東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

般若身経のキホン~その②~

温古堂へ来院した患者に、一人一人手渡していたプリント。 それこそ「般若身経」であった。 この「般若身経」は、「般若心経」と読むので、仏教では「般若心経」 と言う経典こそ有名であり、ほとんどの宗派で法事の時にお坊さんは、 これを唱えてくれること…

般若身経のキホン~その①~

今日から一週間お付き合い頂く、茅ヶ崎在住の岡村です。 残暑の厳しい折ではありますが、よろしくお願い致します。 さて、今回はブログのテーマ「般若身経の基本」と言うことで、改め て「般若身経」とは何かを考えてみましょう。 まず操体法の創始者である…

般若身経を解説 その7

進化論で有名なチャールズ・ダーウィンはこのような言葉を残している。 「誤って事実とされたことは長くそのままになりがちなので、科学の進歩にとってきわめて有害である。しかし誤った仮説はほとんど害をなさない。その誤りを立証するという有益な楽しみを…

般若身経を解説 その6

般若身経は毎日習慣で気がついたら行っています。 健康体操だと思われている方もいらっしゃるようですが、 常に自分自身でからだのメンテナンスをしております。

般若身経を解説 その5

久々に訪れたいつも上手いと評判のラーメン屋。 やっぱり相変わらず味で美味しい!と思う。 しかし、そのラーメン屋は毎日試行錯誤を重ねて以前とは、 少し違う味になっているそうです。 毎回、変わらず味で上手いと思わせているところがミソ! 現在の般若身…

般若身経を解説 その4

かつてアリストテレスの時代(約紀元前400年前)は地球を中心に円状に太陽が回っていると考えられていた。(定説) しかしその理論に合わないものが惑星だった。 ※ちなみに惑星とは惑わす星という意味 このことは1500年以上も変わらない理論で誰も異論を唱え…

般若身経を解説 その3

三浦先生の講習に参加する前、まだ治療のみで訪問していたときのことです。 からだの使い方は落第点と言われていました。 般若身経も知らなかった時、何を言われているかさっぱりわかりませんでした。

般若身経を解説 その2

般若身経はからだの使い方、動かし方の法則。 私は操体を知る前は家電製品のマニュアルも読まずに使用するように、 からだを自分勝手に使用していたようです。

般若身経を解説 その1

今週からブログのテーマが「般若身経を解説」に変わります。 1週間お付き合いよろしくお願い致します。 操体を習い始めて「般若身経」と聞いた時、宗教!?と思いびっくりした思い出があります。 「操体法」を創始者、橋本敬三先生が「仏意を集約した一番短…

7)明日は別の日

・映画「風と共に去りぬ」 Tomorrow is another day ・ラジオ体操の歌 新しい朝が来た~ 前後際断して、新しく生きる 言うのは簡単ですが、これが日々できれば達人です 凡夫は、祈るしかないでしょう ※テーマ「この時代の暮らし方・私の免疫力アップ法」

6)快便

そうなる様に、生活を組み立てる事が肝要だと思います ※テーマ「この時代の暮らし方・私の免疫力アップ法」

5)無理しない

仕事でも、興味のある事でも、「今日はここまで」と止める勇気が必要です ※テーマ「この時代の暮らし方・私の免疫力アップ法」

4)ネバネバ系

納豆、オクラ、トロロを食べる様に心がけています ※テーマ「この時代の暮らし方・私の免疫力アップ法」

3)身体を冷やさないこと

常に一枚羽織るものを用意する様にしています ※テーマ「この時代の暮らし方・私の免疫力アップ法」

2)散歩

気に入った公園を組み合わせて歩きます ※テーマ「この時代の暮らし方・私の免疫力アップ法」

この時代の暮らし方・私の免疫力アップ法 1)

規則正しい生活と、睡眠を十分にとること(7~8h) それと、昼寝(15~20分)をします

「免疫力アップのために7 ~自分との絆~」

本日で最終日になります。 一週間自身が考える免疫力アップの為に必要なことを様々な方向から書いてきましたが、私自身が実感としてこの時代に必要な免疫力アップに一番必要なことはやはり自分のやっていることを貫くことのように思います。 現在は日々目ま…

「免疫力アップのために6 ~歩くこと~」

最近の臨床の中で度々歩き方に違和感がある人を目にします。 訴えている症状としては不眠やからだのだるさを訴える人ですが、歩き方や動作が素人目から見ても違和感がある人が増えているように思います。 その理由も恐らくコロナにより生活リズムや環境の変…

「免疫力アップのために5 ~人と人とが支え合っていくこと~」

昨日ふと手にした「クロワッサン」という雑誌に瀬戸内寂聴さんの秘書である瀬尾まなほさんのインタビュー記事が掲載されていました。 その記事の中では瀬尾さんから見た寂聴さんの人生の指針と瀬尾さん自身の生きる指針について書かれていましたが、こんな時…

「免疫力アップのために4 ~支えてくれている人達、この学び、そしてからだへの感謝~」

本日はコロナ騒動に差し掛かった当時の私の日記から抜粋してお届けしたいと思います。 「当たり前に出来ていたこと、当たり前にあったことがいきなり目の前からなくなった時、人は初めてそのありがたみに気が付くことが出来る。 失ってからそのありがたさに…

「免疫力アップのために3 ~孤独をエネルギーに変える~」

コロナ騒動が収束する気配がない中、近頃強く感じていることは「心の制御」がより難しくなっているということです。 最近のニュースを見ていてもコロナによる感染以外でも死者や今までに見られなかったおかしな行動で捕まる人も目立っています。 それは目に…

「免疫アップのために2 ~からだの要求と自分の欲求の線引き~」

最近臨床を終えた後に「操体をやっている人達は若く見える。その秘訣は?」ということを聞かれることがあります。 これまでそういった意識を持ってこの学びと向き合ったことはありませんでしたが、確かに橋本敬三先生や三浦先生、同志達を見ていても年齢を重…

「免疫力アップのために1 ~ブレない自分でいること~」

三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週から三浦寛幸が担当致します。よろしくお願い致します。 テーマは引き続き「この時代の暮らし方・私の免疫力アップ法」となります。 世間では日々何かと暗い話が耳にしますが、こういったものに惑わされずに自…

最終日

生涯の免疫力。 「なにが、ありがたい」かと言って、おかあさんほど、ありがたいものはない。 母の愛こそ、免疫力。 私にとって、師こそありがたい存在はない、師の存在こそ免疫力。 生涯学べる力、学んで行く力が、免疫力。

六日目

先生は九十六歳で生涯を閉じられた。 私もその歳までは学びつづけていたい。 これも大きな支え、大きな免疫力である。 間に合っていればいいんだ、これは四つの戒めと相通じる。 生涯となると、なかなかどうして間に合わないことも多い。 気をゆるめると間が…

五日目

あと十三年。 十三年後に私は八十五歳を迎える。 八十五歳は、先生が現役から退いた歳でもある。 私も、その歳までは現役でいたい。 これも免疫力。

四日目

やっと、橋本先生の歳に追いついた。追いつくまでに五十二年かかった。 なんとか先生の齢に追いつきたい。 この励みも免疫力。 (私は、先生が七十歳の時の弟子) おやつを食べるまーくん(真魚)。

三日目

操体を学びはじめてから五十四年。 この継続力も免疫力。

二日目

皆んなが三茶に足を運べない状態が続く中、春のフォーラム、月々の勉強会、塾SOTAI、海の日の「操体マンダラ」と、あらゆる奥の手を使って、実行できたことも、免疫力を養う励みであり、免疫力につながったことだと思う。 あきらめてしまうことだけは避けた…

一日目

今回のテーマは「免疫力」 ○○に置き換えて免疫力とするのであれば、操体の学びこそ、私にとっての免疫力の全てにつながっていると思う。 真魚(まーくん)と凜(りんちゃん)