東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

畠山裕美(はたけやまひろみ)

修行。。5日目

「イサキ」という操体関係の小冊子があります。 この前、私の先輩に当たる方が思い出を書いていました。 その先生は、三浦先生の講習を受けた方ですが、当時も「講習を全部終える人は少ない」と書いてありました。 今も昔もそうなんですね。 非常に残念なの…

修行【四日目】

" data-en-clipboard="true">東京操体フォーラム実行委員の若手ですが、外部のイベントなどにいくと、「おたくの若い人達は、本当にしっかりしてるわねえ」と褒められます。 " data-en-clipboard="true"> 私も「よくやってくれるんですよ。ホホホ」的に嬉し…

修行【三日目】

" data-en-clipboard="true">3月になりました。早いものですね。 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">6月になると、千葉の鹿野山にある「鹿野山禅研修センター」で、臨済宗の修行があります。 " data-en-clipboard="true"> この時は、…

修行(二日目)

" data-en-clipboard="true">2016年に「東京国際仏教塾」に参加しました。第30期生ということで、100名近くが参加していました。 " data-en-clipboard="true"> 前半は「仏教全般」ということで、様々な宗派の修行に参加します。 最初は、千葉県いすみ市にあ…

修行と修業(初日)

友松さん、一週間ありがとうございました。こんにちは。畠山裕美です。 1週間よろしくお願い致します。 【修業(しゅうぎょう)】学芸を習い修める 【修行(しゅぎょう)】仏道を修める 「修業」は、シュウギョウと読み、学校などで決まった教育を受けること…

そして植物 七日目

" data-en-clipboard="true">2022年、あけましておめでとうございます。 " data-en-clipboard="true">今年が皆様にとって、実りある素敵な一年であることを祈念致します。 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">*** " data-en-clipboa…

そして植物 六日目

" data-en-clipboard="true">そして、月日が経ち、操体を勉強するようになり、三浦先生に入門した頃、三浦先生の講習会場に、毎回豪華な生花を持ってくる人がいました。 " data-en-clipboard="true"> そして私はその人に結構いじめられたので(笑)、やっぱ…

私がずっと、植物嫌いだったワケ 五日目

そしていろいろあって、今に至るワケですが、よくよく考えると、歴史や日本文化が好きなのに、チャンスはあったのに、華道とか茶道とか着物は、すっぽかして成長しました。てへへ。 これも自分で分析すると「ふつ〜のおんなのこらしくしろ」という、周囲から…

私がずっと、植物嫌いだったワケ 四日目

" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">なんで30歳くらいになるまで、植物が何となく嫌いだったのか、という理由。 「親が、夢中になりすぎるからと『植物図鑑を隠した』」ということを思い出したことで、色々芋づる式に甦ってきました。 …

私がずっと、植物嫌いだったワケ 三日目

なお、先日あるテレビで、男女の脳の性差についてやっていました。 赤ちゃんでも、女の子はお人形を手に取り、男の子は車を手に取るそうです。 私は、小さい頃から、お人形ではなく、サンダーバード二号が大好きだったという、妙な趣味を持っており、なおか…

私がずっと、植物嫌いだったワケ 二日目

性格的なものなんでしょうが、私は飽きっぽくありません。 一度凝ると、ずっと好きです。 操体がいい例ですね(笑)。 私は本好き、特に子供の頃は図鑑が大好きでした。 小学校1年と2年の時は、ポケット植物図鑑がお気に入りで、いつも読んでいました。 この…

私がずっと、植物嫌いだったワケ。 初日

こんにちは。畠山裕美です。 1週間宜しくお願い致します。 今回も、瀧澤さんと「次回のブログのテーマは何にしよう」と、話をしていて「そうだな、植物?」という感じで、わりとさくっと決まったテーマです。 その割には、「私がずっと、植物嫌いだったワケ…

(七日目)不自然の自然

1週間にわたってアートと操体について書いて来ました。 今回改めて分かったことは「自然(神が造ったもの)はサイエンス」「アート(人間が造ったもの)」という明確な区別でした。 まあ「自然の芸術」と言ったりはしますが、その自然も、実は国立公園で人…

(六日目)シンメトリーとアシンメトリー その4

バロックの語源は、名前通り、歪んだ真珠、という意味のバロッコというポルトガル語だそうです。 ちなみに、明治時代まで真珠は、自然界にあるものを採取していましたが、真珠の養殖に成功したのが、御木本幸吉です。 伊勢にあるミキモト真珠島※には何度も行…

(五日目)シンメトリーとアシンメトリー その3

それなら、神社の鳥居はどうなの?と言われたので、考えてみます。 鳥居の起源には諸説あるので、いちいちは述べませんが、いずれにせよ、元々日本の神社というのは、木や岩や山自体がご神体だったりして、左右対称でなかったのです。 また、天照大神が岩戸…

(四日目)シンメトリーとアシンメトリー その2

日本でも、神社やお寺の建造物は、左右対称に造られているものが多いですが、これは、あきらかに仏教の影響です。 有名なのが十円玉になっている、平等院鳳凰堂です。中学の修学旅行で行きましたっけ。。 なお、平等院鳳凰堂が左右対称なのは、阿弥陀様のい…

(三日目)シンメトリーとアシンメトリー その1

今回のフォーラムでも話題になると思いますが、シンメトリーとは大雑把に言って「左右対称」、アシンメトリーは「左右非対称」のことを指します。 アート(建築なども含めた大きな分野)を考えた時、シンメトリーというのは大きなポイントだと思います。 自…

アートと操体(二日目)

昨日の続きです。 神が作ったものが「サイエンス」で、人間が作ったものが「アート」と考えてみると、世界を別の視点で見ることができます。 美術館にあるものが、アートというようなそんな狭いものではなくなってきます。 遡って考えると、Art の語源は、ラ…

アートについて(初日)

友松さん、1週間ありがとうございました。 こんにちは。畠山裕美です。1週間宜しくお願い致します。 今回のテーマは「アートについて」です。 ご存知の通り、2021年秋季東京操体フォーラム(11月23日火曜開催)のテーマが「アートと操体」なので、それに向け…

ひだり 其の七

ちょっと時期はずれですが、お雛様を飾る場合、左大臣と右大臣というのがいます。 彼らの仕事は、帝を守ること。つまりSPみたいなもんですが、 太政大臣→左大臣→右大臣の順番です。太政大臣は不在のこともあったので、左大臣というのは、 実は現在で言うなら…

ひだり 其の六

20代の頃、操体を本格的に学ぶ前に、太極拳を習っていた。 その時に、腰を反らさずに、背筋を伸ばし、足腰を安定させつつ、上半身を動かすという勉強をした。 当時はそんなことは知らないので、先生(女子の日本チャンピオンになった人)から 「お尻出しちゃ…

ひだり 其の五

昨年春、南無の会坐禅会がコロナ禍で中止になった。なかなかスケジュール調整がきかず、月二回の開催だったが、月イチのペースで通っていた。 以前も書いたと思うが、改めてまとめておく。 坐禅と言えば臨済宗と曹洞宗だが、この二派は全然違うんである。 ま…

ひだり 其の四

私たち操体指導者には、特技がある。 それは、相対した被験者に対して 言葉の誘導を行うので、左右逆転で説明ができることだ。 鏡に映った相手と言っても良いだろう・ つまり、向かい合っているので、操者の右手側は、被験者の左手側になる。 最初は戸惑うが…

ひだり 其の三

昔いた黒猫(メス)は、ねこぱんちを繰り出す時、必ず右から繰り出してきました。 何かやるときも、右からが多いので、右利きなんだな、と思っていました。 ある時読んだ資料に「猫のメスは右利きが多く、オスは左利きが多い」と書いてありました。 ご存知の…

ひだり 其の二

操体を勉強するまでは、どちらが利き目か、なんていうことはあまり気にしたことはありませんでした。 調べてみると、どうやら手は右利きなのに、目は左目が利き目です(視力も左のほうがいい)。 利き目は、普段はあまり気にすることはありませんが、ファイ…

ひだり 其の一

" data-en-clipboard="true">友松さん、1週間ありがとうございました。 " data-en-clipboard="true">そして こんにちは。畠山裕美です。 今回のテーマは「ひだり」です。 その昔、私が開業して間もない頃、ある人が操体を受けにやって来ました。 大学院で、…

「あなたに操体・操体法をお薦めする理由」七日

七日目となりましたが、私があなたに操体・操体法をお薦めする最も大きな理由です。 それは、橋本敬三先生がおっしゃったように 「操体は面白いぞ。一生たのしめるからな」という言葉です。 私もこの前書類を書いていたら、開業して26年経っていることがわか…

「あなたに操体・操体法をお薦めする理由」六日目

" data-en-clipboard="true">あなたに操体・操体法をお薦めする理由、を改めて考えてみると、 " data-en-clipboard="true"> 「想」という部分では大分助けられました。 「自己肯定感を高めることができる」のではないかと思います。 自己肯定感が低いという…

「あなたに操体・操体法をお薦めする理由」五日目

ご存知のように、現在はなんだかとんでもないことになっています。 また、良く言われていますが、情報過多になっているので、本当の情報もニセの情報も、入り交じっています。 そこから、如何にして情報を取捨選択するか。それが大事であることは、皆さんご…

「あなたに操体・操体法をお薦めする理由」四日目

操体法東京研究会の定例講習は、いわば、武術の訓練や伝統芸能の稽古のようなところがあります。 型を学ぶのです。 守破離と言いますが、まずは「師匠の真似」から。 真似して、完コピできたら(守)、自分の個性を伸ばしていって(破)、 次に伝えるべく、…