2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧
おはようございます。 空を見上げると、もくもくとした入道雲ではなく、青いキャンバスに筆でス~と白い線を気の向くまま描いたような雲や、白い小さなかたまりが無数に拡がるイワシ雲をみることが、多くなってきた。 イワシといえば、水族館の水槽などで集…
おはようございます。 今年は例年になく暑い日が続いていた。 それでも、秋の彼岸が過ぎたあたりからは、涼しさも感じられるようになり、晴れ渡る空は高く、すがすがしく感じる。 すがすがしいのは良いのだが、何かさみしいような気持ちもあるのは何故だろう…
先日、「うんこと死体の復権」という映画と出会い、東中野のポレポレという映画館の回数券を衝動買いしたのち、先の関野吉晴氏の活動を追った作品を観たり、いくつか上映作品を観てきました。 映画を観るということ自体久しぶりだったのですが、どの作品も今…
畑、コンポスト、お腹のなか 土いじりや日々のコンポスト観察、またからだのなかの目にみえない腸内微生物のことに興味を向ける機会が増えて、大小様々な規模ではありますが、それが自分にとっては自然なるものに触れている、自然なるものを感じている、生き…
(つづき) なんちゃってでもコンポストを通して土に接していると、 この空間には目にみえないものも含めて実に豊かな生き物の集まりが存在していることを感じます。 土というと無機的な物質のなかに昆虫その他の生物が潜んでいるイメージが強かったですが、…
(つづき) 実際にやってみたときに、どんなことを感じ、どんな風に考え、次に繋がっていくのか。 「実践」から生まれる「観察」の機会は、どんな些細なことでも、やってみると自分事としてじっくり向き合えるものだと思い出させてくれます。 土の中の豊かな…
(つづき) 人間は何のために口からモノを食べているんだろう。 最近そういうことを考えたりしています。 私自身は食べることがとても大好きな人間なので、朝・昼・晩と三食食べることを常とし、一日のなかでお菓子もつまみながら日常生活を過ごしていたので…
(つづき) 毎日のように手作りのプランターコンポストに野菜や果物ののこりかすを与える日々。 コンポストという生き物の集合体にご飯をあげて育てているような気持ちになります。 不思議なことですが、こういったことを繰り返していると、コンポストが自分…
おはようございます。 瀧澤さん、一週間の間(マ)のひととき、たんまりといただきました。 本日よりテーマを「フリー」を引き継いで寺本が担当致します。 よろしくお願い致します。 前回、ブログでご報告したなんちゃってコンポストですが、マイペースで続…
「重心の学習」の基本となる立ち方-自然体律位-と、間(マ)の生かし方を学んでいると、「じぶん」の軸がいかにして創られていくのか、ということが感じられるようになってくる。 「からだ」の外側と内側にある二つの「くうかん」から届くそれぞれのメッセ…
「からだ」の外側と内側にある二つの「くうかん」。 それぞれの間(マ)を生かすうえで、これは大事だなと感じていることがあります。 それは、「意識操作」を減らしていくことです。 今わたしたちが学んでいる重心の適性にかなった「呼吸」や「うごき」では…
「あっ、なんかいい風」。 「からだ」の外側の「くうかん」からのメッセージをキャッチするときって、こんな感じなんです。 「感じよう、感じよう」と気負わなくても、ふっと意識が向くような間(マ)があります。 こういうときは、「感覚」と「意識」の基準…
「ゆっくり」には、時間的に感じられる間(マ)と空間的に感じられる間(マ)がある。 確かにそう感じたできごとがありました。 先日、野菜を洗浄し、選別する作業の機会をいただいたのですが、流れ作業の速度はけっこう速く、とても「ゆっくり」とはいえな…
TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。 なんだかすっかり「施術+ベーシック講習開催可能」月間予定の更新を忘れていましてすみません。 www.teizan.com 今年の10月は割と予定が空いておりますので、ご希望に添える日も多いかと思います。 www.teizan.com
こんにちは。TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。何だか気がついたらもう9月も半分過ぎましたね。まだ暑いけど。 先日秋のフォーラムについての打合せがあり、秋のテーマは「もっと丸ごと操体法」になりました。 2024年秋季東京操体フォーラム | Tokyo …
普段の生活の中でやっている一つ一つの動作を「ゆっくり」にしてみる。 患者さんにこのようにお伝えすることがあります。 子供の頃に大人に急かされたり、仕事で効率化を求められたり、頭の中が考えごとでグルグルしていたり、いつの間にか速くすることが当…
ゆっくり。 操体の動診・操法において大切なこと。 感覚分析(一つ一つのうごきをとおして、快適感覚の有無をからだにききわける)では、「ゆっくり」からだのうごきを表現することで、感覚をからだにききわけやすくなる。 このような学習の始まりがあり、初…
岡村さん、一週間のメッセージありがとうございます。 原初の間(マ)よりつながるわたしたちの「生命」。 人間はもっと「からだ」を信頼していいし、「生命」を自覚していい。 もともとある間(マ)を生かしながら、新たな間(マ)を生みだしていけるのです…
近年の研究によれば、人間の脳は並外れて可塑性が高い事実を報告されている。 通説に反して、ある種の脳細胞は失われても補充されることが明らかになった。 人間の脳のうち、一番新しく進化した前頭前野は、新しい経験に反応し回路を作り直す作業を、なんと…
現代人はネオテニー(幼形成熟)の類人猿霊長類である、という説を支持したい。 様々な未熟・成熟により、人間の脳は巨大化していったその理由とは何か。 なぜ未成熟な状態で生まれるか。 環境に適応するにはその方が有利だったからである。 元を正せば足の親…
H OX遺伝子は親趾スイッチであった。 私たちの足にずんぐりした太い親趾が現れ、歩き走れる突然変異が促された。 親趾以外の8本の趾は短くなり、踵は長く細くなり、小さな骨と土踏まずからなる複雑なシステムも作られる。 前後左右に体重が移動するたびに、…
生まれて立ち上がり、歩いて話す。 母趾の所作が、具象の世界から思想的形而上的な世界へ、一瞬に飛躍していく様を、「からだ」で解き明かしてみたい。 その狙いは、初めに働きとして足の親指があったことを、進化論での根拠と感覚の根拠から解き明かすこと…
足の臨床医学。 足でできることは運動だけでなく、触感温感、冷感などの情報も入っている。 故に、足底の皮膚を意識して生きていたい。 生かされているのだから、休むことなく、常にセンサーとしてのメカノレセプターを使う。 重力場としての空間、からだの…
人は生まれたときに既に反射のレベルで「歩く」動作に合致した足の動かし方を身に付けている。 生まれて間もない赤ちゃんを脇の下を抱え、床に立たせるようにする。 足裏を床に接触させ、体幹の軸を少しだけ前に傾けてやると、赤ちゃんは、ちょうど歩くよう…
今週もテーマは、フリーとなりまして、岡村が一週間担当致します。宜しくお願いします。 人は立つ動物です。 立つ事は人間の基本です。 立つことが基本にあるから、手で何かを作り、考えながら細かな作業を行い、高度な感性を育てつつ精神活動をするための大…
弥陀の本願
親鸞一人がためなりけり
たとひ法然聖人にすかされまいらせて、念仏して地獄におちたりとも、さらに後悔すべからず候ふ
非僧非俗
愚禿