東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

節約と学びの関係性

こんばんは、小代田です。一日終わりましたね。今日は皆さんにとってどんな一日でしたか?
明日から寒くなるようです。どうぞ温かくしてお過ごし下さいね。
さて、今日ふらりとよったコンビニで節約自慢がテーマの雑誌を買ってしまいました。
私は節約とか無駄を省くというタイトルに弱く、ついつい手が伸びてしまいます(主婦でもないのに)。
節約といってもお金を節約すると言うことではなく、「食器が洗剤を使わなくてもキレイに落ちる」とか
「こういうお手入れをすればずっと一つのものを長く使えますよ」なんて感じで、当たり前だと思っている
ことは本当に当たり前なんだろうか?私たちの生活に本当に必要な物って一体何だろうって考えたり、物を
大切に使う方法を学んだり、そんな所に惹かれてしまうのです。
でも実際試してみると、なかなか無駄を省くというのは難しい。ずっと付き合っていける一生物に出会うのも。

ちょっと話は変わりますがB型だからでしょうか、昔から受験勉強やテストなど直前でないとエンジンが
かからないタイプです。
早くスタートすれば良いものをテストまで一週間を切らないと始めないような子でした。受験勉強も半年を大分
切ってやっと始める。
そしてマッサージの国家試験の時も懲りずにこののんびり振りを発揮。国家試験半年前、友人が過去問をひたすら
解いている時に私はまだ教科書を読んでいました(そんなことで第一回目の模試は散々な結果でした)。
でもさすがに国家試験はそんなに甘くなく、さすがにこれは全部やり切れないぞと(といってテストの3カ月前の
12月ですが)とさすがの私もちょっと作戦を立て直しました。
そこで行きついたのが過去問や応用問題を解きながら、そこに出てくる一つ一つの内容を気が済むまで掘り下げて
勉強するという方法でした。
そして色々な教科をまたぎ連想ゲームのようにそれぞれの内容を繰り返し学んで行きました。
受験勉強だと言うのにそれは学ぶ喜びと興奮に満ちた楽しい作業でした。

話がそれて行きましたが、その時私は大きな学びをしました。学びの一番の早道はその原則原理を学ぶ(反対に
この基本の学びがないと点数を取るだけの表面上の学びとなり、応用が利かない。そかしそれをきちんと学べば
最後は色々なパーツがつながる。つながったものは一気に加速していく)ということ。
そしてもう一つ、喜びと感動が伴う学びは忘れないということだった。
これは全てのものにつながるのではないかと思っています。
  
話がまたまた戻りますが、無駄を省くというのは中々奥深いもの。無駄を省くとは何でもかんでもいらないという
訳ではなく本当に自分に必要な物を見分けること、そして見つけた後それを自分の身に染み込ませ最大限に生かし
て生きて行くということ、そんな気がします。

学びも節約も毎日繰り返して身につけていくこと(ちょっと強引かな?)。

操体を学ぶのもきっと同じ。まずは原則原理をきっちり学ぶ。春からスタートする分科会ではそんな操体の基本と
なる部分を皆さんと一緒にきっちり、しっかり、そして楽しく(厳しく?)学んで行きたいと思っています。
操体を感じて下さいね。学びは喜びと感動が伴うと忘れないんです。

またまた今日もとりとめのない話になってしまいましたが、ありがとうございました。
ではまた明日!

http://www.tokyo-sotai.com/


小代田綾