(昨日の続き)
臨床中に被験者本人がききわけているヒビキ(感覚)は
本人にしかききわけられないもの。
これが基本です。
一方で、例えば臨床に立ち会ったり
講習の実技に参加していると
こんなこともあります。
急にあくびがでる。
実技を見ていてこちらもきもちよさを感じる。
気が付くとほんの数秒、意識飛びしている。
被験者本人がからだからききわけている感覚がどんなものか、
それは被験者本人にしかわからないものでありながら、
共有している空間を介して
見えない、聴こえないそのヒビキのおこぼれのようなものを
頂戴しているのかもしれません。