東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

食いついた理由を深く考える(五日目)

何のために操体を勉強しているのか?
と考える人もいると思います。
 
また「テクニックが欲しい」「人を治したい」「セルフケアしたい」とか、
色々な理由で操体を勉強する人もいるでしょう。
 
私の場合ですが、
「なんかしらんけど、好きだし」みたいな感じがしていましたが、
分かったことがあります。
 
昨年の4月から一年間、「東京国際仏教塾」(超宗派の仏教塾)で、前半は共通課程、後半は宗旨専門課程で曹洞宗を勉強しました。
 
三茶の隣は駒沢だし、私の両親の実家は両方とも曹洞宗だし、赤坂の豊川稲荷曹洞宗だし、東北福祉大は駒沢大同様曹洞宗系だというご縁や、三浦先生がよく道元禅師の言葉を引用しているのもあるのですが、私は迷わず曹洞宗を選びました真言密教も面白そうですが)。
 
禅と言えば、曹洞宗臨済宗黄檗宗がありますが、日本でポピュラーと言えば、やはり曹洞宗臨済宗です。
 
ちなみに、臨済宗では坐禅は問答とともに、悟りに至るための方法ですが、
曹洞宗においては、坐禅は悟りに至るための方法ではなく、坐ることが則ち悟りである、という言い方をします。
 
私にとって操体を勉強することは、なんとなく曹洞宗坐禅のような気がします。
 

f:id:tokyo_sotai:20180501165325j:plain