東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

  漢方薬。

今年は1月から定期的にプラセンタ注射を真面目に打っているせいか、 例年に比べ、花粉症がそんなにひどくありませんでした。ちなみに、プラセンタは「紫河車(しかしゃ)」という漢方薬でもあります。効能が 補腎益精 益気養血作用、補肺止咳作用で アンチエ…

 三年の経過。

初診のクライアント(女性)に「操体は何で知ったのですか?」と聞いてみたところ、本で読んだと聞いた。内澤旬子さんという方の本だそうなので、早速買ってみた。身体のいいなり (朝日文庫)作者: 内澤旬子出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/08/07…

 睡眠と運動。春季東京操体フォーラムご報告

昨日「2014年春季東京操体フォーラム」が、開催されました。ご参加の皆様、ありがとうございました。本邦初の「よつんばいでの基本運動(般若身経)、 これも初の、グレゴリー・ローゼン氏による 「英語での操体指導(それも第二分析)などなど、 結構「はじ…

 快眠

皆様こんにちは。今週一週間は畠山が担当致します。本日は2014年春季東京操体フォーラム開催日です。 さて、どんな一日になるのでしょうか。 ご報告は追ってまたということで。これは、農文協(一般社団法人農山漁村文化協会)から発行されている 「季刊 う…

眠りの雑談 おまけ

「世の中に 寝るほど楽は なかりけり 浮世の馬鹿は 起きて働く」詠み人知らずの狂歌だそうですが、なかなか面白いですよね。 ところでストレスの多い現代人は「寝るほど楽は なかりけり」どころか、「眠れない」と不眠を訴える方もとても多いようです。 布団…

眠りの雑談 その6

以前に日下実行委員が「七つのからだ」について説明してくれたことがありました。日下実行委員はホントにいろんなことをご存知なんですよ。今度のフォーラムでも発表があるようですから要チェックです。 そのブログによると一番目のからだは肉体なんだそうで…

眠りの雑談 その5

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠ってのがあるそうです。そして、眠りの浅いレム睡眠と、眠りの深いノンレム睡眠を、だいたい90分で繰り返しながらワタシらは睡眠をとってるんだそうです。 ところで夢などはレム睡眠のときに多くみるそうなんですが、俗にい…

眠りの雑談 その4

夢にはいろんな意味があるそうですが、トイレに行く夢などは単純に生理的欲求として尿意をもよおしている場合もあるそうです。ワタシもそういうのありますよ。トイレに行く夢をみたときは、目覚めてすぐオシッコ行きたいみたいな。まぁそれが間に合えばいい…

眠りの雑談 その3

爆睡中のウチのおぼっちゃま。見てるといろいろ忙しそうです。布団をはいでは180°回転。回し蹴りに回転鉄槌、かかと落としにネコパンチ???眠ってるはずなのに、あれこれ動き回ります。一体何やってんでしょう? 寝相について橋本先生は、『生体の歪み…

眠りの雑談 その2

「寝る」と「眠る」はほぼ同義語らしいですが、「寝る」には「横になる」という意味も含まれているんだそうです。ですから睡眠状態に入っていればもちろん、横になっているだけでも「寝る」ということなんですね。日本語ってややこしいです。 話は変わりますが…

眠りの雑談 その1

今週は操体法東京研究会のヒヨコちゃんこと中谷の担当でございます。一週間よろしくお願いいたします。 今度の日曜日(4月27日)は、いよいよ2014春季東京操体フォーラムが開催されます。テーマは「入眠儀式 快眠・快醒(かいせい)のコツのコツ」だ…

眠りと想い。

おはようございます。 週のはじめから、陽射しの強さとともに気温もぐんぐん上がってきて、半袖でも平気な日もありましたが、昨日の雨とともに気温もぐんと下がり、今朝は肌寒い感じでした。 今日のお目覚めは、いかがだったでしょうか。 来院者の方に「良く…

紡ぐ・・・2

おはようございます。 昨日書いたように、見るということに関しても、ただ見るだけではなく、からだの感覚のききわけをとおしてキャッチするよう意識する。そして、それらを自分自身の中で縒りをかけて、紡いでいく。ということは本当に大事なことだと思いま…

紡ぐ・・・1

おはようございます。ずいぶんと暖かくなってきましたね。 日中は木綿のシャツの肌触りがすがすがしく、ここちよく感じます。木綿でも絹でも、生地を織るには縦糸と横糸を交叉させて織り込んでいきます。人間社会は「報い」の成立する社会ですが、「救い」の…

美は犠牲的?・・・2

おはようございます。「美」を漢字の成り立ちから考えると、羊を神様への生贄として献上した古事から始まるようです。昨日紹介したwikipediaの説明では、「美」とは大いなる犠牲であり、「自己犠牲」であるといったことが書かれていました。 昨日は…

美は犠牲的?・・・1

おはようございます。 昨日、桜の美しさについて考えていて、美しさの「美」という文字は、なぜ羊という字と大という字が合わさっているのだろうかと思いました。 Wikipediaで調べてみると、 『「羊」と「大」の合成が「美」であり、「羊」と「我」…

美は、儚いもの?

おはようございます。桜の花は美しい。 ぱっと散るから美しい。 儚いから美しいという人もいるだろう。しかし、ぱっと散っても次の年の時節が来れば、また咲いている。それも、より美しくなって。桜の花の美しさとは、内面の横溢するエネルギーが最良の時季…

サクラ、サク。

おはようございます。 今週のブログは友松が担当させていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。 前回、ブログを担当した時は、ちょうど年末年始の時期でしたが、今年も4分の1の日数が過ぎ、新年度のはじまりの時季となりました。 私の住む地域で…

「山崎晴美のこむらがえる夜 初夜」

昨日は「ご褒美」の夜を味わった。 新宿歌舞伎町の地下2階。 ロフトプラスワンというイベント空間にて、山崎晴美氏のトークイベント「山崎晴美のこむらがえる夜、初夜」が開催された。 幸運にもそのイベントを知る機会を得て、チケットを手にすることができ…

本人にしか、受け取れないものが在る

日常の中の一コマから。誰かと話をしている時。 特に、少し「悩み」を抱えているような人と話している時。 気付くと、その人に対して、「良かれ」と思って 何か助言的なことを、「言葉」で伝えていることがある。決して大きく「的外れ」なことを伝えているわ…

眠りの旅、意識の旅

4月27日(日)に千駄ヶ谷津田ホールで開催される2104年春季操体フォーラム。 今回のテーマは「入眠儀式 快眠・快醒のコツのコツ」です。操体の眼差しが、ついに「眠り」の世界にも及び始めている。 これは、大きな一歩に繋がるのではないかと、何か予…

「週刊 SUPER Shimaji-Holic」!

今年に入って、本フォーラム常任理事の畠山先生より貴重な情報を得る。 あの「シマジ先生」がメルマガをされているらしい。 即、登録し、1月から噂の「週刊 SUPER Shimaji-Holic」を愛読するようになった。https://mall.ismedia.jp/category/select/pid/899…

ろうそくの灯り

最近、夜中にふと目が醒めて、孤独時間を味わうときに、もっぱら「ろうそく」の灯りを使うようにしている。電気の灯りに比べると、だいぶ暗い。 いつもの「夜中」が、「夜の、闇の中」という感じに変化する。 それがたまらなく好きだ。どこか「火を使う」と…

自分で汗をかきなさい

今日一日、という時間を過ごすなかで、以前、師からいただいた、この言葉が響いてくるようだった。 「自分で汗をかく」とはどんなことだろう。本を読んだり、人から話を聞いたり。 そういうことを通して、日々多くのことを学んでは、いる。 けれども、よくよ…

消しゴムの有り難さ

寺本雅一です。今日から一週間ブログを担当させていただきます。 どうぞよろしくお願い致します。早速ですが、みなさんに質問です。 持ち物の中に入っている筆記用具入れ。「ふでばこ」や「ペンケース」を想像してみてください。 その中に「消しゴム」や「修…

〜「間に合っている」とは(3)〜

おはようございます。 昨日の続きです。「間に合っている」状態に持っていくためには 意識して「間に合わせる」ことを学習すること。 「間に合わせる」とは環境に順応すること。 そして「間に合わせる」ことは消極的行為ではなく積極的行為である、 というこ…

〜「間に合っている」とは(2)〜

おはようございます。昨日は「間」と「合う」ということについての自分なりの考えを書きましたが 今日も続けたいと思います。昨日の「合う」の印象に基づけば、 「合わせる」とは対象と意識的にコミュニケーションを取っている(順応している)。 「合ってい…

〜「間に合っている」とは(1)〜

おはようございます。操体には「間に合っていればいいんだ」という教えがあります。 生きるうえで自然法則に従い、からだが「間に合っていれば」 健康に過ごすことができる…しかし、この「間に合っている」とは実際にどういう状態なのでしょうか。 この言葉…

〜記録に残す(2)〜

おはようございます。昨日は「書く」という行為についての私見を書きましたが、 最近習慣にしていることがあります。それは何かを感じたり、思いついたりしたらとにもかくにも その場でメモを取るということです。三浦先生に勧められて、以前から日記はつけ…

〜記録に残す(1)〜

おはようございます。先日、友人に手紙を書きました。 近況をメールで報告してきましたので、メールでも返したのですが 祝い事でもありましたので直筆で返そうと思ったからです。最近、新宿伊勢丹にある島地勝彦先生プロデュースの 「サロン・ド・シマジ」に…