そして、開業していようがいまいが「プロ意識とプロ根性」というのは関係ない、というのが、私の気持ちです。
私が結構「ムカっ」とするのは「自分はプロじゃないから、操体はそこそこできればいいんです」という輩です。
「別にプロじゃないから、ハタケヤマさん程熱中して勉強するつもりはありません」
という方々です。
本当に謙虚な人はそんなことは言いません。
「プロじゃないし、開業するつもりもないから」というのは、責任逃れの言い訳です。
また、橋本敬三先生の言葉に「間に合ってればいい」という言葉がありますが、以前、これを完全に自分仕様に都合のいいように解釈し、
「橋本先生も『間に合ってればいい』と言ってたから、自分も操体は間に合ってるくらいできればいい」
と言っていた人がいました(治療家として仕事してる人ですよ)。
「間に合っている」というのは「6割程度」ですが、「六割程度」のを受ける人は、
気の毒ですよね。
というか、これもあきらかに責任逃れです。
これも「福猫展」より「必殺仕事人」の「秀さん」です。
蛇足ですが、何故か理由もなく水に濡れながら走る三田村邦彦演ずる「秀さん」(ヅラを被らないという設定も斬新)はかっこよかったです・・。