東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

心の振動⑤

(続きです)

 

また、違う機会に興味深く考えてしまう、

現役脳外科医の先生のエピソードがありました。

 

 

「『心』は脳機能の一部ですか?」

 

この質問に関して、脳外科医の先生は静かに、

できるだけ、興奮を抑えるかの如く、語りました。

 

 

毎週のように覚醒下手術 (awake) をしていて、

不思議に思うことがあるので紹介します。

 

(※覚醒下手術の定義:術中に患者さんを覚醒させ、

 運動・言語機能・高次脳機能の局在を同定し、神経

 機能リアルタイムでモニタリングする手術術式)

 

脳外科の手術において、おそらく唯一、

「脳実質」を切って進んでいくのが、悪性脳腫瘍手術です。

 

つまり、良性脳腫瘍手術も、脳血管障害も、機能脳手術も、

下垂体腺腫のエンドスコープも、脳のシワを分けて進むか、

脳実質には、極細の針を刺すのみです。

 

つまり、脳実質をザックリと切っていくわけではない、と。

 

 

脳外科医の説明は続きます、これを聞いて感じたこと。

 

たしかに、この特殊な術式「覚醒下手術」において、

「アタマ」では不思議で理解しにくいのですが、

これを踏まえて興味深かったことは、この続きなのです。

           

              (続く)