東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

半蔵(はんぞう)

「憶の快」七日目

2019年春季東京操体フォーラム は4月29日の開催です。テーマは2018年秋に引き続き「身体芸術と操体」です

「憶の快」六日目

脳に入力される情報は膨大なものである。それを全て取り上げて処理していては、生きて行けないだろう。 意識で掬い上げて、その一部だけが脳裏に残る。でも本当は全ての情報は記憶されている。無意識の中にストックされているはずだ。 見た(look)と思って…

「憶の快」五日目

「人間は、眠っている状態が本当の姿ではないか」という考え方がある。 橋本敬三の言葉を引用して表現するならば、運動系が休止して、植物系を主体として活動している状態、と言えるだろう。 まさに、生きる事に徹している姿である。 よけいな雑念や欲が無い…

「憶の快」四日目

矛盾・抵抗・障害・・・・・これらは、自己を発見し確認させてくれる。 何の問題もなくスルーしてしまうと、そこに創造はない。 一方で、争いの無い平穏な場がないと、練り上げたり深めたりする事が出来ない。 緊張と解放 そのバランス 対極にある性質をも包…

「憶の快」三日目

人生は、トレード・オフだ。という合理的・実存的な考え方がある。 しかし、選択しなかった方に対しても、十分な吟味と配慮があってこそ、今の生が生きてくるのではないか? いやむしろ、それらに支えられて生きているのではないだろうか? 2019年春季東京操…

「憶の快」二日目

まるで前世からの記憶の糸を手繰り寄せるかの様に巡り逢う人。 至近距離にいてニアミスしそうなのに、擦れ違っても気付かない人。 御縁とは、その人の中に生まれる前からセットされた快・不快のお導きによるものではないか? 2019年春季フォーラム « 東京操…

「憶の快」一日目

娑婆に対して、安全に守られていて何ひとつ不自由の無い状態とは、子宮内であろうか? これを仮に胎内感覚と呼ぶとすれば、これが「憶の快」を表現するのに最も近い言葉であろう。 誰もが懐かしく、安らかな安息の空間である。究極のノスタルジーは、ここに…

7日目

我々は、混迷の中を生きている。 今一度、橋本敬三の言葉に耳を傾けるべきではなかろうか? 「世の中には、ものごとの道理のわかった立派な先生方がたくさん居られるが、多くは世に隠れている。その方々と手を取り合って良い方向へ進んで行くべきではないだ…

6日目

『からだの設計にミスはない』 と橋本敬三は言った。 世界には様々の民族が居て、それらに属する様々の歩き方がある。 歩きは本来、生得的なものであって、生まれた環境によって(恐らく、近くに居る大人の姿かっこうを見て真似て)勝手に身に着けたものであ…

5日目

官に対して民 公に対して私 これらが有機的に絡み合って働く事によって、社会は円滑に動いているのだと思う。 公的医療と民間医療 前者は、国費を使うのだから、一つの基準を示さなければならない。その分融通がきかなくなる。 個々人の多様なニーズに答える…

4日目

現代は、色々な意味で雁字搦めの時代である。(どんな時代でも、現代人はそう感じていたに違いないが) 私は、しばしば次のフレーズを引用する。 「我々の時代は、もう既にモーツァルトの時と同じ様にはいかない。しかし、彼と同じくらい純粋に作曲する事は…

3日目

今は昔、 野口 晴哉 野口 三千三 増永 静人 そして 橋本敬三 皆、冷暖自知の人だった。 あの時代の情熱は、どこへ行ってしまったのだろう。

2日目

生死の問題は、個々人にとって切実なテーマである。 しかし、よほどの人でないかぎり、人生の伏流になってしまうのがほとんどである。 若者にとって「終活」など想像の先の他人事である。 「無常迅速 生死大事」と、ブッダは言い遺した。 時はたちまち過ぎ去…

1日目

なんでだろう~♪なんでだろう~♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・ 少し前の漫才コンビの歌詩である。 子供の頃、誰もが自分の生きる世界の様々な事象について疑問を持ち、そう問い掛けたはずである。 それを止めることが大人(社会人)になることだ。 そう…

七日目

やはり、日本の未来のためには、若者を大事にする事だと思います。 私の尊敬する方々は、言葉や表現は多少違いますが、 「人間なんて、そんなに大差はない。要は、自分の好きな事を見つけて、それに打ち込めるかどうかだ。継続できる事が才能です。」 という…

六日目

日本文化の特性は、重層的であることだ、と言われます。 異質なものを否定せず、無毒化して吸収したり共存する技術を持ち合わせています。 「習合」という類比の方法 「ものまね」という、そのものズバリの真似ではなく、そのものの本質だけを真似て表面は適…

五日目

日本的なものを探究していくと、大陸からの輸入文化を日本風に仕立て直したもの、というところに行き着くと思います。 明治以降は、同様に西洋文化を輸入して仕立て直して来ました。 ということは、今後の可能性として、日本的なものは、どんどん変化してい…

四日目

歴史に学び、歴史を捨てる 不易と流行 変わらないもの、それが学ぶべきもの「歴史」でしょう。 我々が今日やっている社会の諸般など『春秋』に定まれり、この域を出ずーと言った人もいました。 それと、時代を変えるもの、これが流行です。 流行には、模倣と…

三日目

過去の成功体験にとらわれるな!と口で言う事はたやすい。 しかし、それを実行出来た人を見るのは稀である。 自己の芸術を壊して、新しい芸風を築く人 自分が若い頃立てた学説を否定して、新説 を打ち出す人 自分が創った会社を誰かに譲って、新しい 事業を…

一日目

大人が最もやってはいけない事は、若者の勢い(やる気)を殺す(削ぐ)ことである。 若さとは、可能性である。 その分、脆弱である。 その分、幼稚である。 大人は危なっかしくて見ていられないので、何とか世知をもって身を固めさそうとする。 しかし、若者…

この世に生まれて来て・・・

この世に生まれて来て 呼吸をし、心臓は脈打っている その息吹きと拍動は 宇宙に響いている それだけで、十分に存在価値がある そして、目に見えない縁となって繋がっている 存在の波動は、ずっと続く

同じ言葉を発しても・・・

同じ言葉を発しても、受け取ってくれる人と受け取ってくれない人がいる。 響く人と響かない人がいる。 各人の前提(背景)が違うから、 表現を工夫しなければならない。 その前に、 その言葉にメッセージはあるか? 伝えたい事があれば、言葉は要らない。 そ…

最近、野田あすか さんという・・・

最近、野田あすか さんというピアニストの作曲のプロセスを、テレビで観た。 彼女は、発達障害を持っているという。 その様子は、将に右脳と左脳のキャッチボールだった。 一般的な作曲家の作業に比べて、かなり手間の掛かる複雑な工程を要する。 それが、と…

消費税の増税は・・・

消費税の増税は、家計にひびく こたえる 負担になる 生活をおびやかす 痛む 影響する

鍼は・・・

鍼は響かせなければ効かない、という。 しかし、鍼の響きを感じない患者もいる。 私は、しかるべき鍼を施せば、響いていると思っている。 ただし、 人体を物として見て、物理的刺激としての針を刺したのでは、響きは無いだろう。 一定の反応としての効果はあ…

「閑かさや・・・

「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」 芭蕉 西洋人の脳は、蝉の鳴き声はノイズにすぎないそうであるが、 日本人の脳には鳥のさえずり、木立にそよぐ風、 小川のせせらぎも声としてメッセージとしてとらえられるという。 声だから聴こえる。音は単なる空気の振動…

「祇園精舎の鐘の声・・・

「祇園精舎の鐘の声 諸行無常のひびきあり・・・」 平家物語の冒頭の有名すぎる一節である。 「ひびく」というものは、人に何かを感じさせるものである。 そうでないものは、通り抜けるか、弾き返される。

7)食いつく

何かを始める(食いつく) これには、きっかけがある。 しかし、それ以前に、そこへ導かれる御縁がある。 つまづいたり、立ち止まったりした時に、ふと、御縁について思いを馳せてみる。 すると、そこに明るい未来は見えて来ないだろうか? 少なくとも、その…

6)食(くら)いつく

必死で取り組んでいる真最中は、自分が見えないものである。 メタ認知 ゾーン ・ ・ ・ 努力(食[くら]いつく)というレベルを超えた領域 シンクロして 乗りこなして 調和した世界 そこに至るまでは、やはり食(くら)いつかなければならない。

5)食いつく す

もうこれ以上食べられない 全種類完食制覇 グルメを極めた ・ ・ ・ そこまで行かないと、欲はなくならない。 そうならないと、ほどほどというものは、わからない。 多くの場合、足りないか、度を過ごしてしまう。 だから、加減を知っている老師、長老が必要…