東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

ヒビキ(初日)

こんにちは。畠山裕美です。一週間よろしくお願い致します。
 
易の勉強を始めてから、漢字の成り立ちに結構興味が湧いてきたりします。
 
「響」という漢字は、上の「郷」と下の「音」から成り立ちます。「郷」は、象形で「ごちそうを真ん中にして二人が向き合う」姿をあらわしているそうです。
「音」は、楽器や金、石、草、木から発する音を表しています(そのまんまです)
 
向き合う音。そこから生まれたのが「響」という漢字なのだそうです。
 
二人の向かい合った人の間で音がぶつかる。それがヒビキの原点。
 
または、ごちそうを真ん中にして向かい合った二人が、「打てば響く」ような、丁々発止のやり取りをしているような絵柄も浮かんできます。
 
いずれにせよ、響くという現象は「ひとりっきり」では起こりえません。
 
「やっほー」のコダマ(最近やる人いるんでしょうか)も、音が山に跳ね返って聞こえてくるんです。
 

f:id:tokyo_sotai:20180629082621j:plain