半蔵(はんぞう)
ちょうどいい質と量の仕事をこなしながら老いて行く ライフ-ワーク バランス ぴったりと入れ子の様に納まった人生与えられた命を生かしきって、去る それが寿命
「ここを押したら治る」と「ここを押して治す」との間には、気の遠くなるほどの距離がある
健康とは、本人の内面の問題 まず「何をやりたいか」それが可能な心身のコンディションと時間の配分が寿命 両者がマッチしていれば幸せ
解剖学者 三木成夫先生の学問では 脳ー精神ー動物系心臓ー心情ー植物系 とされている もう少し植物の生き方を学んだ方がいい、とも仰っている
現代において、スポーツ医学は、競技スポーツと健康増進スポーツの2つの分野がある 後者では、是非とも東洋体育を見直して頂きたい
やりたい事をやって、言いたい事を言って、食べたいものを食べる これができたら、後は寿命は天運
※ブログのテーマは引き続き「健康と寿命」です。 健体康心(健やかな体と康らかな心) 古人は、快適な状態を体と心の両面から考えてきた 「操体」には、その具体的な方法が用意されている
求道者 裏 表現者 表 伝道者 半表半裏
魚類の頭側ー尾側は、一直線で整っていた 人類は、直立して顔が前を向いているのでややこしくなった オモテ(面)というが、ウラ(裏ー腹側)を向いている
人は、心にもない裏腹な言葉を喋る生き物である腹を割る、背中をあずける信頼の証の表現
優れた先達は、貴重な知見を遺されている 脊際線 「臓の熱が出る所」(沢田健 先生)「裏任脈」(野口晴哉 先生)
どちらがメイン・サブ?
どちらが図と地?
※実行委員ブログ、テーマは引き続き「うらおもて」です。 コインの裏表、リバーシブルジャンパーの裏表 どちらが裏で、どちらが表か デュアルスタンダード
詩人 吉野 弘さんにステキな作品があります。 紅葉(黄葉)清談 物の本によれば上代にはモミチと発音し「黄葉」の漢字をあてていたが平安時代以後、モミヂと濁音化し「紅葉」の漢字をあてるようにもなった ― と。なお、モミチ、モミヂの発音は「色を揉み出す…
法隆寺宮大工 西岡常一棟梁 は、 「わたしに何か話せゆうても、木のことと建物のことしか話しませんで。」 と仰いますが、その言葉には含蓄があります。 「環境とか育ち方が木の性質を決めてしまうです。それを証明する例が、日本の吉野杉を台湾に植えてる話…
登山家、冒険家の植村直巳さんは、五大陸の最高峰を制覇し、後進の登山家達に影響を与えました。 「やったことの大きい、小さいではなく自分の夢に向かってどれだけ”心”を賭けることができたかが大切である。」 という言葉を残しています。 これは、全ての人…
リヒャルト シュトラウスに「アルプス交響曲」という作品があります。アルプスを眺望する小高い山に登ってから降りるまでを音楽にした秀作です。 この曲もいいのですが、私はどちらかというと、この作曲家の「オーボエ協奏曲」が好きです。 第二次世界大戦が…
人生には、山坂がある。 野球人 野村克也さんは、 人生には、3つの坂がある 登り坂、下り坂、まさか 「まさか」に備えよ と警鐘を鳴らしています。 野球の名手であるとともに、常に山場(話題)を作ったセルフプロデュースの達人でした。 サッチーさんのお…
今秋も、森林公園の紅葉を見に行った。 緑・黄・赤のグラデーションが、とても美しかった。 春は花見と称して桜をめでる。では、秋は・・・・・万葉集に 秋風は 涼しくなりぬ 馬並めて いざ野に行かな 萩の花見に という歌があった。 そうか、秋は萩か。じゃ…
※テーマは引き続き「山」です。 腰痛の治療に来られている50代の女性が待合室で「ヤマケイ」のバックナンバーを楽しそうに読んでいた。 登山雑誌『山と渓谷』のことである。 若い頃、数々の名山に登って来られたそうだが、「今は、低山歩きを目指していま…
解剖学者 三木成夫先生は、 「五億年の歳月は、このようにわれわれのふるさとを、大海原から、母親の乳房のふところへと大きく変えたことになる。 “mater(母)”が”mare(海)”に、”海”が”産み”に通ずることは、この間の事情を端的に物語っているのではなか…
地球温暖化により海水面が上昇して水没の危機を迎えている地域もあれば、北極の氷が溶けて北極海航路という物流革命が起きたりしています。 これまでも、海の進退により地理的条件が変化し、人間の歴史に影響を与えて来た事が窺われます。 海は親しい間柄で…
天(陽)、地(陰)と配当されていますが、では海は? 人体の中の体液は重要です。 気・血・水 – もっと水に着目してもいいと思います。 2022年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum (フォーラム案内) 2022年秋季プログラム | 2022年秋季東京操体フ…
「長江は、やがて海に出会う」 「生命は、海から生まれて海に還る」 「シャケは、生まれた川から海に出るが、やがて遡上して故郷へ帰る」 などの表現にも見られる様に、海は地球上の大きな循環の中心にあります。 2022年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sota…
ドビュッシーに「海」という作品があります。北斎の「神奈川沖波裏」からインスピレーションを得て書いたとされています。内容は、彼が子供の頃から触れて来た海に対するイメージなのだそうです。 私は、彼の作品の中では「小舟にて」という小品が好きです。…
急に海を見たくなって、思い立って、海へ行く。 海辺へ行くと落ち着くという人は多いと思います。 波のリズムに合わせて呼吸をしてみると、忘れていた何かが蘇るのでしょう。 2022年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum (フォーラム案内) 2022年秋…
※東京操体フォーラム実行委員ブログ、テーマは引き続き「海」です。 海は広いな、大きいな月は昇るし、日は沈む 春の海 ひねもすのたり のたりかな 海は、ずっと眺めていても飽きないものです。 2022年秋季東京操体フォーラム | Tokyo Sotai Forum (フォー…
人は何かを背負って、この世に生まれて来る。 「癒す」とは、その人の人生の課題である。「癒える」とは、生の苦しみから解放されることである(多くの人は、死の時を待たねばならない。希に、人生の途上でそれに至る人がいる。その人を、悟った人、覚者と言…
解剖学者 三木成夫先生は、 「「内臓不快」-これが人間苦の究極の“引き金”だ」(「内臓とこころ」23p) と語っておられます。 内臓とこころ (河出文庫) 作者:三木 成夫 河出書房新社 Amazon 「これはものの本質をついていると思います。なにもむずかしい…