岡村郁生(おかむらいくお)
「想念」とは、 生きかたに直結している、と感じています。 生きかたの中で、間(マ)をいかす。 ふと『今の生きがいは何だろう』と考えたり、自己の存在意義について、改めて想いを馳せ 意識するのも、いい間(マ)です。 例えば、自分自身に問いかけ、間(…
今日は「想念」をわかりやすく、 脳の働きで説明してみます。 脳のホルモンで伝える「快」神経のルート。 それには、三つの幸福が考えられます。 一つは、「セロトニン」によるもの。 これは、減らない幸せと言われており、 「太陽光」を朝浴びて、「リズム…
生命エネルギーの入出力。 そのバランス現象でいえば、操体で語る 「想念」も、それは大きく、自分の健康増進 に関与しています。 操体を学んでいるとよく聞く、「言葉は運命のハンドル」。 これも実践すると、周りを見て感じとることになるでしょう。 「想…
「力を抜いて」とよく聞きますが、力が 抜けない方も臨床上よく見受けられます。 このような力が抜けない方は、 常に力が入っていることを自分で認識 できていないので、 本人の意識と「からだ」の意識にズレ がある状態とも言えるでしょう。 臨床上、前回ま…
吐く息(呼気)を通しながら体を動かすことは、あらゆるエクササイズ でも、当たり前のように指導されていますよね。 これは、体一つ一つのパーツが意識しやすくなることによって行われて いると思うのですが、逆に、全身のつながりは意識しないと、もしくは…
「臨床」と「生活」といった場での操体。 これには「生き方の自然法則」即ち、生命エネルギーの入出力のバラ ンス、その同時相関相補性をとらえたもの「息・食・動・想・環境」 があることは、前回のブログでお伝えしました。 なかでも、普段生活で切っても…
今回のブログのテーマは,「臨床と生活にいかす操体法」です。 一週間、よろしくお願いいたします。 操体を生かす工夫、といえば操体法の書籍に「生き方の自然法則」 として、「息・食・動・想・環」があります。 三浦理事長は、「生命エネルギーの入出力のバ…
(続き) 「息・食・動・想・環」が、「生き方の自然法則」となるのであれば、 「想念」に受け入れる「意識」、言葉の使い方・捉え方、運命のハンドル。 大切なのが「大脳新皮質」であると、自覚できない偏りがあるならば、 そこに気付けば「生き方の自然法…
(続き) 仮に、大脳新皮質の脳と、それ以外の脳に、それぞれ意識があるとした場合。 「大脳新皮質」主体の場合は感覚的に、 「息・食・動・想」そして「環境」は、個体における外界の適応において、 意識・信念・心のような、「精神活動」で対応しやすくな…
(続き) 「生き方の自然法則」 それは、「息・食・動・想・環」 呼吸すること、食事をとること、体を動かすこと、思ったり念じたり、 考えたりすること、それからそれらを包んでいる環境のこと。 これら全て、瞬間瞬間で、同じようにそれぞれ関係し合い、そ…
(続き) 橋本敬三先生がいらっしゃった温古堂。 実際にご縁があった皆様や、患者様も少しずつ年齢を経た今は、 当然、時の流れを受けて、重ねて、高齢化してきている。 循環していれば変化して当然。 その都度の変化を受け、更に熟成して、透きとおっている…
(続き) 生命現象とは法則性。 流れている代謝。動いている細胞。 機能を持つ組織。識別しうる意識。 多種多様な変化、変性・変容も受け入れる法則性。 「生き方の自然法則」=「息・食・動・想・環」。 様々な時代に流れは生まれて、そして継承され練り上…
(続き) 橋本敬三先生の語られていた昭和時代。 「息・食・動・想・環」合わせて5つの「生き方の自然法則」は、 継続して循環している「同時相関相補性」を具現化しているんですよ。 本を読んだから知っている、実際にやってもらって知っている等々も、 一…
「操体」を「自由なテーマ」でブログを担当する、茅ヶ崎在住の岡村です。 一週間どうぞ、よろしくお願い致します。 「操体・操体法」のことを、初心に返って考えてみると、 興味の内容により、操体法の印象は人によって異なるかもしれません。 なかでも「生…
宇宙と地球から感じとる、「からだからのメッセージ」。 大袈裟ではなく、それを可能とする「超エネルギー」はあるんですよね。 今後の宇宙実験において、研究あれている注目したい事実がありました。 宇宙に打ち上げて、または無重力環境に近い条件下におい…
「からだからのメッセージ」を聴いているのか、いないのか。 統計を出して頂けると嬉しいと願いつつ、日本人は長寿国になりました。 2023年度中に100歳になる人は4万7107人。 女性の最高齢は、明治40年生まれの116歳。 男性は明治44年生まれの111歳。 医療や…
脳神経専門の方が教えてくれたこと。 30年前は、脳卒中専門のリハビリ病院で、麻痺症状が改善すると伝え ること自体がタブーの時代だったそうです。 でも、「Nature」の論文に、実は、脳神経細胞も分裂して、新生を起 こしているのである、と画期的な発表が…
(③からつづく) では、「からだからのメッセージ」を聴いて眠りを導いていく方法と、 一般的に睡眠の補助として服用される方の多い「お薬」との違いなど、 割と多く見られる睡眠導入剤(睡眠薬)の服用はどうなのでしょう。 『夜になったら寝るのが当然』と…
(②から続く) そもそも睡眠時間や、睡眠に適した時間帯に、絶対はありません。 「睡眠とは個性である」と語る、睡眠学会の専門家の言葉もあります。 眠ることは、眠くなる理由があるのです。 研究論文によれば、睡眠に関わっているとされる神経シナプスに吸…
(①から続く) 「ウッカリして寝ちゃいました」では通用しないこともあります。 人に迷惑を掛けてしまう時、眠くなってしまったからでは困るのです。 運転中であれば、目を閉じてしまい事故を起こしたりするケースもあり、 実際に「ナルコレプシー(過睡眠)…
今週1週間担当する岡村です。 どうぞよろしくお願いいたします。テーマは「からだからのメッセージ」となります。 まずは、からだからのメッセージの一つでもある、眠くなってしまう 現象について考察しますので、しばらくお付き合い下さい。 睡眠とは、不思…
<エピソード⑯> (「食」に関して) トルストイが、 「この世に屠殺場があるかぎり、戦場はなくならない」と、言ってるんだよな。 ただ、本当に「青汁」だけで生きていける人は、いるの? <エピソード⑰> 葛藤。 その都度回答したり、悩んだりしなくてもよ…
<エピソード⑬> 水の中の気付き。 愛は直線でとおる。 感謝、ありがとうは、末広がりでとおる。 全体一体の円、数珠。 <エピソード⑭> 生命は生命相、水分としての構成にも命(いのち)があり、 命(いのち)があるから言葉に反応するんだろう。 言葉は命…
<エピソード⑩> 石の上にも3年。 一万時間は1つのことを学ぶ。後は辞めないことである。 学ぶことをやめないことだよ。 学び続けているのであれば、必ず試されている時期が来る。 これは、必ず来る。 来た時に、うかうか乗るなよ。 乗ってしまえば、先は見…
<エピソード⑦> 「救い」=「太極の意志」 生かさせてくれている命(いのち)に対して、 意識を向けなさい。 もともと、そのような身分からなる命(いのち)なんだから。 <エピソード⑧> 無量の法とは、全てに生かされている方のこと。 自然法則とは、太極…
<エピソード⑤> 自分ができる臨床とは、次元を超えていく臨床にある。 不可視な現象とは、次元を越えようということである。 操体の学びは、 可視と不可視の現象のものを反発し合う傾向があっても、 両方入って生かすことができる。 「花は心、種は枝」。 …
<エピソード③> あのね。 やっていることが繋げて、繋がっているのかな、ということなんだよ。 命(いのち)、あの世、橋本敬三先生とね、 つながっていることを感じ取れるか、どうかなのだよ。 あの世とこの世はつながっているのだけれど、 自分の中で境界…
今週からブログのテーマは「まるごと操体」になりまして、 一週間担当する岡村です、よろしくどうぞ。 早速ですが、「操体」の個人レッスンを私自身学び直してみると、 三浦理事長から習っていた記録より、印象的な言葉をいただいていたので、 これを「まる…
操体の臨床とは「触れる」こと。 目に見えるものだけではない。 目に見えないミッシングリンクを感じる。 例えば、大気や重力の関係。 私たちは、それから離れることはできない。 食べていても。 呼吸していても。 動かしていても。 考えていても、それに触…
「操体」の臨床において。 ボディーの歪みは、絶対性のものと相対性のもので識別できる。 重心の適正なポジションを決め、触れているから、識別できる。 重心の適正が成されたポジションは、自然そのものに『触れ』ている。 まずは、刺激にならないように。 …