東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ラスベガス

通算5回目となるラスベガスは大雪の中の出発となった。 除雪作業を終えた飛行機が約5時間遅れての出発となった。 やっとの思いで着いたラスベガスはまた様変わりしていた。 新しいホテルができ、シンガポールフライヤーに似た観覧車も新しくできたようだ。 …

母からもらった「腸をダメにする習慣、鍛える習慣」をつい最近読んだ。 意外と操体に近い内容が書かれていたので紹介したいと思います。 著者の藤田紘一郎先生は東京医科歯科大学名誉教授。専門は寄生虫で、その他に寄生虫関連の著書が多数ある。 寄生虫!?…

フォーム

私は学生時代からつい最近までずっとバスケットボールをしていました。 現在は専らゴルフですが。 2つのスポーツに共通する点は習慣のスポーツだということです。 もちろん、他のスポーツもそうですが実際に行ってみて実感しています。 バスケットボールの…

一人カラオケ

少し仕事が早く終わったり、出張先で時間がある時によく一人でカラオケに行きます。 最近流行りのお一人様。私が考える一人カラオケのメリットは 1. 大声を出してストレス発散できる。 2. 誰に気兼ねなく間違えても歌い続けることができる。 3. みんな…

本の虫

最近の私は本の読む量が半端ではありません。 どこに行っても本が読めるように常に鞄の中には何かしらの本が入っています。 自宅のトイレにも用を足している時に読めるように本が常備させています。 トイレではそんなに長居するわけではないので読める量は決…

スマートフォン

今週から1週間石田が担当させていただきます。スマートフォンは便利ですね。 私事ですが会社のPCを立ち上げなくてもiPhoneに会社のメールが転送され、いつでもメールがチェックできるし送付も可能です。 しかし一歩引いて客観的にみるとスマートフォンを使っ…

睡眠

佐助が担当する最終日です。よろしくお願いします。 睡眠に問題を抱えている方が多くいるようです。僕が勤務するクリニックでは、来院する方に看護師が問診しますが、寝むれないということで薬を内服しているという方が多いのにはおどろきます。 眠れなくて…

バランス〜その四〜

佐助が担当する六日目です。よろしくお願いします。 三半規管と耳石器である前庭迷路が集めた情報は、前庭神経という神経を通って、脳幹や小脳、さらには大脳、脊髄へと伝わります。その情報に基づき、身体の各部の筋肉は伸縮し、平衡を保つよう働きます。 …

バランス〜その3〜

佐助が担当する五日目です。よろしくお願いします。 平衡感覚をつかさどっているのは三半規管の他には、身体の傾きや直線運動を感じる器官として耳石器が働きます。耳石器はたまご型の卵形嚢とボール形の球形嚢からできていて、それぞれリンパ液で満たされて…

バランス〜その2〜

佐助が担当する四日目です。よろしくお願いします。 からだの動きのバランスをとるためには、姿勢の調節以外にも、平衡感覚も必要です。平衡感覚とは、生体が運動している時や重力に対して傾いた状態にある時にこれを察知する働きとされ、平衡知覚とも呼ばれ…

バランス〜その1〜

佐助担当の三日目です。まだまだ雪の影響がありますが、今日から無事にクリニック診療再開です。よろしくお願いします。 ソチオリンピックでも必ず言われるのが、「着地時のバランス」です。着地時の美しさが採点につながる競技は多いのではないでしょうか。…

昨日に引き続き・・・

今日はクリニックで、パソコンからブログを投稿できると思っていたのですが、残念ながら今日もクリニック周囲の道が通行止めと除雪のため休診となり、携帯からです。 通行止めや電車の運休、流通のストップなど、まだまだ雪の影響が強く残っています。このよ…

初日ですが・・・

本日から一週間担当する佐助です。よろしくお願いします。 本当は今日書く内容を考えていましたが、パソコンがあるクリニックに現在出勤できない状態のため、自宅で携帯を使ってブログを書いています。何ともやりにくい状態です。僕の地方では、観測史上最大…

無始無終

昨年9月に、千日回峰行を2度も満行した酒井雄哉大阿闍梨が逝去された。 居なくなっても、私にとってその存在そのものが大きな心の支えになっている。 大阿闍梨の言葉 「人生にとって無駄な事は何ひとつない。」 「自分で歩いてコツを掴むんだね。」 「一期…

日本人には二種類いる

というタイトルの本を読んで、然り! と膝を叩いた。 岩村暢子さんの労作である。日本人には二種類いる: 1960年の断層 (新潮新書)作者: 岩村暢子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/10/17メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る―1960年の…

おせいどん

こと、田辺聖子さんには、素敵なエッセーがたくさんある。 学生時代には楽しませてもらった。最近また読み返している。夫君の「カモカのおっちゃん」とのやりとりは、面白くてためになる。 その中で、「夫と妻が仲良くするのは、一種の外交だ」とおっしゃっ…

沢庵禅師遺訓

もう一つある。 この世の人 客に来たと思えば苦労もなし 心にかなひたる食事にむかひては よき馳走と思ひ 心に叶はざる時も 客ならばほめて喰はねばならず 夏のあつさをもこらへ 冬の寒さも 客なればこらへねばならず 孫子兄弟も相客とおもへば仲良く暮らし …

利休七則

一人立ちをする前に、何か贈る言葉はないか、と探していて、心に止まったものがあった。 一、花は野にあるように 一、炭は湯の沸くように 一、夏は涼しく 一、冬は暖かに 一、刻限は早めに 一、降らずとも雨の用意 一、相客に心せよ この中で、特に 『降らず…

編集手帳

数年前のコラムに 『俗謡にある 〈可愛いわが子に旅させ親御 憂いも辛いも旅で知る〉親は子供に代わって人生を闘ってやることはできない。できるのは闘い方を教えることだけである。 あとは自力で苦難を乗り越えてくれると信じ、旅立ちを見送るしかない。』 …

ブラームス

先日、My favorite CDを並べてみたら、何とブラームスが多いので驚いた。ブラームスの音楽は、青春の音楽だと言われる。若い頃の作品は、もちろん生気撥刺とした息吹きと苦悩を感じる。晩年のものは、老人が過ぎ去りし青春を懐古する曲だ。一貫して流れてい…

「体感して掴んでいく真理」

現在は新たな同志と共にとても豊かな学びの時間を私自身、心底愉しめている。 去年から加わった新たな同志からは沢山のことを学ばせて頂いているのだが、それは臨床の技術や知識だけではない。 今までの自分にはなかった「感性」を各々が持っていて、私だけ…

「無心」

今日は私の好きなコトバを一つ紹介したい。「無心は、いっさい心なきなり」(黄曝『伝心法要』)無心は、いっさい心なきものである。 「無心の心」は、心に何もとどめないことである。心に生じてくる、いっさいの観念が、まったく何もないという状態の心だ。…

「皮膚が教えてくれること」

お風呂上りに皮膚が赤くなったり、痒くなったりしたことはないだろうか?最近、私も風呂上りに太ももや背中が痒くなる。この原因の説は様々だが、私はこの症状が出る時は決まって精神的なストレスを感じる時に出る。水温等の環境的な要因、もしくは肉体的な…

「痛みに対しての捉え方」

おもしろいことに、どんなに五体満足で健康な人でも人体のどこかしらに「痛い」ところがある。 臨床を通していても、なぜ、こんなに健康な人にこれほどの痛みが通るのか不思議で仕方ない時がある。また症状・疾患を抱えている人ほど痛みが鈍感になっているこ…

「親指の使い方」

最近、自分の中で気になっていたことがある。それは親指の使い方である。人間が生きていくうえで最も使っているからだのパーツの一つに挙げられるのが「親指」なのだが、意外にもからだの使い方のルールの中に、この親指の生かし方・使い方がない。その理由…

「臨床家の宝」

私が現在、最も大切にしているのが「手」である。臨床家である以上、この手は命に等しいといっても過言ではない。からだのどの部位よりも気を使い、毎日時間があれば手入れをするようにしている。私の手は自分でいうのもおかしいかもしれないが、指先は女性…

原点回帰

こんにちは。一週間よろしくお願いいたします。気がつけばソチオリンピックまで、あとわずかになった。スポーツは基本的にサッカーや野球等の球技しか観ないのだが、最近になりフィギアスケートを観ることをささいな愉しみにしている。なかでも個人的に注目…

 最終回。操体法は場所を選ばず。

おはようございます。快晴の冬空です。一月も、ゆっくりと日々の時が流れ、いよいよ二月に入りました。 出版の進み具合の順調そのもので、一つ一つ丹念に、めんこく仕上げています。 出版社編集部との打ち合わせにより、三部作のシリーズとして出版の予定で…