東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

響きあう感受性と歪みの調整⑥

血液中には赤血球が含まれて、赤血球には、鉄分が必須となっている。

 

たった一人のヒトの毛細血管、すべてを繋げば地球を二周半できる。

 

その中を真っ直ぐではなく、蛇行する水の流れと同様に、血管中で鉄分

を含んだがゆえに、磁力と関わりながら螺旋状に流れ続けている。

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では、地球の磁力はどちらに回っているのだろう。

 

太陽の周りを公転している地球は、自転もしている。

地球の地軸では、北極星を向いた軸方向の西から東へと回転している。

 

その地球の周りを月が回っている(=公転)。

月も自転し、表面と裏面を変えていても、公転と自転速度が同じなので

いつも同じ側を見せている。

 

天然自然の法則とは、ひずみの調整なのではないだろうか。

では、どうして調整しなければならないのだろう。

 

もし、自転が速すぎるなら戻す方向に力(=エネルギー)が加わり、

自転が遅すぎるなら、速くなる方向に力が加わってしまう。

 

それは、遥か彼方の宇宙論で終わるはずもなく、「からだ」に相関する。

 

操体の学問では、「からだ」を通じてこれらの疑問に答えていけるのだ。