ふと夜道を散歩しながらふと気付く。ここ数日本当に涼しくなったなって。
蝉の鳴き声も鈴虫の声一色になっていた。
季節が変わって行くたびに少しあせって自分をみる、ホントマイペースだな(笑)って感じます。
先日、父が富士山の登山に行ったとき足をひねったそうで、初めて「診てくれ」って言ってきました。その時の話を少しばかり書かせて頂きます。
僕はまず何もせずに父のからだをスーっと眺め、いま一番良いなって姿勢をとってもらった、すると仰向きで横になった。父はよくしゃべる人物で終止、怪我した経緯や何処が痛いなど話していたようだった。
僕は、その話はうる覚えでした(笑)。自分が引っ張られる方に立ち、手を当てていた。そう、ちょっと試してみました。患者さん本人に聞き分けさせる事もしましたが、操者が患者さんから感じる波動って・・・って。これはあくまで試みなので、何気なく読んで頂ければと思います。
そうして、僕自身が居心地のよいなって場所で触診してみました。
偶然なのかわかりませんが、そこには確かに圧痛硬結があり明らかに皮膚の流れかたも違っていました。そこに渦状波をあて、十数分たちました。
渦状波から入っていったのは、自分の直感です、今日この患者さんは静をもとめてるのかなっていう・・・(よいのか悪いのかはからだに聞き分けて試してください)
父自身もなにか温かさを感じ取った様です。感覚する部位が少しずつ動いてきて、最後は膝にたどりついたようでした。もちろんこれは膝に意識が強かった理由もあると思いますが。
そのあとふと動へ、動診から操法に入ってきました。これは回復してるなっていう直感なんですけどね・・・トータルで50分くらいでしょうか、無理せず足踏みをしてもらい、少し歩いてもらいました。どうかなって、少し心配でしたが階段を下りるのが辛かった足で階段を普通におりていきました。(う〜ん、父のからだも凄いなって少し感動)
そうそう、父は毎朝早く起き、週に2日はプールで汗をながし、常に駅迄歩き(徒歩20分)という人物で、視診、触診の時に骨盤のズレ、足の長さを診てみたのですが、著しいズレはなかったのです。かなり驚きました。足の倒れ方や腕の体側にたいしての間隔にはズレがありましたけどね。
規則正しい生活を続け、適度の運動をしているからだは、ひょっとすると僕よりも治癒の力も強いのかもしれません、年は倍以上はなれているのに(汗)。
ちょっとした試みをした日と患者さんに触れながら、大切な事を学んだ日でした。
今日でブログ最後でした、寂しい様なホッとしたような(笑)
つたない文章を一週間お付き合い頂きまして、ありがとうございました。
次回からは、僕の大先輩にあたる畠山さんです。お楽しみに!!
西田でした。
西田 尚史
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