。 何を言うべきか、何を言わないでいるか・・・・・・。 何を言ってもそれは間違いになる。 なぜなら言語は、肯定するか否定するかのどちらかしか認めないようにできているからである。

 

 この上なく優秀なプロ意識をもった神秘的療術家がいた。 その者は常にひどく批判されていたが、それはその療術家が嘘つきだったからだ。 この嘘をつくことは生命の真理を知ったからである。 危険なこと、それは知るということだ。 

 

 その療術家はいろいろなことで患者に嘘をついた。 もし人を助けようと思ったらそうしなければならないときもある。 さもなければ聖者になることはできても、人を助けるということはできない。 助けることができない聖者なんて何の役にも立たない。 もし助けにならないのなら、何のために存在しているのか? まったく意味がない! その療術家は生命から得られる医療はすべて手に入れた。 そして、今では病の人を助けるために在る。