東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

私の操体課外授業その2

こんばんは、お疲れさまです。ワールドカップから一夜明け、今日も暑い一日でしたね。 まだまだ暑さが続いていますが、皆さん夜の一時いかがお過ごしですか? それにしても暑いですね〜。こう暑いと外回り派の私、頭と行動パターンは日に日に単純化して行き…

わたしの操体課外授業

こんばんは、今日も暑かったですね〜。今年は暑くなるのが早かったので、すでに軽い夏バテを何度か経験してしまった小代田が今晩も駿河の国からお届けします。ワールドカップで日本中が盛り上がる中、さて、今日は何をお話しましょうか。 先日地元の田貫湖で…

おでこのしわには操体を?

こんにちは、小代田です。今日は暑かったですね〜。しかも強い湿度。皆さん熱中症に お気をつけ下さいね。 さて今日は「全身は繋がっている。実体験編」というお話をしてみようかなと思います。 今話題の美容鍼、私が勤めている治療院でもやはり効果ありとい…

潮干狩りと操体

こんばんは、お久しぶりです。駿河の国から小代田です。このブログを書くにあたって毎回有難いなぁと思うことがある。 「じきブログだな」と思い始めると、恒例のように先輩方が書いたブログを読み返すというのが日課のようになってきた。けれどもそうすると…

植物と快適感覚

インドで出会い、現在一緒に音楽を作っている植木屋の友人が先月、開業準備を手伝いにわざわざ神奈川県から来てくれた。 松濤院には入居前から小さな庭があったのだが、水はけがわるかったりと色々と問題があったので、彼にお願いして剪定、移植、石積みのレ…

ワールドカップル

やりましたぜニッポン!! 本日巷では老若男女デンマーク対日本戦の話題で持ちきりだった。 皆さんご存じの通り今回のワールドカップ開催国は南アフリカだ。 実はこの南アフリカ、今年からご縁ができた。 ブログ3日目に登場したイギリス人の友人ジョン・ポー…

言葉は運命のハンドル

京都に初めて住んだのは20歳の時だ。 この時京町家の存在を知り、いつかは住んでみたいなと思っていた。それから時が経ち、手技療法の世界に入り操体を学び始めた頃、京都で開業するなら京町家でやりたいなとよく口にしていた。操体・操体法の創始者である橋…

イスラエリー アラン

ネパールに着いて4日目の朝、グリーンラインというツーリストバスでカトマンドゥを7時に出発してポカラに向かった。 妻は旅の疲れでぐったりとしていて、ポカラまでの道中殆ど寝て過ごしていたが、私はというと遠足気分で近くに座っているツーリストとお喋り…

痰壺と息・食・動・想

以前一緒にバンドを組んでいたベーシストに、東陽片岡という漫画家を勧められてよく読んでいた。 彼の漫画は昭和の日本の描写が多く、手鼻をかむシーンや痰壺などが登場する。 私は今まで痰壺なる物を見たことがないが、高度経済成長期で大気が汚れていた頃…

Sexy Sadie

二日目も引き続き宜しくお願いします。日下さんのクンダリーニとチャクラの文章を読んで、インドのリシケシュにいた時のある出来事を思い出した。リシュケシュについては前回のブログでも少し書いたのだが、ヨーガの聖地として世界的に知られていて多くのツ…

POWER

皆さんお久しぶりです。 日下実行委員よりバトンを受け取った小松です。 京都の東山区からお届けいたします。前回のブログ当番の時は新婚旅行を前日に控えておきながら交通事故に遭い、左肋骨全体骨折、左脛骨開口骨折という大怪我をして幕を閉じたわけです…

生命エネルギーと感覚(最終日)

前日の続き 潜在的な宇宙エネルギーであるクンダリニーがひとたび上昇しはじめると、多くの病気が発病しはじめるかも知れない。というのも生物学的には全身をかき乱してしまったことになるからだ。クンダリニーの上昇に伴い「頭熱足寒」の状態になると循環障…

生命エネルギーと感覚(6日目)

前日の続き 瞑想はクンダリニーやチャクラをもち込まなくても十分に説明できる。そんな必要はまったくない。瞑想そのものはクンダリニーやチャクラとは全然かかわりがないのである。瞑想はそれに関係していないので、クンダリニーやチャクラを持ち込むことに…

生命エネルギーと感覚(5日目)

前日の続き 仏教の始祖である仏陀は決してクンダリニーについての法話はしなかった。仏陀のからだにクンダリニーがなかったというわけではない。エネルギーの通路がすっきり開けていたためにどんな抵抗もなかったということだ。かくして、仏陀は一度もクンダ…

生命エネルギーと感覚(4日目)

前日の続き クンダリニーやチャクラは西洋医学の解剖学や生理学とは一線を画するものである。クンダリニーやチャクラは、微細身あるいはエーテル体、精気体、霊妙体とも言われているものであって肉体のものではない。むろん、そこには肉体に対応する部位はあ…

生命エネルギーと感覚(3日目)

前日の続き クンダリニーやチャクラに関してどんな理論的知識も役に立たないと言ってきた。それは何か理論上の知識をもってしまうと、自分自身にその知識を押しつけ始めるからである。物事を自分が学んできた理論どおりになるように視覚化してしまうのだ。や…

生命エネルギーと感覚(2日目)

前日の続き クンダリニーやチャクラに関しての知識が障害物になる理由は、クンダリニーという宇宙エネルギーの神秘的な知識は一般化してしまったからである。そういったものには個人差があり、その根元は必ずしも同じであるとは言えない。内なる生命には個人…

生命エネルギーと感覚

今回は「瞑想」において切り離すことができない、クンダリニーとチャクラについての真相に迫ってみたい。日本でも幾度かのヨーガブームにのってクンダリニーやチャクラという言葉を耳にしたことがあると思う。それゆえに誤解されていることが少なくなく、そ…

御神輿〜人間合格〜

ここにある私達人間を優しく見守り、生きている実感を味わえる。公平に俯瞰的に観察することが出来るのは・・・なんでしょう。見ようと思っても見えてはいないけれど、感じることが出来たら感(み)えてくるもの。操体で言えば、「太極」の意志であり「自然…

乗るなら波、図に乗っちゃ・・・メよ。

(とうとう甲長30センチになった近所のアイドル=ケヅメ陸亀、ちなみに溺れます、亀なのに・・・) 昨日は朝早く起きて湘南の海に入ってきました。 海が近いのは嬉しいっです!いやァありがとうございます。 (ちなみに、オフショアで膝〜腰、セット腿。面…

足元をみるのは・・・

「土踏まずの役割とはなんですか?」ちょっと皆さんも考えてみて下さいネ。 3〜〜〜〜〜2〜〜〜〜〜〜〜1〜〜〜〜〜〜ストン。では、一回立ってみて下さい。それで足踏みしてみて下さい。それがヒントです。橋本敬三先生は、NHKのDVD「操体法 橋本…

意味は必要か

ブログ週間に向けてコツコツ準備してきた。 その中でも、「もしドラ」がベストセラーになった「ドラッガー」についてチョッピリだけ・・・学んでみました。 (何回も著書を読み直し、熱心なファンのことを「ドラッカリアン」と言うらしい、私は「ネムタガリ…

他力と自力

(自力本願・・・他力本願・・・)患者さんに教えて頂く事は多い。 臨床家にとって必要な・・・というより、人間として必要なことは「謙虚」であること。「生かされている」という、自然法則の基本、恵まれている事を忘れている。 操体に限らず、すべての臨…

天道虫

(何してるのかね?チミは・・・) 某新聞の社説に書いてあったことですが、 内閣の変化と日本国の関係を、ネクタイとスーツに見立てコメントしていました。(さすが上手いなァ)確かに、一部(局所)だけ変えても仕方ありません、変化とは生まれ変わること…

愛しい相棒

半年ぶりの登場を心待ちにしていた皆様(そんな人いるのか?)ようこそお越し下さいました。よほど私が待ち遠しかったのでしょう。つい先日も私の目の前で、一番蝉(造語)が鳴いておりまして、初夏だけに感激してしまいました。オオッ!しょか、しょか。。…

二人の娘?

私には娘?が二人います。 実は二人とも生んでくれた母が病没してしまいました。一人は、くも膜下出血であっけなく、もう一人は癌で。 ティーンエイジャー、大人になりかけの頃でした。女の子にとって母親を最も必要とする時期に母の死を経験しました。 その…

Sotai Forum in Madrid

昨年より東京以外の地でのセミナーを開始した東京操体フォーラムですが、今年は8月に京都でフォーラムを行います。(東京操体フォーラム in 京都) そして9月には、ついに日本を飛び出します。場所はスペインのマドリード。 日西指圧学院(Escuela Japonesa …

生きてそこにいるだけで最高

大学を卒業して初めての職場が心身障害児施設でした。 就職する前に見学に行ってとんでもない洗礼をうけましたが。(勝手口にかわいらしい靴が転がっていたので、きれいに揃えようと思い靴に手を入れたところ・・・・・・あとは想像にお任せします)そんな苦…

東京操体フォーラム in 京都

私共、東京操体フォーラム実行委員一同は橋本敬三師の創案された操体法を継承しつつより発展向上を目指して日々研究研鑽に励んでおります。 その成果の発表の場として、春と秋の年二回フォーラムを開催させていただいておりますが、今年の夏は操体の取り持つ…

癒される小説

村上春樹さんの本が話題になっています。なぜそんなに売れるんだろう?と考えていた時に、古本屋さんで「こころの声を聴く‐河合隼雄対話集‐」という本が目に留まりました。 そのなかで、村上さんが自分の作品について語っているくだりがありました。[物語を…