半蔵(はんぞう)
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47 どうぞ聴いてみて下さい。 鳥が大空へ飛んで行くイメージ www.youtube.com
テレビもラジオもチューニングすると、それぞれの曲の周波数と同じ周波数の弱い電波を飛ばして、曲からの電波をキャッチするという構造らしい。 人間と同じだ。 男女の(ビビッとくる)出逢いは、生存戦略のためのフェロモンによるものらしい。 友人関係は、…
感染防止のために、オンライン会議、オンライン授業・・・電波を飛ばして繋がる。 ポスト・コロナ時代は、この様なスタイルがビジネスも勉強も主流になるのではないか、と発言する有識者や評論家も増えて来ました。 ちょっと待って頂きたい。 オンラインとか…
最近、右足首が痛いという患者さんが来られた。50代女性 交代勤務になり、自宅で居る時間が増えた。近くの公園が閉鎖中なので、運動不足にならない様にと室内で縄跳びを始めたのだそうだ。 二重飛びを200回続けて飛べた、と喜んでいたら、次の日右足首…
客観的には乱雑に見えても、主観的には整っている空間がある。 誰のためにするのか? 何のためにするのか? 春季東京操体フォーラム4月29日開催です。 今期のテーマは 「生活動作をプロデュースする。半歩踏み出すための一歩 操体のBaby Step」。
真・善・美で何とかなれば良いが。 それだけでは、ととのわないだろう。 やはり、おさまる、おちつく、くつろぐ がなければ。 春季東京操体フォーラム4月29日開催です。 今期のテーマは 「生活動作をプロデュースする。半歩踏み出すための一歩 操体のBaby S…
からだをととのえるとは、どういうことか? つくりか、うごきか、エネルギーか。 「腰が入る」「背筋が伸びる」「胸を張る」 これらは全て、その人の生きる姿勢によるものだ。 作為によるものではない。 春季東京操体フォーラム4月29日開催です。 今期のテ…
混沌とした状態から言葉を見出した時、人は思考したということになる。 発想・イメージの段階を、もう少しまとめて言語化する。何かあやふやなものをつかまえて形にする訳だ。 言語化すれば、伝達し共有化でき、再現性が高まる。 しかし、そう簡単なものでは…
相手チームの打線の様子を見て、修正していく。優秀なピッチャーはこれが出来る。 現況に合わせて調整していく能力は、どの分野でも要求される。 柔軟な対応、どう筋を通して、何をコントロールして、何を目指すのか。 春季東京操体フォーラム4月29日開催で…
何かを始める時に、準備万端調えてスタート出来るに越した事はない。 『夢芝居』では、 ~恋はいつでも初舞台~ と歌われている。 恋だけではなく、人生で直面する課題は、ほとんど初舞台ではないだろうか? もの足りない、もっと上手くやれるのではないか・…
庭を掃き清めるのに、塵一つなく、落葉の一枚もなく、さっぱりとした方が良いのか? そうしても、少し時間が経てば、また風で運ばれて来る。 見苦しくなく、不快でもなく整えられていればいい。 風情、佇まい、趣き ここにもバランス感覚が働いている。 春季…
小学校5年生の時に、授業で与えられた「自学ノート」(何でも良いから、自分の興味を持ったテーマについて研究し、ノートにまとめる)の課題を、中学生になっても高校生になっても自主的に続けている少年のドキュメント(NHKスペシャル 2019.11.3…
植物系で生産するエネルギー量を 動物系がそれを越えて消費しない様に 自分を大事に おからだ大切に
操者の がんばらない 「治すことまで関与するな 治しは、からだがつける」(橋本橋三)
「行く」(自力)と「来る」(他力) その接点でやればいい
意識で入って 無意識にゆだねる 気が付いたら、娑婆に居る
自然にまかせる 流れにまかせる シンクロする 音が消える 時間が止まる
只管打坐 ただ坐る ただやることは難しい 考え尽くした果てに、真白になって ただやる
世の中には、幾多の健康法や心身調整法が在る。 私は寡聞にしてその全貌を知らないが、私の知見の及ぶ限りでは、その多くはジムとか道場などに出向いて、衣服を整えて、その流儀における聖なる状態で行われているものと思われる。 もちろん、操体においても…
上記と題する小論が『生体の歪みを正す』に載せられている。 生体の歪みを正す オンデマンド版:橋本敬三論想集 作者: 橋本敬三 出版社/メーカー: 創元社 発売日: 2010/08/25 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 25回 この商品を含むブログ (8件) を見る …
自力自療とは、自分自身が診断・治療の主体である、という事である。 操者も人の子である。体調を崩すこともある。 そんな時、(健康傾斜が大きすぎるものでなければ)自分で自分の健康を管理する事が出来る。 有難い医療体系である。
先に、東西医学の相違点として、病名と証という診断の仕方をあげた。 前者は、神から授けられた職としての絶対者の立場で、医者によって客観的に確かめられるのに対し、後者は、その主体が患者の側にあり、患者の示すものでありながら、医者によって、理解さ…
病名と証 の違いが東西医学の最も根本的な相違点であることは、先達の誰もが強調されている。 しかし、「証」を定義する事は至難である。 ここでは、めんどうな話を抜きにして「証とは治療法である」としておこう。 例えば、〇〇湯証であれば、〇〇湯を与え…
漢の時代は、それまでの文化を集大成したことで評価されている。 「漢方」と呼ばれる中国医学もその一つである。外来医術を体系づけ再構築したものである。その諸法の中心に位置づけられたものが「導引按蹻」である。 導引は、四肢を動かすこと、按蹻は、手…
テーマは引き続き「私があなたに操体を説明したら」です。 西洋医学が病気を治すための疾病医学であるのに対し、東洋医学は「未病を治す」と言われる様に健康医学である。 操体は、この系譜に属する。 操体の身体観は、健康な状態が疾病状態に傾斜している、…
丁寧に生きようとすると、我々は過去の誰かが創った言葉や概念を使って、日々多くの物事を処理していることが分かる。 でも、本当に生きる(少なくとも、人生の重大な決断をする)時は、自分の内から湧いて来る感覚やことばに依拠するはずである。 人生は、…
念願の操体法を学べる喜びで、講習会に参加することが嬉しかった。 当時、三浦先生は、第2分析から第3分析へ飛躍しようとされている時期だった。 とにかく、三浦先生は止まらない。 「やっていれば、変化するのがあたりまえだろう。」これが先生の口癖であ…
「召命」という言葉がある。 私は、この本に呼び出された。 当時、私が住んでいた所の最寄り駅のそばにある本屋の家庭の医学の棚に置かれていた一冊から、私は声を掛けられた。 「オイ君、そこの君!」それは、声ではなかったかもしれない。かなりの距離があ…
理学療法士として勤務しながら、夜学で鍼灸学校に通った。 そこには、18才~60才の老若男女達が居て、毎夜が異文化交流会でとても楽しかった。人生で一番面白く充実した学生時代だった。講師陣も個性が強く、今では望んでも得られない懐の深さと多様性が…
理学療法学科に入学し、勉強を始めると、色々と疑問が浮んで来た。 2年生の時の夏に、評価実習というものがあり、実習先の病院で最初の「操体法」との出逢いがあった。 実習生の私を担当して下さったスーパーバイザーのU先生の粋な計らいで、リハドクターD…