東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

友松 誠(ともまつ まこと)

般若身経の解説~身悟りからの進化。

おはようございます。 操体は、からだから学ぶ学問でもあります。 自然法則を究明するとは、並大抵の事ではないのです。 今現在明らかになってきた様々な分野からの知識だけでなく、昔の人の智慧から書物をつうじて学ぶ事も大切。 それに加えて、昔の人が書…

般若身経の解説~真の自然体(健康体)の追究。

おはようございます。 「ー橋本敬三論想集ー生体の歪みを正す」に載っている般若身経の身体運動の法則その1だけで、般若身経とはこういうものだ、というふうに思ってほしくはないのです。 身体運動の法則その1は、多分にエクササイズ的な要素がありますが…

般若身経の解説~健康体操とは違う。

おはようございます。 創元社から発行された「ー橋本敬三論想集ー生体の歪みを正す」には、般若身経〔健康の自然法則〕が載っている。 ここに載せられた般若身経は、その1の身体運動の法則と、その2の生き方の自然法則からなる。 改めて読んでみると、その…

般若身経の解説~愉しく生きるために。

おはようございます。 この世に生を受けたからには、身がなければ自分の存在は無いのであり、身心のバランスを保ち、様々な環境に適応しながらも、自分なりに愉しく満足して生きていかなければならない。 ここでいう「愉しく」とは「楽しく」ではない。 「楽…

般若身経の解説~心と身は別々ではない。

おはようございます。 橋本敬三先生はNHKのラジオ放送に出演した時、「般若身経」と名付けた狙いについて話されている。その中で、以下のようなことも話されています。 般若心経のシンは仏教では「心」だけども、身体の身のほうは健康の問題に関係すると…

般若身経の解説~真意を汲んだ経典。

おはようございます。 「般若身経」を体系づけた橋本敬三先生の悲願は、全ての人が健康で快適に十分に満足して一生を全うできるように、という事だった。 これは、人間をはじめ此の世を創造した神仏の真意にもつうじると思う。 そうでなければ、此の世など存…

般若身経の解説~何故そう名付けたか?

おはようございます。 リレーブログ、今週は友松が担当します。どうぞ宜しくお願い致します。 今回は「般若身経を解説」というテーマでリレーしております。 創元社から発行された「ー橋本敬三論想集ー生体の歪みを正す」には、31ページから37ページにか…

暮らしの中で役立てる。

おはようございます。 今回のブログ担当も今日が最終日となりました。今回のテーマは「この時代の暮らし方・私の免疫力アップ法」でした。 一般的に免疫力を上げるヒントとして、適度な運動をする、ぐっすり眠る、バランスのとれた食事、身体を温める、よく…

この状況下でも、いつもどおりに。

おはようございます。 私の診させていただいている方達のなかには、愁訴の有無に関わらず、月に一回とか2週間に一回は必ず来院してくださる方も何人か居ります。その方々とのお付き合いは、もう何年にもなり、この新型コロナ禍の状況下でもお付き合いの途絶…

内に意識を向けてみる。

おはようございます。 誰でも、暮らしの中に安心を得たいという願望があると思います。しかし、安心ではなく、不安だから何かしなければという観念にとらわれてしまう人も多いと思います。 特に今の新型コロナ禍の時世では、先行きの事を考えれば、お金、仕…

欠をどう補うか。

おはようございます。 皆さんそれぞれ生計を立て、暮らしを営んでいると思います。 そのライフスタイル、ライフワークの中で、それぞれ夢や希望、願望、そして欲も持っていると思います。 それはそれで良い事であり、欲も自分の生きる意欲や、他人様の生きる…

生命活動の向上から暮らしの向上へ。

おはようございます。 操体では、からだの感覚を重視しています。 その理由の一つは、個人の生命活動の是非というのは、感覚をとおしてからだにききわけるしかないからです。 生きているというのは、バランス現象であり、そのバランス現象は個人によって違い…

暮らしと生命活動。

おはようございます。 実行委員リレーブログ、今週は友松が担当いたします。 どうぞよろしくお願いいたします。 今回は「この時代の暮らし方・私の免疫力アップ法」というテーマでリレーしております。 この時代というと新型コロナウィルスを、どうしても思…

読んでいて、ぶっ飛ぶ。

おはようございます。 今回のブログ担当も最終日となりました。 今回のテーマは「飛ばす」でした。 ふと、橋本敬三先生の書いた文章が浮かんできました。 生き残るものが勝つ。生き残れるか残れないか。地球上には四~五千メートルの高地に住む種族もある。…

今までの日常が飛ばされても。

おはようございます。 先日、ガソリンスタンドに給油に行ったところ、何か月か前に比べて随分と価格が下がっていました。 コロナ禍の影響で経済活動が停滞して需要が減り、それが価格に反映されているのだろうか。 そういえば、世界的な経済活動の停滞により…

飛び交う情報により。

おはようございます。 最近は、テレビをつけてもインターネットのニュース欄を見ても、新型コロナウイルス禍のニュースばかりとなっています。 ニュースによっては恐怖を感じたり、悲観的になったり、怒りを感じたり、いろいろとネガティブな感情が湧いてく…

気遣いを飛ばす。

おはようございます。 先日、銀行のATMに並んでいたところ、事務員風の若いOLさんが後から急ぎ足で来て、一度私の隣に並んでから、パッと離れて距離をとりました。 嫌われているのかなと思って視線を向けると、両手を広げて距離を測る仕草をしてから、…

偏見的言葉を飛ばさない。

おはようございます。 インターネットのニュースで知ったことだが、最近、運送業やライフラインに関わる人達、医療の最前線で働く人達、そしてその家族の人までが誹謗中傷を受ける事があるという。 あえてその内容な書かないが、通常では考えられないような…

飛車と歩。

おはようございます。 飛車は、その名前のごとく縦横に何マスでも、一飛びに移動できる。 歩は、その名前のごとく前に一歩一歩と歩を進める。 先日の夜、コンビニに買い物に出かけた時、隣の宅配業者の明かりが煌々とついていた。 いつもであれば、もうとっ…

飛車より王。

おはようございます。 今週は友松が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。 今回のブログのテーマは「飛ばす」です。 「飛ばす」という字を見て、はじめに思い浮かんだのが将棋の飛車でした。 一マス一マス、一歩一歩、前に進むことしかできない…

60点の豊かさ。

おはようございます。 物事の成り立ちには、異質なものどうしの調和がある。 これはフィフティ・フィフティの状態のままではなく、どちらかが歩み寄り、比率を変えてつり合いを取るようにして、両方が活きてくる状態になるのが良いと思います。 どちらかが、…

盾と矛より

おはようございます。 今回のブログでは、調和という言葉を何回も用いていますが、調和とは何なのか?を少し考えてみたいと思います。 辞書には「物事の間につり合いがとれていること」とあるが、これだけだと何かあっさりしているというか、動いているもの…

整から調を学ぶ

おはようございます。 これからの操体臨床を学ぶ上で、この生かされし空間に調和するナチュラルなからだの動きを識り、そして自分自身でその動きの感覚をききわけながら、自然の摂理に調和していく事は大事だと思います。 その調和が密になるほど、自分のか…

調和の質を高めるには

おはようございます。 操体の臨床は、初期の初期のまだ操体法の名称すらなく、創始者の橋本敬三先生が様々な療法の影響を受けて「整える」という発想をしていたと思われる頃より、長い年月の検証の積み重ねから、からだの声に耳を傾けて「調え」そして「調和…

より質の高い調和へ

おはようございます。 昨日は、昭和53年に書かれた操体の創始者、橋本敬三先生の動診と題した文書より 整復は形の上から考えるなかれ、動かして診ることだ。制限されて苦痛な動きは、体の方で止めてくれと言っているのだ。気持ちのいいように、痛い方から…

調から整

おはようございます。 今週は友松の担当となります。一週間どうぞよろしくお願い致します。 今回のテーマは「ととのう」です。 ひらがなで表現してるところがいいですね。 漢字だと何だか枠にはめられる感じがするのですが、ひらがなだと何か意味合いが膨ら…

対立から調和、共生へ。

おはようございます。 自分のからだと対立して頑張っても仕方がない。 自分のからだが無ければ、自分の存在は無いわけだから。 自然と対立して頑張るよりも、調和して、より良い未来を創造していった方が良い。 今がどんな状況でも、自然に生かされて生きて…

より大きな目的を果たす為に。

おはようございます。 今回のテーマである「頑張るな」には、その時の勝ち敗けの結果ばかりに執着しすぎ、本来の目的や目標を失うな、といった戒めにも感じる。 柔道の神様とまで崇められた三船久三十段は、前回の東京オリンピックで柔道競技運営委員を務め…

頑張らせない考え方。

おはようございます。 炬燵が心地よく感じる季節な為か、このごろ運動不足になったという声をよく聞くようになりました。 運動というのは、一般的に健康の為、身体を鍛える為、楽しみの為などといった目的で身体を動かすことを指すようです。 しかし、その目…

注意、警告の観点から。

おはようございます。 操体には「バルの戒め」というものがあります。 これは4つのバル、つまり「ガンバルな」「ヨクバルな」「イバルな」「シバルな」の4つであり、「頑張る」「欲張る」「威張る」「縛る」ことを戒めているのです。 「戒め」とは、過ちを…