東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

妙義山 2。


昨日の続きです。
中之嶽の駐車場にバイクを停め、中之嶽神社に行ってきました。
この神社、4年ぐらい前に、日本一大きな大黒様の像が出来ました。
高さ20メートル、重さ8.5トン、そしてこの大黒様は右手に剣をもっている。
福を招き、厄を祓う大黒様だという。



大黒様の前をとおり、小さな橋を渡っていくと正面に進むと大国神社。
妙義神社のような豪華さはありませんが、屋根のつくりを見ても解るように
いにしえから真面目に粛々と伝統を引き継いでいる様が伝わってきます。



小さな橋を渡って右に行くと中之嶽神社につづく階段があります。
けっこう急で段差もまちまちで、慎重に登っていきます。

30代の頃、この階段を登りきると脚はガクガク、息もゼェゼェだったのですが
40代の今は、それほど疲れを感じなくなりました。
気持ちだって少年のように感動しやすい。
操体に感謝。



階段を登りきると、中之嶽神社の拝殿があります。

もう少し全体像を写したかったのですが、手前が崖になっていて、これ以上は無理でした。
この神社は後ろにそびえる轟岩を御神体としている為、本殿はなく、拝殿のみとなっています。
御神体である轟岩がそうさせているのか、とにかく静かな、静寂な時が流れている場所です。



神社でお参りをして、駐車場まで降りてくると、空がもう夕焼け空に変わっていました。

遠くに見えるのが荒船山
荒船山に関しては、3順目のブログ担当の時に少し紹介しましたが、今度は妙義山から見た写真です。
一ヶ月前、クレヨンしんちゃんの作者である臼井儀人さんが、崖の上から写真撮影をしていて、誤って転落して亡くなられてしまうという、不幸な事故が起きてしまいました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。





今回、写真撮影に同行してくれているCB君です。満11歳になります。
遠くで先ほどの大黒様が写っていますが、あんな感じで立っています。
手前が2階建ての建物ですから、だいたいその倍ぐらいの高さです。




帰る途中、日が暮れるなか、麓で一枚撮りました。

なんだか鬼でも出てきそうな雰囲気です。
悪い子は、いねぇがぁ〜。



とっぷり日も暮れてしまいました。


日が暮れると急に冷え込んできましたが、無事、家にたどり着きました。

今日はおつかれさまでした。 乾杯。 気分が良いのでちょっと贅沢にプレミアムモルツ
11歳のCB君には後でハイオク満タン。


金曜日、土曜日と写真ばかりの内容となってしまいました。当初は3枚か4枚ぐらいのつもりでしたが、写真を撮るのもけっこう難しく、位置取りとか色々工夫しているうちに、なんだか面白くなってきて、60〜70枚撮ってしまっていました。
40枚ぐらいはボツになってしまいましたが、そのほとんどが逆光によるものと逆に光のあたらない状態によるものでした。
光と闇に逆らわず、仲良く調和できる位置にいかないと、うまく写らない。
調和でき、うまく写った時は、喜びも大きかった為、写真を多用させていただきました。
光と闇。 お蔭様で気持ちよく写させていただきました(素人写真ですが)。



一週間、どうもありがとうございました。
おかげさまで無事に最終日を迎えることができました。
秋も日一日と深まるなか、約一ヵ月後の11月22日(日)、11月23日(月)には
秋季東京操体フォーラムが開催されます。
この頃には会場である、千駄ヶ谷津田ホールの銀杏も十分に色づき、秋のやさしい光を浴びて、黄金色に輝いていると思います。
もちろん、会場内もやさしい光と空気に満ちていて、参加していただいた人たちの顔も輝いていると思います。
夜の懇親会も楽しみです。


それではこのへんで、中谷さんにバトンを渡したいと思います。
来週もどうぞよろしくお願いします。


友松誠