東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

日本的あいまいさ(融通無碍)

エビデンス、コンプライアンス、コストパフォーマンス、現代における行動文法である。

これらの特徴は、わかりやすい、想定外に対応しにくい、パターン化する、である。

これらを徹底すれば、社会は乾く。

もはや戻れない戦後の昭和社会を懐古する気もないが、あの時代はまだ日本的あいまいさのバランスが取れていた。論理から見ればいいかげんだが、本質は良い加減を指向していた。

 

今、新しくこれを求め再構築するとすれば、ダイバーシティーを認める事であろう。

その前提として、個の確立がある。

この個がどういうものか?

 

私は、individualではないと思う。

己事究明して出逢う自分であると思う。

日本は、グローカルな国であって欲しい、と切に願う。