2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧
第5日曜日は塾操体の日です。 三浦先生の講習を受けた人はだれでも参加できる勉強会です。 一年間に数回しかありませんが、貴重なチャンスです。みなさんのご参加をお待ちしています。 ちなみに昨日の参加者は12名でした。 朝の通勤途中に出合った不思議な出…
秋刀魚で有名な東京、目黒生まれの鵜原です。 そろそろ紫陽花が咲きそうな梅雨を思わせる空模様になってまいりました。日替わりに、真夏がやってきたり初春のような肌寒さになったり天候も不順です。 健康な人はあまり感じないこんな変化も、健康弱者にはと…
先日から目線と云う事で、眼についていろいろと書かせて頂いているのであるが、眼の大切な機能である。『見る』という行動も改めて考えてみると本当に不思議なものだ。いつも私たちは眼に見えるものは、確かなものであると云う確信に基づいて生活している。…
「眼はこころを映し出す鏡である。」とは誰が言ったか知らないが、操体法創始者橋本敬三先生も、その著書の中で眼球の動く角度で情感が変わる。上を見れば明るくなるし、下を見れば気が沈む。正視すれば集中できるし、横目を使う時は不安がつのり、疑い深く…
昨日(26日)は夕方から降り始めた雨の影響でとても冷え込んでいました。天気予報を見ずにオートバイで出勤した私は冷たい雨のに降られながらの帰宅となりました。からだが冷えてくるとやっぱり眼の動きが硬くなるのか視野が狭まって来るのを感じます。当…
僕はコンピューターゲームが好きではない。理由は単純である。驚く程にヘタクソだからである。小学生の頃、任天堂のファミリーコンピューター通称ファミコンが発売された。僕も周りの友達の例に漏れず親にせがんで買ってもらいしばらく遊んでいた事はある。…
以前東京操体フォーラムの三浦理事長から「橋本先生のところで丁稚奉公していた時には毎日温古堂の前の通りを掃除する事が日課だった。」というお話を伺った事がある。勿論自分の職場の周りを掃除すると云う事はとても大切な事だと思うので特別な理由など無…
本当のしあわせは目に映らずに案外傍にあって気付かずにいたのですがかじかむ指の求めるものが見慣れたその手だったと知ってあたしは君のメロディーやその哲学や言葉全てを守る為なら少し位する苦労もいとはないのです。 椎名林檎 『幸福論』より何故か今頃…
前回「あけましておめでとうございます。」と書いた東京操体フォーラム実行委員ブログがもう秋穂の順番が回って来ました。改めてみてみると今回で7周目になるんですね。ラッキー7の秋穂のブログを今日から一週間宜しくお願いいたします。今日は折角の日曜…
最終日の七日目です。よろしくお願いします。 この一週間のブログを振り返ると「学び」について感じられます。学びが今の自分のテーマとしているとも書きましたが、こらからも学ぶ姿勢を大切にしていきたいと思っています。その学びはちょこちょこ虫食いのよ…
六日目よろしくお願いします。 皆さんの住んでいる周りにも○○療法や○○疾患に効果があると掲げている所は数多くあり、それぞれの所でいろいろの方法があるようです。手技の方法の数も沢山ありすぎて数えられないくらいあるのではないでしょうか。沢山の治療手…
五日目です。よろしくお願いします。 最近は脳の血流を観察する画像装置であるfMRI (functional magnetic resonance imaging)の発達により、脳について沢山の研究が進んでいるようです。 脳内からみた痛みについてもいろいろなことが分かってきているようで…
四日目です。一週間の折り返しとなりますが、よろしくお願いします。 僕は普段の日常生活や本など目を通しているときに、何か心に残るというか気になった言葉をメモするようにしています。(ここ一年ぐらいなので・・・まだまだですけど) 気になる言葉をメ…
三日目です。今日もよろしくお願いします! 最近ふと思ったのですが、自分の学ぶ姿勢というか学び方が以前の自分と違うような気がします。もともと勉強嫌いのスポーツ大好き人間で、高校時代までスポーツに時間を費やし、勉強しなくても生きていけるなんて勝…
二日目です。よろしくお願いします。 僕の住んでいる所は山に囲まれている自然が一杯のところです。5月の山々は緑に色染め始める月です。特にこの5月は自然のチカラを強く感じます。それは僕が農家という顔も持っているからです。(佐助ですからいろいろの顔…
佐助という名でブログに登場するのは2回目となります。今日から一週間担当させていただきますがよろしくお願い致します。 本当は初回に自己紹介するはずなのですが、今回改めて自己紹介させていただきます。 佐助とは、「猿飛佐助」です。操体を学ぶうえでの…
この前TVを見ていたら、こんな事を言っている人がいました。 「知恵を出す人、知恵を出せ。金を出す人、金を出せ。物を出す人、物を出せ。命出す人、命出せ。」 とても印象に残っていて後で調べたら、鳥取大学名誉教授で農学博士の遠山正瑛さんの言葉でした。…
昔々、あるオーディションを受けた事があります。 それが「国民的美少女コンテスト」とか「東宝シンデレラ」とかだとチョットオモロいのですが(想像しないようにお願いしておきます)、勿論そういうものではなく(笑)、坂東玉三郎さんが学校を作られるのでそ…
朝、出がけにTVをつけたら京都府立植物園の入場者数が連続日本一になった、というニュースが流れていました。僕も好きでよく行っていましたが、そんなに人気あったんだなぁと思いました。最近行っていませんが、とても良いところです。 あの植物園のことで最…
子供の頃から落語は好きでしたが、田舎で育った僕にとっては、落語は観るものではなくて、聞くものでした。 今ではTVで落語を観れますしDVDなんかもたくさんありますが、当時の僕にとってはラヂオから聞こえてくるものでした。 志ん生師匠、円生師匠、文楽師…
色川武大の「狂人日記」は思い入れのある小説の一つです。 昔、この小説を最初に読んだ時、怖くなったのを憶えています。 怖くなったというのは、正常な人間の目から見た狂人の世界が異様だった、という意味ではなく「あ、これは俺のことだ」と思った自分が…
相も変わらず大阪に暮らしていますが、僕の住んでる堺というところは歴史に興味のある方には魅力的な街らしいですね。 僕は全くその方面の教養も欠落していまして、テストでもビリばっかりでしたので、実行委員のメンバーに堺について逆に教えていただいたり…
お久しぶりです。山本です。 毎度大阪からご機嫌を伺います。一週間お付き合いを願っておきます。 えー、月日は百代の過客にして行かう年もまた旅人なり、なんて昔のエライ人は云ったそうで、月日の経つのは早いもんでございます。 私にも人並みに誕生日てぇ…
「ありがとう」と「ごめんなさい」は、どんなに偉くなっても素直に言えなくてはならない。 人間は、生きているだけで誰かに迷惑をかけているのだから。 それでも、死ぬまで生きていなければならないのだから。 「ありがとう」と「ごめんなさい」は、自分を修…
わからないから、やる。 やると新たな気付きや疑問を生ずる。 だから、またやる。 一切の創造的活動とは、こんなものではあるまいか? 橋本敬三先生は、かなり晩年になってから「人間の動きには8つある、ということがわかった」と語られたという。 それを聴…
コミュニケーションは、よくキャッチボールにたとえられる。 キャッチボールの基本は、相手が胸の前で構えたグローブに正確に投げ返す事だそうだ。 そこに投げ返せないのは、投球技術(言葉のスキル)に問題があるか、心に歪みがあるからブレるのだろう。 自…
最近は、インターネットの発達により、どの患者さんも多くの情報を持っている。こちらがびっくりする程勉強して来られる方もいらっしゃる。 しかし、そういう人は概して「幹」を持っていない。彼の頭の中には、情報がランダムに並んでいるだけだ。 人間の個…
橋本敬三先生の言葉に、「間に合っていればいいんだ」というものがある。 「60点でいいから」を前にくっ付けて使われることが多い。 ある日の勉強会の前の雑談で、この2つは分けて考えるべきだ、という意見が交換された。 「間に合う」と言うことは、まさに…
人間は、自分の都合のいい様に解釈する生き物である。 確かに、そうしないとやっていられない面はある。が、そこに落とし穴がある。 それが「楽」であり、いずれ破綻する。 しかし、「快」には、解釈の余地がない。自他共に共通の「快」は存在するだろう。 …
分科会にきてくださった皆様のアンケートを読んでみました。アンケートをとると操体業界の現状が見えてきます。「操体はいいものと思っていても、なかなかうまく臨床に活かせない」そういった想いがアンケートから伝わってきます。私の患者さんも、「操体は…