東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「よくわかる操体と操体法」2

第一分析、第二分析という言葉は、三浦寛先生の考案によります。 第一分析とは、橋本敬三先生の時代の「楽な方に動かして動きをたわめて、瞬間的に脱力」(楽と快の区別がまだついていない)。 第二分析とは、橋本敬三先生が晩年「楽(運動分析)ではなく快…

「よくわかる操体と操体法」1

こんにちは。畠山裕美です。今週一週間よろしくお願い致します。 「世の中の90%の事は、グーグル先生に聞けばわかるが、操体はグーグル先生に聞いても分からない」By 畠山裕美 よく受講生が「操体を家族や友人に説明するのが難しい」と言います。 何と言う…

操体の説明・・・7

おはようございます。 東京操体フォーラム理事長である三浦寛先生が、操体創始者である橋本敬三先生の内弟子になった時に、初めに教えていただいたのが、人間を含めた生物の起因や生命現象創生にまつわる話だったと聞きます。 生命現象の生物の組成を逆に考…

操体の説明・・・6

おはようございます。 人間は、様々な要因、お陰で、有難く生かされている。そして、その上で生きている。 道元禅師の有名な言葉に「鳥の命は鳥にあらづ空にあり、魚の命は魚にあらづ水にあり」 というのがあります。 イノチあるものは、生かしてくれている…

操体の説明・・・5

おはようございます。 生き方の自然法則の中の一つである「身体運動の法則」は、確立されたものではなく研究と研鑽が重ねられるにつれ、何度も修正がされ、より良いものへと更新されてきました。 しかし、どんなに良いものとなっていったとしても感覚は無視…

操体の説明・・・4

おはようございます。 「気持ちよさをききわければいいんだ、気持ちよさで治るんだからな」 この真理は、操体法の法を治療テクニックの方法論として捉えてしまう人には、理解しがたいことだと思います。 しかし、生命現象の根底には「イノチあるものの存在は…

操体の説明・・・3

おはようございます。 操体創始者、橋本敬三先生が長年の研究と研鑽を重ねた末に辿り着いた 「気持ちよさをききわければいいんだ、気持ちよさで治るんだからな」 という真理。 この真理に対して、臨床で気持ちよさをききわけさせる為にどうすれば良いか、と…

操体の説明・・・2

おはようございます。 「イノチあるものの存在は快の方向性にむく」という大原則。 そして、イノチあるものには元々、快か不快かを識別する能力である原始感覚が備わるという事実。 この大原則と事実を無視したのでは操体にはならないし、操体法とも呼べない…

操体の説明・・・1

おはようございます。 今日から一週間、友松の担当となります。 どうぞ宜しくお願い致します。 今回のテーマは「私があなたに操体を説明したら」となります。 随分と昔に、月間医道の日本誌の「歴史に残る斯界の人々」という特集に操体の創始者、橋本敬三先…

操体は・・・7

操体は、「間に合っている」ということを味わいます。 からだの調子が崩れていたり、 具合の良くないなというときは、 何かにつけて「間に合っていない」状況のなかにいます。 そんなときの からだの使い方や、 呼吸の仕方、 自然に口にしている言葉など、 …

操体は・・・6

操体は、自然法則の応用貢献によって成り立っています。 この生命環境には天然自然の法則が存在し、 目に見えないルールによって生命活動が営まれています。 まずは、法則が存在している事を認識し、 それがどんなものか、学習する。 その上で、その自然法則…

操体は・・・5

操体は、あなたにしかできないことがあることを伝え、 それを、あなたがするまでの過程をサポートしています。 呼吸をすること、 食べることや飲むこと、 からだをうごかすことや、 どんなことを想って生きているかも、 誰かに代わって営んでもらう事は、原…

操体は・・・4

操体は「変化」を大事にしています。 からだのうごきを通して、 また感覚を通して、 からだから受け取れる変化というものに意識を向けていただきます。 変化には、はっきりとわかりやすい、 ダイナミックなものもあれば、 ほんの微かな変化、また、なんとな…

操体は・・・3

操体は感覚を大事にしています。 「からだ」という存在と出会うと、 からだからのメッセージの存在に気がつきます。 今まで気がつかなかっただけで、からだはいつも何かを語りかけています。 そのからだの語る言葉のようなものが、 感覚なのではないかと思い…

操体は・・・2

操体は「からだ」を大切にしています。 臨床を通して、今まで意識の向けられてこなかった 「からだ」という存在に出会っていただきます。 体調を崩されている方の多くは、 身体のある一部分にだけ意識が集中していたり、 「ここが悪いんですよ・・・」という…

操体は・・・1

おはようございます。 瀧澤さん、一週間のメッセージありがとうございました。 本日から寺本の担当です。 ブログのテーマは引き続き「私があなたに操体を説明したら」になります。 よろしくお願い致します。 操体って本当に非常識なことだらけ。 「臨床」と…

操体が教えてくれること⑦

「操体法」を受けることは、「からだにききわける」学習でもあります。これはそのまま普段の生活にスライドさせることもできます。僕自身も普段から「からだにききわける」ことで、からだの不調が随分と減りました。「操体」は「治す」という仕事から解放し…

操体が教えてくれること⑥

「操体法」では、からだを動かすのはあなた自身です。からだを動かしながら、その動きがからだにとってきもちがいいのか、そうではないのかを「からだにききわける」のもあなた自身です。からだにききわけた結果、ききわけられたきもちよさを味わうのもあな…

操体が教えてくれること⑤

「からだにききわける」のはあなた自身です。誰か他の人に代わってもらうことはできません。ただ、いきなり「からだにききわけて」と言われても、どうしていいのか分かりませんし、まして、「きもちよさを味わってみて」と言われても、困ってしまいます。そ…

操体が教えてくれること④

「操体」を勉強するまでは、「からだにききわける」という発想はありませんでした。鍼灸マッサージ師として「治すこと」を仕事にしていた頃は、不調が改善するのは「治す側の技術」だと思っていました。それも一つの方法ですが、「からだにききわける」こと…

操体が教えてくれること③

きもちよさでからだは変化しますが、きもちよければなんでもいい、というわけではありません。「操体」で言っている「きもちよさ」は、「からだにとって」のきもちよさです。からだにとってきもちがいいのか、そうではないのか。それを判断するのは、自分の…

操体が教えてくれること②

操体」はきもちよさというものを大切にしています。きもちよさを味わうことで不調は改善されていくと考えています。「どうして、きもちいいと感じるとからだはよくなると思う?」四歳の娘に聞いてみたことがあります。「きもちいいと、あったかくて、ふわっ…

操体が教えてくれること①

香さん 一週間ありがとうございます。今週担当の瀧澤です。テーマは引き続き「私があなたに操体を説明したら」です。よろしくお願いします。「操体」に出会って、僕は「治す」という仕事から解放されました。「治さなくていい」と開き直ったのではありません…

操体7

操体法は、実際に操体法を受け、体感、体験するとわかる部分が多いと思います。 なぜなら、感覚に注目しているからです。 感覚は、実際に体感した人が受け取ります。 どんなに説明を受けても、その経験や体験、体感がないと 言葉を言葉としてしか受け取れな…

操体6

操体では動診(どうしん)という動かして診る方法がありますが、 操者のアプローチ方法が変化すれば、動診で診るものも変化します。 つまり、D1とD2では動診をとおして診ているものが変化します。 変化すると書いていますが、共通してみているものもありま…

操体5

操体法は操体法を受けている人が感じる快適感覚、 「気持ちがいい」という感覚を指標にします。 「気持ちがいい」という感覚をあじわうことでからだの歪みが整います。 この快適感覚を操体法を受けている人があじわうためのサポートを、 操者である私たちは…

操体4

操体は操体法の技術的な面と、 橋本哲学といわれる、橋本敬三先生のからだをみる、からだについて関わるために 大切な考えが根底にあります。 どちらも知り、身につけることで理解が深まります。 どちらかだけでは、操体が操体にはならないのだと理解してい…

操体3

操体法には、操体を受けている人が感じる感覚を、 受けている本人がききわけ、あじわう方法があります。 これを操体法ではD2といい、感覚分析ともいいます。 操体法を受けている人が感じる感覚に意識を向け、その感覚を操体法では大切にします。

操体2

操体法では、からだは動くという、動的な部分をとても重要視している。 静的ではなく動的なときにからだがどうなっているか?を非常に大切にしている。 そのため操体法には、動診(どうしん)という分析方法がある。 言葉のとおり、動かして診るのである。 …

操体1

今日から香が担当します。よろしくお願いいたします。 操体の創始者である橋本敬三医師の根底は、 疾病医学ではなく、予防医学さらには健康医学の視点から捉えていた。 つまり壊れてから治すのではなく、健康なからだを健康に維持するためにどうするかを考え…