2017-08-17 身立て(ミタテ) 寺本 雅一(てらもと まさかず) 操体は「からだ」の要求を診立てる。 そして、その要求に素直に応える。 同時に、 その人の普段の「生き方」、 日常どんな「ミタテ」を行いながら生きているか。 そんなことも診ている。 操体臨床の空間は、 「からだの要求に適う、こんな『ミタテ方』があるんですよ」 と、経験し、紹介する場にもなっている。 からだの要求に応える空間を味わった上で、 本人が今後の生活でどんな「身立て(ミタテ)」を成していくか。 その点ばかりは、本人の意志に委ねられている。