東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

三浦 寛幸(みうら ひろゆき)

「常識を疑う目 ~常識と共に生きていく中で~」

今年最後のブログになります。 今回与えられたテーマは今年一年の学びそのものだったように思っています。 今まで私達が当たり前としてきた「常識」から半歩距離を置いて、何度もそれが正しいのかを検証していくことの繰り返しで、そんな中で私が掴んだこと…

「常識を疑う目 ~様々な方向から捉えてみる~」

私の中で常識というものの捉え方の参考にしているのが野村克也さんの本です。 野村さんは選手としても監督としても偉大な成績を収めてきましたが、私の印象ですと厳格な方で基本を大切にし、選手にはアスリートとしてだけでなく一社会人としての生き方も大事…

「常識を疑う目 ~選球眼を培っていく~」

以前読んだ東洋経済ONLINEのサイトで常識を疑うことにおいて重要なのは「常識を疑う態度を身につけるということではなく、見送っていい常識と疑うべき常識を見極める選球眼を持つこと」と書かれていました。 私も日々操体の学びの中で「これで本当に正しいの…

「常識を疑う目 ~常識の価値観では見えてこないもの~」

このテーマに決まってから自身の今までを振り返ってみると、学ぶということにしても臨床にしても若い頃に信じられなかった非常識的なことが今の自分の当たり前になっていることに気が付きました。 皮膚に触れるだけの臨床にしても、また空間を通じて人を診る…

「常識を疑う目 ~エジソンの言葉から思うこと~」

「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」 かの有名なエジソンの言葉である。 先日、この話で話題になったのですが、私は今までずっと99%の努力によって1%のひらめきが生まれてくるものだと思っていましたが、エジソンの真意は違うことを知りました…

「常識を疑う目 ~からだにとっての常識を変える~

「操体の常識は世間の非常識」 これは先月開催されたフォーラムや今回のブログで実行委員の寺本さんが言われていた言葉です。 生前、橋本敬三先生は「ワシのやっていることは60年先のことをやっているから今理解出来る者はいない」と言われていたそうですが…

「常識を疑う目 ~何を主体にして常識にするのか?~

三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週から三浦寛幸が担当致します。お付き合い下さい。 今回のテーマは「常識を疑う目」となりますが、振り返ると今まで非常識に思われてきたことがいつの間にか当り前の常識になっていることが多くあります。 畠山…

可能性7 ~なぜかは分からないが~

本日で最終日になります。 近頃は講習の場においても臨床を通すことが多く、場が増えるにつれて人に見せる機会も多くなりました。 その中で「なぜこうしたのか?」という質問を受けることがあります。 聞かれたことは素直にそのまま答えるので、ありのまま答…

可能性6 ~日常のちょっとしたことから~

自転車が壊れてしまったので一週間の間職場まで歩いて行っています。 笹塚から原宿まで往復で約二時間程ですが、歩くということをじっくり味わいながら自分のからだと会話しています。 ずっと自転車慣れしてしまい、なかなかこういった機会がなかったので見…

可能性 ~繋がっていること~

以前にも書いたことがありますが、操体の学びを得ていると「ある日突然出来る」という不思議な現象に遭遇します。 これは操体に限らず学び続ければ誰でも遭遇することで、個人の能力に関わらず早かれ遅かれ、出来なかったことがいつの日か出来るようになるの…

可能性4 ~臨床と人生の可能性~

最近は何かやりたいことがあったら、まずは考えるよりも行動に移すようにしています。 臨床にしても、プライベートなことにしても思いついたことは結果を気にせずにトライする。 昔から何をやるにしても、まずは物事を順序立てて、その結果を良いものなのか…

可能性3 ~ご縁~

近頃、大きな成功を収めている人を見ていると、例え本人が望んでいなくても自然に人が集まってきているように見えます。 そういった人達は人とのご縁も当然大切にしていると思いますが、それ以上に自分がやっていることとのご縁を大切にしている。 自分の新…

可能性2 ~周囲の人達から受け取っているもの~

操体の学びを得てから学ぶ以前と比べやってみたいことが増えたなと思います。 それは周囲に自分が興味を持てることを趣味の範囲ではなく、生計を立てて取り組んでいる人が多く、その影響が大きいように感じます。 音楽にしても、アートにしても、昔から自分…

「可能性1 ~一つの本との出会い~」

三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週からは三浦寛幸が担当致します。お付き合い下さい。 今回のテーマは「可能性」です。 このテーマを聞いた時、ふとこの本が脳裏に浮かびました。 新装 ぼくを探しに 作者: シェル・シルヴァスタイン,Shel Silve…

「ヒビキとやっていることの本質」

本日で最終日になります。 最近月に1、2回程、義兄のからだを診させて頂いています。 義兄はとて感性が豊かな方で時間があれば日本各地を旅行し、その地のお酒や料理を食べ歩くことを趣味にしています。 そんな素敵な趣味を持つ義兄は操体の臨床で体感する…

「ヒビキと生命の記憶」

私が操体の臨床を初めて受けたのは10歳位の時でした。 確か足肢の操法のモミをしてもらったことを記憶しています。 当時は父が何をしているのかもよく分からないまま、「何かきもちよいことをしてくれる」という期待と共に帰りをずっと待っていました。 今…

「ヒビキと子供の感性」

先月の施術界と今月開催された操体マンダラに受講生で勉強されているお子さんが参加された。 お母さんと同じく、とても感性が豊かなお子様で三浦先生にマイクを向けられても動じずに分からないことを素直に質問している姿にはとても感心しました。 その彼と…

「ヒビキと空間」

臨床の現場に身を置いた時に大切にしていることがあります。 「患者ではなく、からだを診ること」 これは操体の学びを得て、10年間常に自分に問いかけてきた言葉です。 この意識は常に持って臨床に望んでいますが、気が付くとからだと向き合っている中で「痛…

「ヒビキと言葉」

最近、特に臨床の中で気を付けているのが言葉の使い方です。 操体の臨床は「感覚をからだに聞き分ける」ことを重要視しているので、私達が使う言葉一つでからだに聞き分けることが出来なくなるケースもあります。 例えば触診する時に「これから触(さわ)りま…

「ヒビキと記憶」

自身にヒビいた言葉は不思議なことに忘れかけた頃に蘇ってきます。 無意識の中でまるで8の字のように巡り巡って大切な時に私に語りかけてくるかのようです。 8という数字は操体では馴染みの深い数字ですが、ヒビキもからだの動きと同じように8の字に循環して…

「ヒビキと感動」

三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週から三浦寛幸が担当致します。よろしくお願い致します。 今回のテーマは「ヒビキ」です。 私自身「ヒビキ」から得られるものは感動に繋がることだと思っています。 ここでいう「感動」とは人から与えられて涙…

「くいつく 〰その7〰」

一週間、自分の感じる「くいつく」について好きに書いてきましたが、このテーマと向きあっていく中で何事も自身のからだに通して体感することが大切だと思いました。 橋本敬三先生も「食うか、食わぬかはてめえの勝手」という言葉を私達に残して下さいました…

「くいつく ~その6~」

最近ニュースやスポーツ紙ではアメフトの問題が取り上げられています。 私も少なからずスポーツに関わりを持つ人間なので、この問題で思うことを少し書いていきたいと思います。 ニュースを最初に見て最初に思ったことは現在はスポーツの根底にあるものが愉…

「くいつく ~その5~」

時に自分が取り組んでいることにおいて本気で語り、衝突し、争っていくことも進化していくことにおいて必要なことだと近頃感じている。 私も含めて出来るだけ穏便に学んでいきたい、争いだけ避けたいのが本音としてある。 しかしやっていることに対し真摯に…

「くいつく ~その4~」

先週の日曜日に施術体験という形で操体の臨床に興味を持たれた方達を対象に臨床を通す機会がありました。 まだ開業していない私にとっては操体を知らない人達を相手に臨床を行う機会は本当に貴重な場です。 ただ「からだを診て治していく」のではなく操体と…

「くいつく ~その3~」

私が操体の世界に足を踏み入れた理由の一つに現在も実行委員で共に学びの場を共にしているOさんの存在がありました。 三浦先生が橋本敬三先生に最初に出会った時と同じような感覚だと思いますが、私もOさんと操体を学ぶ前に初めて出会ったのですが「こんな素…

「くいつく ~その2~」

先月の話しになりますが、今年も無事春季東京操体フォーラムを開催することが出来ました。 今回もいつも起こし頂いているスペシャルな先生方と新たなスペシャルゲストを交えて操体を様々な視点から捉え話せたことで、私も含めて話を聞けた人達が自身の人生を…

「くいつく ~その1~」

三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週から三浦寛幸が担当致します。 よろしくお願い致します。 今回のテーマは「くいつく」になります。 このテーマを頂いてから操体を共に学ぶ同志達がどのような意識で「くいつき」、それをどのように租借してい…

「正義と悪 ~その7 筋を通す~

「自分のやっていることを貫く、または自分のやってきたことに筋が通せる」ことが現在の私が思っている「正義」の姿です。 私自身、38年間の間で様々な職に就き色々な経験もしてきましたが、橋本敬三先生や三浦先生達のようにやっていることを貫き、筋を通し…

「正義と悪 ~その6~ 歴史から学ぶ正義」 

最近、週刊ヤングジャンプに掲載されている「キングダム」を愛読しています。 キングダム 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者: 原泰久 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2012/06/22 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (3件) を見る この漫画は…