おはようございます。
本日は「診立て」について書いていきます。
操体の学びにおいても「診立て」を学ぶことはとても大切です。
学びの時間のほとんどをそれに費やしていると言っても過言ではありません。
なぜ膨大な時間を費やし学ぶ必要があるのかというと、操体の臨床における「診立て」は全て「からだ」を基準にして見ているからです。
「からだが要求していることは何なのか?それに応える為にはどういったアプローチをすれば良いのか?」
凄くシンプルな問いかけですが、それを成す為の「診立て」をどう立てていくかが私達臨床家にとってとても大切なことなのだと思います。
また、その「診立て」の中に創始者である橋本敬三先生が説かれた「治すことまで関与しない、治すことはからだにお任せする」という言葉をどう臨床に落とし込んでいくことも時間を掛けて学んでいくことも必要です。
このように「からだ」を基準にして診立てを捉えていくと、学ばなければならないことが沢山あります。
そこで一番必要なものはこれらを受け入れていく「素直さ」と「感覚」という器なのだと日々実感しています。