東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

環境・・・7

おはようございます。 私たちが生きていく為には、何が必要か考えてみる。 そうすると、人によって様々な物が思い浮かぶと思います。 しかし、生命が生存していく為に何が必要かを突き詰めていくと、空気とか水とか大地とか、この地球を母体とする自然環境の…

環境・・・6

おはようございます。 今日、4月29日の昭和の日は、春季東京操体フォーラムの開催日です。 最近は、昭和の日というと春季東京操体フォーラムというように、恒例行事のようになってきた感があります。 今回の春季東京操体フォーラムは実技を中心に、オンラ…

環境・・・5

おはようございます。 今回のブログは「環境」をテーマにリレーしていますが、環境という字を見ていると、みんな巡っているんだな、という想いが膨らみます。 「環」は、そのまま循環が連想されるし「境」はさかいでもあるが、ものとものとが接する所でもあ…

環境・・・4

おはようございます。 私が操体臨床を営む店舗のまわりは、田んぼや畑ばかりです。 道路も舗装されてはいますが、農道がちょっと拡がったような道で、車の往来はほとんどありません。 その為か、犬の散歩コースにしている人も多い。 そこで問題となるのが犬…

環境・・・3

おはようございます。 普段はあまり意識していなくとも、私たちは自然環境によって生かされて、生きている。 この自然環境が著しく汚染されたり、破壊されたりすれば、生身の私たちは生命活動を営み得ない状況に陥ってしまう。 かつて日本でも公害問題が、大…

環境・・・2

おはようございます。 私たちをとり巻き、一人一人に影響を与えている環境。 この環境には、自然環境、社会環境、人為的環境があります。 昔と違って今は、ほとんどの人が病院で産まれ、病院で亡くなります。 その亡くなり方も、まだ生きようと動いている臓…

環境・・・1

おはようございます。 実行委員リレーブログ、今週は友松の担当となります。どうぞ、宜しくお願いいたします。 今回のテーマは「環境」ということでリレーしています。 春を迎え4月になり、目まぐるしく環境が変化した人もいると思います。 会社勤めをして…

感境7

昨日の続き 人間の可能性について想う。 からだを経由して、いただいたことのなかから学ぶ操体という学問は、 ある意味で、この生命の本来持っている可能性に触れ、 人間の可能性を発掘しているようなものだと思う。 それは、人間にとって、より本来の人間ら…

感境6

からだには、まだ人間の方で理解できていないだけで、可能性が満ちている。 それは生命の可能性であり、人間の可能性につながる。 操体を通して学んでいる最中にそのような生命現象に遭遇し、 生命感覚に貫通している真理と呼べるようなものに触れているよう…

感境5

からだと、からだの外の環境。 目を開けると視覚情報として入ってくる世界があり、 また目を閉じたとしても、この外部環境に常に皮膚を介して触れている事実がある。 本人の意識の有無に関わらず、からだの方で、情報のやりとりは更新され続けている。 それ…

感境4

昨日の続き 何か知りたいことがあるときに、真っ先に頼りにするのが、スマホからの情報アクセスになって数年経つ。 もしこのデバイスを充電できない環境になったら、どんなことが起こるのか、 生活観もかなり変化しそうな予感がある。 携帯電話、スマートフ…

感境3

人類の歴史は縄文時代から考えると1万数先年続いていると言われているが、この百数十年で加速的に変化しているように思う。 文明が発展することで、多くのものごとが個人から他者に「代行」されるようになり、 近年ではその担い手がどんどん「機械」に委ね…

感境2

からだの外で起きている出来事を、本人は気が付いていなくても、からだの方ではしっかりキャッチしている。 季節がくると、頭を悩まされる人も多い「花粉症」も、 いち早くからだの方でその到来を感じ取って、本人に体調変化として伝えてくる。 花粉症ではな…

感境

おはようございます。 瀧澤実行委員、一週間のブログ投稿ありがとうございました。 本日からテーマ「環境」のバトンをいただいて、寺本が投稿致します。 よろしくお願い致します。 「環境」には「からだ」という切り口から眺めてみると、その外側での出来事…

からだからいただく環境に重ねて⑦

からだからいただいて、感じられることがあります。 からだがききわけていることを素直にいただくと、からだが教えてくれる、ということ。 環境ということも、からだはどんなふうに教えてくれるんだろう。 そんなふうに向き合っていました。 ほんとうにそう…

からだからいただく環境に重ねて⑥

からだからいただいて、感じられることがあります。 本人の不満とは関係のないところで、からだに「快」は満ちている、ということ。 臨床の空間も一つの環境です。 操者のからだも環境。 被験者のからだも環境。 これだけあれば、もうわたしは要らない。 置…

からだからいただく環境に重ねて⑤

からだからいただいて、感じられることがあります。 誰かがそういったからそうなのではなく、からだで感じられたからそうなのだ、ということ。 迷ったときは初心に返れ、と言いますが、その初心はどこにあるのか。 わたしの中にあるのではなく、からだの中に…

からだからいただく環境に重ねて④

からだからいただいて、感じられることがあります。 からだが感じている環境は元気の素になっている、ということ。 漠然とした不安や焦りを感じているとき。 身心の状態を立て直そうとあれこれやっても、今一つのことがあります。 そんなときも、わたしの思…

からだからいただく環境に重ねて③

からだからいただいて、感じられることがあります。 「息」は、入れようとしないほうが入ってくる、ということ。 以前は作法が先にあって、その作法にのっとって「息」と向き合っていました。 どこかに「息」を操ろうとしていたわたしがいたのです。 けれど…

からだからいただく環境に重ねて②

からだからいただいて、感じられることがあります。 「わたし」が感じている環境と、「からだ」が感じている環境は違う、ということ。 どうして、そのように感じられるのかという理由。 それは、「息」が教えてくれるからです。 わたしの周りの環境が、わた…

からだからいただく環境に重ねて①

岡村さん 一週間のブログ投稿ありがとうございました。 今日から一週間、「環境」というテーマで繋いでいく瀧澤です。 よろしくお願い致します。 からだからいただいて、感じられることがあります。 「生かす力の環境」を身近に感じられるようになってきてい…

生命現象で紐解く「環境」⑦

毎日、朝起きてから一日中に行う「環境」と「からだ」の循環。 外から息を吸って頂いたものを、中で代謝したものを元にかえす。 考えてみると、「息」「食」「動」「想」は、すべて「環境」ありきなのです。 しかも一日に、約二万回も呼吸をしているんですか…

生命現象で紐解く「環境」⑥

(つづき) 「環境」は環境でも、生まれてくる前、胎児の「胎内環境」は面白いのです。 食べたり飲んだりすることは「操体」で「食」と関係しています。 生物の「食」進化を考えてみると、胎児がどのように口腔機能を獲得しているか は、非常に興味深いもの…

生命現象で紐解く「環境」⑤

(つづき) 「呼吸」は、「環境」との状況下で生じる「生命現象」そのものです。 そしてヒトの「からだ」には、毛細血管が張り巡らされているわけです。 これは、本当に小さく、微弱で微小な「内圧の変化」にも鋭く、変化します。 ここで、皆さんも普段の「…

生命現象で紐解く「環境」④

(つづき) 「環境」における生存競争は、常に法則性があるようです。 ここで生き残るものが勝つ、生き残れるか生き残れないかも、その一つ。 「説得術 講談社現代新書 増原良彦」より 説得術 (講談社現代新書 696) 作者:増原 良彦 講談社 Amazon 気象大学教…

生命現象で紐解く「環境」③

(つづき) 原始感覚の快は「からだ」が感じているのです。 環境が変化しても「からだ」は常に、生命現象の状況を感じています。 これは、天然自然の大法則ですから、時代が変わっても変わりません。 実際、大昔の人が残した書物を今読んでみても、現代に通…

生命現象で紐解く「環境」②

(つづき) 皆さんは、「環境」をどのようなイメージで感じているのでしょう。 地球上の生命体に存在する人間も、「環境」条件下での生命の現象の一つです。 生体の歪みを正す 橋本敬三論想集 作者:橋本敬三 創元社 Amazon 橋本敬三師の著書中、「生命現象」…

生命現象で紐解く「環境」①

石田さん、紹介ありがとうございました。 今週「環境」をテーマに、一週間を担当する岡村です、よろしくどうぞ。 まずは、「環境」の定義を調べてみましたよ。 ①「環境」は、生活体(主体)が活動するすべての空間を意味する。 「生活圏」と言い表すこともで…

環境 その7

私は今、非常に恵まれている環境の中で生活している。 月一回は操体の実行委員メンバーで集まりなんかかんや勉強出来ている。 仕事も協力してくれてる販売店さんが多数いる。 趣味のゴルフメンバーも最高だ。 この環境を崩さずに少しずつ変化している内容に…

環境 その6

最近、Twitterを再開した。 自分の趣味アカウントのMr.Childrenの。 このSNSの環境はファンだらけ。 同じ趣味を持つ人同士の交流がすごい! 会ったこともない人同士で盛り上がっている。 ただ単に共感することだけがどんなにありがたい環境が知ることができ…