2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧
最近友人の赤ちゃんを抱く機会が多いのですが、なぜ赤ちゃんは泣くのかと考えます。 大抵、私が抱くと泣かれ母親に変わってもらうことがほとんどなのですが、私とお母さんの違いについて真剣に考えていました。 顔を隠して抱っこしてみたり、服の色を変えて…
最近は以前に比べ、自分の時間が取れるようになったので、毎日決まった時間に決まった場所で自分の好きなことを学ぶことが出来ています。 そのルーティーンの中で時にいつもと同じような環境が確保出来ないこともあります。 そういった時に感じるからだの感…
本日書く事は私の感覚的な世界の話になりますが、最近の私は臨床の中で「記憶」を感じ取ることを一つのテーマにしています。 記憶と言っても様々で「心の記憶」もあれば、「からだの記憶」もあり、もっと辿っていくとその人の身の回りの空間や物等にも記憶が…
いつも臨床に臨む前に考えていることがあります。 「いかに患者自身に考えさせないか、思考を消していくか」ということです。 このテーマはいくら臨床の場数を踏んでも、いつも考えさせられることです。 臨床のメニューはその場でその人にあったものを提供す…
三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週から三浦寛幸が担当致します。 よろしくお願い致します。 今回のテーマは「憶の快」です。 このブログを読んで頂いている皆様にはなかなか馴染みのない言葉かと思いますが、これからの操体の未来と深く繋がっ…
師が亡くなられてすでに数十年。 それでも師とのご縁が続いている。操体の学びも、生涯ありがたく続いている。 私は毎年、5回は師の墓参りをしている。 なぜなのか。 操体という命を耕し肥やし太らせているからなのだ。 そして自身のいのちを育んでいる。 …
ところで1月、長年、操体に関わってきた人の訃報が入った。 私と同世代で、橋本先生のそばで学んでいた同志である。 去年、しばらく音信不通だったその人から何の前触れもなく電話がかかってきた。 とても懐かしんでいるようで、昔のことを思い出しては何度…
先般、街を歩いていたら見知らぬ男性から「カトウコウジさん」でしょ?と声をかけられる。 世の中には私によく似た人もいるものだと感心する。 いったい、そのカトウコウジなる人物は何者なのか。 世界には私とよく似ている人がけっこういるのだろうネ。 そ…
普段、色々な人に話を聞いていると、コツコツとチャレンジを繰り返している人だけが言えるセリフがあるのだという。 それは「いざとなったらできる」というセリフらしい。 また腹が据わっている人にも、おまじないがあるという。 それは「一生、やり続ける」…
「価値」といえば、「初心の価値」という言葉がある。 「名を上げたい」「体面を守りたい」。 そんなことを気にするあまり初心を曲げてしまってはおしまいだ。 一度曲がった初心は二度と元には戻らない。 さらに、こんなこともあるようだ。 ひとたび才能が開…
「ほぼ命がけサメ図鑑」なるものが2018年5月に講談社から出版されている。 ほぼ命がけサメ図鑑 作者: 沼口麻子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/05/10 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る 魚好きの私には、とてもお…
今週一週間は三浦寛が担当致します。 二月に入り早々にブログの担当がまわってくる。 申告で追われる時期に重なるようだ。 私の場合は一週間分を書き留めておく必要があり、数時間で書き上げてしまう。年が変わり、すでに二月とはいえ、早々と春一番が吹き荒…
続きです。操体で言う「無」ですが 操体の臨床で言うと、 1.感覚の場合と 2.動きの中でききわけるケースが想定されます。 今まではこの二つを分けて説明していませんでしたが、二つわけてみます 1.感覚の場合は、例えば渦状波(皮膚へのアプローチ)を考…
ここで、操体を理解する上で、とても大切なことを改めて書こうと思います。 奈良の北村先生が「無の操体」ということを言っておられ、2010年に京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)のお寺で東京操体フォーラムをやった際、北村先生の教室の受講生の方から、「無の…
「きもちよさ」ってイマイチわからない、 「操体ってきもちよさっていうけど、わからない」 など「きもちよさ/快」に対する疑問は多いものです。 そういう場合、どうやって伝えたらいいか、考えます。 アタマで考えると「きもちいい」というワードから、い…
一昨年(2018年)に、長年の夢が叶い、東京国際仏教塾に入門した私です。 前半(4月~9月)は基礎過程というか、日蓮宗のお寺で合宿とか、専門家の先生方による スクーリングとか、鹿野山禅研修センターでの合宿、浄土真宗のお寺に行ったり、私は南会津の 「…
シーラカンスの他に、私が「これって『憶』だな」と思ったのが、 「阿・吽7巻」に出てくる、 若き空海と、中国の師僧、恵果和尚の対話です。 「さあ、空海、世界の真理へとダイブしよう。一緒に」 ここはどこかというと、曼荼羅の中なのです。 曼荼羅は、そ…
「憶の快」というと、何故か脳裏に浮かぶのが、 シーラカンス。 【ナショジオ】「古代魚シーラカンスの再来」より 私の場合、この映像だけでご飯3杯くらいいけます。。。 シーラカンスとか、水族館には結構な割合で飼育されている、アマゾンのピラルク。 ゆ…
今週はバレンタインデーですね。最近は「義理でチョコを配るより、自分にご褒美チョコを」と、考える女子が多いようです。私も自分で美味しいのを買って(Topsのチョコレートケーキをホール食いとか笑)みようかなと思ったりしている 畠山裕美です。 さて 「…
おはようございます。 昨日、第3分析(D3)、渦状波®について少し書きましたが、実際に臨床で被験者(患者)の方の皮膚に接触し、そこから感じとれるものからは、メカニズム的に言い表せるものではなく、生命そのものの生といった印象を受けます。 そして…
おはようございます。 これまで、操体臨床の第1分析(D1)、第2分析(D2)について書いてきましたが、どちらも、被験者本人(患者)の意識関与が多分に関わっています。 しかし、第3分析以降では、被験者本人の意識関与は遠ざけ、治しをつけてくるか…
おはようございます。 一つ一つの動きから、からだに、気持ちよさをききわける第2分析(D2)において、大事なのは快感度の質をからだにききわけるということです。 操体の病に対する捉え方は、 からだが本来のバランスを保てず、不快な動きの方向に歪むと…
おはようございます。 操体、創始者、橋本敬三先生による 「気持ちよさをききわければいいんだ。気持ちよさで治るんだからな」 という言葉。 この言葉に反応し、気持ちよさ、快適感覚に問いかける臨床を体系化したのは、直弟子の三浦寛先生でした。 三浦先生…
おはようございます。 身体を治すのは、あくまで、「からだ」。 そのからだのバランス制御の原動力となるのが、気持ちよさという快適感覚。 楽とは違う、その感覚。動診、操法に於いて、その「気持ちよさ」という感覚には、自分の意思による脱力さえも忘れさ…
おはようございます。 操体法も初期の頃は、正體術をヒントに客観的に骨格、関節の構造を診て、運動系の歪みを修正する方法がとられてきた。 この、客観的に診るとは、本来は凄く熟練を要する事なのです。 二者択一的に対なる動きを選択し、楽か辛いかの運動…
おはようございます。 東京操体フォーラム実行委員ブログ、今週は友松の担当となります。 一週間どうぞよろしくお願いいたします。 今回のテーマは「憶の快」となります。 憶の快。この憶の快という言葉は、まだ操体関連の書籍にも載ってない新しい言葉です…
操体という畑で、からだについて学び 「歪み」というものに対しての捉え方も 変化してきました。 端から見て「アンバランス」なように見えていても 果たして本当にそれはバランスが取れていないのか。 そういうことも感じる必要があることを知りました。 そ…
「臨床」って何だろう。 操体と出会って、学びを続ける中で 今でもそういったことについて考えます。 逆に、そういうことを知りたいがために 学び続けているのかもしれないとも感じます。 特にここ数年で、この問い掛けの質が がらりと変化をしてきているよ…