こんにちは。東京操体フォーラムの畠山裕美です。 2024年の春の東京操体フォーラムは、昨年秋に引き続き、ルーテル市ヶ谷センターで開催致します。 テーマは「臨床と生活にいかす操体法」です。 生かす、活かす、イカす。 そもそも、どうして操体をやってみ…
おはようございます。 何日か前のブログで、操体の創始者である橋本敬三先生が、NHKラジオ放送に出演した際、言われていた言葉を紹介したが、以下のようなことも言われている。 だから仏教の経典のなかにね、読ましてもらったんだけど、「観普腎菩薩行法…
おはようございます。 この宇宙は、137億年前に真空のゆらぎから生まれたという。 物質も空間も時間も何も無い真空に、ゆらぎが起こったことから生まれた宇宙。 大統一理論によれば、素粒子に働く電磁気力、強い力、弱い力、重力の4つの力は、宇宙が生ま…
おはようございます。 宇宙には、物質の元である素粒子を生み出す場とか、素粒子どうしを結びつける力を生み出す場が無数にあるという。 そうしたミクロだが壮大なスケールの場が、私たちの生活空間やからだの中にもあるのでは、という捉え方。 実際、私達の…
おはようございます。 此の世にある全てのものは、物質的にミクロのミクロまで見ていくと、分子、原子となり、原子も細かくみれば原子核と電子となるという。 原子核は陽子と中性子から構成され、それらは更に細かな素粒子からなる。 素粒子は、クォークやレ…
おはようございます。 いつもの道を歩き、ふと見上げればもう梅の花が咲いていた。 そして、周りを見渡せば茶系一辺倒だった木々草花の世界も緑が入り、地面の草花にはもう花を咲かせているのもある。 植物の開花には、フロリゲンという花芽を作るスイッチと…
おはようございます。 宇宙をはじめ此の世のはじまりは、より根源的に突き詰めていけば、無極無限の無の世界に、太極が「愛と調和」という意志でもって「陰」と「陽」を設定し、物事を具現化できるようにしたことにはじまるという。 この「陰」と「陽」は正…
おはようございます。 実行委員リレーブログ、今週は友松の担当となります。 どうぞ、よろしくお願いいたします。 今回のリレーブログは、共通テーマを定めずにお送りしています。 テーマが無ければ自由でやりやすいかというと、そうでもない。 特に操体の場…
ことばは「言葉」。 用いられている漢字が言の「葉」となっている。 本来の語源や意味からは離れていくかもしれないが、 ことばにまつわることは「植物的」な営みなのかもしれないなと思う。 普段頭のなかには様々な思考意識があふれている。 それは言葉にな…
今回はからだとことばについてブログをすすめてきましたが、少し視点を変えて、こんなこともことばに通じるのではないかと思うことを挙げてみます。 私たちが「間」と呼んでいるものも、ことばを用いることの延長にあるように感じます。 操体の動診・操法の…
ことばについての学習は、どんな言葉を選んで使っているのか ということ以外にも、波及します。 操体臨床の操法のなかで、ことばを使う。 その際に、操法を介助、補助している操者の発することばが、 どんな対象に向けての問いかけなのか、というのも重要に…
ことばが変われば、からだの動き(うごき)も変化します。 そのことを学習することも操体を学ぶ醍醐味です。 私たちの日常生活は、個々人の身につけてきた様々な習慣によって形作られています。 その習慣によって、その人がつくられているといっても、言い過…
からだというのは、空間から実に素直に情報をうけとっていると感じます。 ことばを発することは空間に変化を与えます。 発せられることばによって、空間を共有しているからだは様々な影響を受け取ります。 からだがこわばるようなことばを使えば、からだは素…
操体臨床の際に、操者が用いることば。 それは空間を介して、伝わっていきます。 相手に。からだに。操者自身に。 操法の際に、介助を与え、接触しているからだ。 皮膚に触れているその様子からも、 からだがたしかにことばに反応しているのが感じられてきま…
瀧澤さん、一週間の投稿ありがとうございました。 バトンをうけとって本日より一週間寺本が担当致します。 今回、テーマは無題とのことですので、最近自身のテーマとなっていることを中心に書いてみたいと思います。 宜しくお願い致します。 操体を学ぶよう…
今日で最終日となります。 臨床や生活で実践しながら「からだ」と共に感じとっていることを、一日一日とブログに書いてきました。 「自然法則」はあたまで理解していくものではなく、実際に試してみて、「そうなるようになっている」という実感の積み重ねに…
からだがききわけている環境において、空間と想念は深くつながり、感謝はそこから生まれてくる。 生かされている実感を積み重ねることで、このような意識になっていくのも、健康維持増進における想念の変化だと思います。 生かされている実感は、何も特別な…
息、食、動、想の営みが、自分の要求を満たす営みとしてだけではなく、からだの要求を満たす営みでもあるように、からだに感覚をききわける。 「食」の営み一つとっても、ほんとうにからだは食べることを要求しているのか、食べることがからだの悦ぶ「快」に…
意識によって身につけていく学習は「おもての学習」。 ちょっとした意識づけによって、無意識的なことに気づいていく学習は「うらの学習」。 「うらの学習」では、無意識的にからだのしてくれていることや空間との関わりなども法則性として感じとっていける…
久慈にいるときは電車に乗る機会はほとんどありませんが、東京に来たときは電車に乗ります。 いつだったか、始発の電車に乗ったとき、車内の座席はまだガラガラでしたが、一車両中ほとんどの方が七人掛けの席の端っこに座っていました。 隣の人と接すること…
昨日の続きになりますが、空間の変化というと、なんだか特別なことように聞こえてしまうかもしれませんね。 ただ、昨日書いたように、頭の向きによって「感じがいい」とからだにききわけられたり、それによって呼吸の変化に気づいたりすることも、空間の変化…
岡村さん 一週間のメッセージありがとうございました。 バトンは茅ヶ崎から久慈へ。 今週担当の瀧澤です。 よろしくお願い致します。 今回はテーマが無題ですので、学びの中でからだと共に感じとっていることを書いていきたいと思います。 ここ数ヶ月、から…
(続き) 「息・食・動・想・環」が、「生き方の自然法則」となるのであれば、 「想念」に受け入れる「意識」、言葉の使い方・捉え方、運命のハンドル。 大切なのが「大脳新皮質」であると、自覚できない偏りがあるならば、 そこに気付けば「生き方の自然法…
(続き) 仮に、大脳新皮質の脳と、それ以外の脳に、それぞれ意識があるとした場合。 「大脳新皮質」主体の場合は感覚的に、 「息・食・動・想」そして「環境」は、個体における外界の適応において、 意識・信念・心のような、「精神活動」で対応しやすくな…
(続き) 「生き方の自然法則」 それは、「息・食・動・想・環」 呼吸すること、食事をとること、体を動かすこと、思ったり念じたり、 考えたりすること、それからそれらを包んでいる環境のこと。 これら全て、瞬間瞬間で、同じようにそれぞれ関係し合い、そ…
(続き) 橋本敬三先生がいらっしゃった温古堂。 実際にご縁があった皆様や、患者様も少しずつ年齢を経た今は、 当然、時の流れを受けて、重ねて、高齢化してきている。 循環していれば変化して当然。 その都度の変化を受け、更に熟成して、透きとおっている…
(続き) 生命現象とは法則性。 流れている代謝。動いている細胞。 機能を持つ組織。識別しうる意識。 多種多様な変化、変性・変容も受け入れる法則性。 「生き方の自然法則」=「息・食・動・想・環」。 様々な時代に流れは生まれて、そして継承され練り上…
(続き) 橋本敬三先生の語られていた昭和時代。 「息・食・動・想・環」合わせて5つの「生き方の自然法則」は、 継続して循環している「同時相関相補性」を具現化しているんですよ。 本を読んだから知っている、実際にやってもらって知っている等々も、 一…
「操体」を「自由なテーマ」でブログを担当する、茅ヶ崎在住の岡村です。 一週間どうぞ、よろしくお願い致します。 「操体・操体法」のことを、初心に返って考えてみると、 興味の内容により、操体法の印象は人によって異なるかもしれません。 なかでも「生…
言葉より大切なもの