東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

コロナと生きる 1 縄跳び

最近、右足首が痛いという患者さんが来られた。50代女性 交代勤務になり、自宅で居る時間が増えた。近くの公園が閉鎖中なので、運動不足にならない様にと室内で縄跳びを始めたのだそうだ。 二重飛びを200回続けて飛べた、と喜んでいたら、次の日右足首…

「とばす7 ~いつしか忘れていた大切なこと~」

本日で最終日になります。 ここ何年かの間の自分の臨床を振り返ってみると、 「いかに患者のからだにきもちよさを提供するか」 「どのようにアプローチすればきもちよさがききわけられるようになるのか」 「どうすれば自力で健康を勝ち取っていける状態まで…

「とばす6 ~まずは自身がきもちよさを味わう~」

本日は昨日行った触れない臨床の内容についてもう少し書いていこうと思います。 昨日は操体の施術をあまり受けられたことのない患者と、ある実行委員にも被験者として参加した頂き臨床を行った。 共通の決めごととして ①からだのある部位に意識を置き、呼吸…

「とばす5 ~触れる臨床と触れない臨床の違い~」

本日は昨日臨床の中で感じたこと、気が付いたことについて少し書いていきます。 昨日は久しぶりに触れる臨床と触れない臨床の両方を行い、その過程で気が付いたことがあります。 操体における実際に触れる臨床は からだ(構造)→動き→呼吸→意識→感覚 また操…

「とばす4 ~触れない臨床の魅力~」

昨日の続きになりますが、私がなぜ触れない臨床に魅力を感じているのかをずっと考えていたのですが、意識とからだとその時の感覚が一つになり向き合うことが出来るからなのだと思います。 それは回数を重ねていく中でようやく気が付けたことです。 実際に触…

「とばす3 ~触れない臨床~」

今回テーマは「とばす」ということですので本日は触れない臨床についても書いておきたいと思います。 自粛生活が続いていたこともあり、最近は実際に触れる臨床よりも触れない臨床をする機会が多くなりました。 その臨床の中で私自身がやっていることは言葉…

「とばす2 ~こころとからだを守るために~」

最近思っていることとして、コロナウィルスはウィルスによる直接的な肉体に与える攻撃だけでなく、このような間接的に私達の心のストレスを与え病気にさせていくことをしているように見えます。 例えばマスクがもたらす心の影響もコロナが間接的に飛ばしてく…

「とばす1 ~自分への気遣い~」

猫ちゃん達、一週間ありがとうございます。 今週から三浦寛幸が担当致します。よろしくお願い致します。 今回のテーマは「とばす」となります。 新型コロナウィルスの影響はまだまだ続き、今までにない時間の使い方、過ごし方をしていく中で周囲の人達は場を…

飛ばす(7日目)

りんりんです。飛びつかれて?ねてます。 ねことしてのきんちょうかんとか、やせいはどこにいったの?といわれますが、たぶんどこかにいっちゃいました。 それじゃ、またね。

飛ばす(6日目)

5月1日に一歳になったりんりん(凜)です。飛ばすというか、飛ぶっていったら猫ジャンプ。 猫じゃらしをぶんぶんされると、飛びつきたくなっちゃう。 で、飛びついちゃう。 もっと飛んじゃうのが、レーザーポインター。 あの赤いのをみると、飛んじゃうんで…

飛ばす(5日目)

この黒猫さんは、よく朝見かける猫さんです。 「こっち見て」「こっち見て」と、意識を飛ばすと、こっちを見てくれます。

飛ばす(4日目)

こんにちは。ボク、小十郎です。 この写真は、にんげんにみえないものが飛んでいるのをみているときの写真です。

飛ばす(3日目)

りんちゃんが来たのは去年です。まだ小さかったけど、大分大きくなりました。面白いから、りんちゃんと追いかけっこします。全速力でお家のなかを走ります。 そうすると「すっとばすな〜!と、みうらせんせいにおこられます。

飛ばす(2日目)

こんにちは。ボク、小十郎です。久しぶりです。「飛ばす」ってどういうことかな。 いろんなものが飛んでるよね。とおいところに、「臨床(治療)」を飛ばすこともできるんです。

飛ばす(1日目)

こんにちは。 猫の凜(りんりん)と真魚(まーちゃん)です。 飛ばすって、いつもみうらせんせい(おとーたま)が、やってるやつ? 凜と真魚。

七日目 式神を飛ばす

「陰陽師」(小説とか映画とかマンガとか)に、式神がでてきます。 紙を人形(ひとがた)に切って、それを例えば人間の姿に変えて使役するとか。 「式を飛ばす」とか言いますよね。 式神 / 識神(しきがみ、しきじん)とは、陰陽師が使役する鬼神のことで、…

六日目 触れずに検査(分析する)

これは、よく私が「視診触診講座」でやるのですが、 1.被験者(患者役) 2.検査者 3. 検査者の補佐 の3人で行います。 息診(呼吸で診断分析)を行ってもいいのですが、もう少し目に見えるようにしたやり方です。 ポイントですが、検査者も検査者の補…

五日目 見える、見えない

今日ふと思い出したのは、小学生の時のことです。 今の幕張メッセの近所に住んでいた私は、小学6年の夏休み、数人のクラスメートと担任の先生の家に遊びに行きました。 帰り道、当時はまだ幕張メッセはなく、埋め立てもしていなかったので、国道14号の向こう…

四日目 世界は水槽になっている

もうひとつ。 私の気功の先生から聞いた話です。 一つの部屋の中に、人間が三人いるとします。 三人は離れて座っています。 この三人は、離れて座っているので「離れている」と認識されますが、 気功的に考えると、 この部屋(もしくはこの世界)は、大きな…

三日目 何故臨床を飛ばせるのか。潜在意識について

橋本先生は「潜在意識を変える名人だった」と、きいたことがあります。 潜在意識を変えるとは、どういうことなのでしょうか。 私の易の先生である、福永利貞先生から聞いた話ですが、潜在意識を考える場合、海と島を考えるとわかりやすいということです。 島…

二日目 場を捉える

私は20数年前に、気功医師の方から医療気功を習いました。 医療用、治療用の気功は「外気功」と言います。 自分で気を練る鍛錬法は、内気功と言って、区別しています。 今は殆ど臨床では使っていませんが、操体をちゃんと学んでいるメンバーには、三浦先生の…

初日 飛ばさなくてよかったこと。

友松さん、一週間ありがとうございました。 こんにちは。 畠山裕美です。一週間よろしくお願い致します。 前回フォーラム実行委員ブログを書いてから、世の中の状況がすっかり変わってしまいました。 操体ができることは何か、考えて行きたいと思います。 4…

読んでいて、ぶっ飛ぶ。

おはようございます。 今回のブログ担当も最終日となりました。 今回のテーマは「飛ばす」でした。 ふと、橋本敬三先生の書いた文章が浮かんできました。 生き残るものが勝つ。生き残れるか残れないか。地球上には四~五千メートルの高地に住む種族もある。…

今までの日常が飛ばされても。

おはようございます。 先日、ガソリンスタンドに給油に行ったところ、何か月か前に比べて随分と価格が下がっていました。 コロナ禍の影響で経済活動が停滞して需要が減り、それが価格に反映されているのだろうか。 そういえば、世界的な経済活動の停滞により…

飛び交う情報により。

おはようございます。 最近は、テレビをつけてもインターネットのニュース欄を見ても、新型コロナウイルス禍のニュースばかりとなっています。 ニュースによっては恐怖を感じたり、悲観的になったり、怒りを感じたり、いろいろとネガティブな感情が湧いてく…

気遣いを飛ばす。

おはようございます。 先日、銀行のATMに並んでいたところ、事務員風の若いOLさんが後から急ぎ足で来て、一度私の隣に並んでから、パッと離れて距離をとりました。 嫌われているのかなと思って視線を向けると、両手を広げて距離を測る仕草をしてから、…

偏見的言葉を飛ばさない。

おはようございます。 インターネットのニュースで知ったことだが、最近、運送業やライフラインに関わる人達、医療の最前線で働く人達、そしてその家族の人までが誹謗中傷を受ける事があるという。 あえてその内容な書かないが、通常では考えられないような…

飛車と歩。

おはようございます。 飛車は、その名前のごとく縦横に何マスでも、一飛びに移動できる。 歩は、その名前のごとく前に一歩一歩と歩を進める。 先日の夜、コンビニに買い物に出かけた時、隣の宅配業者の明かりが煌々とついていた。 いつもであれば、もうとっ…

飛車より王。

おはようございます。 今週は友松が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。 今回のブログのテーマは「飛ばす」です。 「飛ばす」という字を見て、はじめに思い浮かんだのが将棋の飛車でした。 一マス一マス、一歩一歩、前に進むことしかできない…

うごくことは、ゆだねること

ウイルスはそれ自身では細胞を持っていないそうだ。 細胞を持っている生き物のからだに侵入し、細胞に入り込むことで 活動を広げたり、増えたりすることができる。 そして、周囲にその影響力を拡げていく。 これ、「ウイルス」を「不安」と置き換えてみても …