東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

多元的な外向力と内向力①

今週のブログを担当する岡村です。

一週間のお付き合い、どうぞよろしくお願いいたします。

 

今回のテーマは「ひびき」です。

このテーマを聞いたとき、ふとライディーンを思い出しました。

(古代ムー帝国から伝説と共に遺されたライディーン

 この操縦には、選ばれた「ひびき洸」のみ許されている。

 ちなみにYMOの名曲「ライディーン」はここから命名)

 

f:id:tokyo_sotai:20180608234708j:plain(目線を利かせ左前半身で構える勇者)

 

とまあ、それはさておき、毎日「からだ」にひびいてくるものといえば、

地球から足の裏へ伝わってくる、ひびきともいえる重力を介した振動。

 

この地球上に生まれ、四つ這いを介して立ち上がり、毎日何千回と地球と

地面とコンタクトして、ヒトはこのヒビキに対応し、それに耐えうる構造

と仕組みを継承している多元的存在として誕生し、現在に至っている。

 

安定する存在、それは、重力をそのまま大地に伝える存在なのである。

不安定な存在、それは、多用な外向力・内向力が働く状況であっても、

常に機敏にその力に対応して調整し、バランスの取れる存在になる。

 

過去~未来を紡ぐ、現在に至るまで繋がったヒト。

 

その「からだ」という生命現象は、様々な選択が生んだ偶然の産物なのか、

自然の根源から必然を受け、一元的存在より響くモノを感受できるのか。

 

一人ひとりの自己責任分担を、生涯アートとして表現することも愉しむ。

これはホントかウソか、ホントだから有り難い事と想えるかどうか・・・。

 

これらに、宇宙もヒビキ、「からだ」からのメッセージも”ヒビキ”あう。