2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧
意識で入って 無意識にゆだねる 気が付いたら、娑婆に居る
自然にまかせる 流れにまかせる シンクロする 音が消える 時間が止まる
只管打坐 ただ坐る ただやることは難しい 考え尽くした果てに、真白になって ただやる
操体の臨床、そしてからだの動きも「(自分が)頑張る動き」から「(からだが)がんばらない動き」へ進化してきました。 その進化は時代の流れの中で著しく変わっていく人の想念の在り方に適応するために必然的なものであったのと同時に人が自らの力で健康を…
時代の流れと共に人の想念の在り方も大きく変化していますが、ここ百年の間で現在が一番「頑張れない」時代になってきているように感じます。 そう感じる理由はここ20年の間に携帯電話、パソコンを持つことが当たり前になったことで人と人との心の繋がりが…
「頑張る」という意識が働くことでからだに一番影響を与えるのは呼吸のように思います。 仕事などで無我夢中になって頑張っている時は当然ながら呼吸には意識が向けられず自然呼吸になっていますが、この時の呼吸は浅く、吸気がとても入りにくくなります。 …
一昔前に「なぜ何年学んでいても自分が掴みたいことが掴めないのか?」ということを考えていました。 私は数年前から自分が知りたいこと以上の情報を持っている先輩方に囲まれていてとても恵まれた環境に身を置いていますが、知り得た情報を上手く消化出来て…
最近の臨床を振り返ってみると、力まず自然体で臨めるようになってきたように思います。 その理由も臨床の空間に入っていく前に「頑張ろう」という意識が消えたことが大きいように感じています。 そういった意識感覚になれたのも橋本敬三先生の説かれた「バ…
学生の時は「頑張れ!」という言葉は少し嫌いな言葉だったように思います。 特に勉強嫌いだった私にとってからだを動かすこと以外のことは自主的に自分から取り組むことが出来ず、その中で頑張れと言われるとその言葉は自分に苦痛を与えるものとなっていたと…
三浦先生とネコちゃん達、ありがとうございました。 今週から三浦寛幸が担当致します。よろしくお願い致します。 今回のテーマは「操体的な『がんばるな』とは」になります。 今まで頑張る世界で生きてきた私にとって操体を学び始めた時に言われた「がんばる…
操体の創始者、橋本敬三先生は「言葉は運命のハンドル」って言った。 使う言葉によって、運命が変わるってことなんだ。 操体を勉強している人達が「ことば」を大事にして「言葉をコントロール」しているのもそのためなんだよ。 言葉を統制できる人を賢人とい…
「がんばる」ことって「本当はやりたくないことを、我慢してやる」こと、「がんばらない」のは「本当はやりたくないことを、やらないこと」って言ってもいいんだけど、 普通にいう「がんばる」っていうことが必要な時もあるよ。 目標があってそれにむかうの…
りんりん、まーちゃんに続いて、一番年上の小十郎です。でもちびちゃん、ってよばれてます。 シモン兄ちゃん(2017年7月永眠)が大きいねこだったんで、ちびちゃん、なんだ。 ボクが5.3キロで、まーちゃんが6.3キロだから、たしかにまーちゃんよりはちいさい…
真魚です。 このまえ、おとーちゃんとテレビをみてたら、「がんばらなくて一億年いきてきた」っていうおさかなが出てきた。 第624回「がんばらないで1億年! 古代魚ガー」 ─ ダーウィンが来た! NHK 一億年も形が変わっていないんだって。 ちきゅうにいんせ…
こんにちは。真魚(まお)、2歳です。おとーちゃんには「まーくん」とよばれています。 保護されてシェルターにいたんだけど、ご縁があって2017年の8月にきました。 おとーちゃん曰く「まーくんは日本猫じゃないね」。 ボクは「べんがる」っていう猫ににて…
「ペップトーク」って知ってる? 日本ペップトーク普及協会 アメリカのスポーツ選手とかが、試合前に気持ちを高めるためにかけ合う言葉とか、元気づける言葉のことなんだけど。 人間って、耳で聞いた言葉でも、インパクトがある単語が効いちゃうんだって。 …
こんにちは。 今年の7月から三浦先生(おとーちゃん)のところにいる、凜(りん)です。 「りんちゃん」とか「りんりん」って呼ばれてます。 2019年の女の子の名前で、一番多かったのが「凜」らしいけど、流行の名前らしいです。 おとーちゃん、最初は、保護…
さて、がんばらなくてもいい、と言われても、この世、娑婆ではイヤなことをしなければ生きて行けないこともあります。 私達が生きている横の世界は、因果応報ので相対的な世界(自分のやったことは、いいこともわるいこともすべて跳ね返ってくる)だから。 …
「ありのままの私を愛して」的なものではないことがお分かりいただけたでしょうか。 話が逆になりますが、この話は、アンデルセンの「雪の女王」がベースになっていますが、全く違う話になっています。 雪の女王 アンデルセン童話集 (角川文庫) 作者: アンデ…
最初に書いておきます。ディズニー映画なんて、お子様向けじゃん、とバカにしている方がいたら、そういう先入観を捨ててください。 先入観や思いこみを捨てるのも "Let it go"です。 また、こういう時って、私の経験によると「必要な人ほど、自分の価値観が…
「がんばらなくてもいいんだ」と、「がんばるな」は、若干ニュアンスが違いますが、操体における「バルの戒め」は、「すでに最初から救われているから、がんばらなくていいんだ」という意味に解釈できます。 つまり「がんばる」という行為を禁止しているので…
ちょっと長くなりますが「生体の歪みを正す」から引用します。 生体の歪みを正す オンデマンド版:橋本敬三論想集 作者: 橋本敬三 出版社/メーカー: 創元社 発売日: 2010/08/25 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 25回 この商品を含むブログ (8件) を見る…
2019年秋季東京操体フォーラムでは、午前中、タスクフォース(若手チーム)と私が「がんばるな」についての発表を行いました。 当初「がんばるな、いばるな、よくばるな、しばるな」の、各々について発表するという話があったのですが、私は却下しました(笑…
こんにちは。東京操体フォーラム、TEI-ZAN操体医科学研究所の畠山裕美です。 一週間よろしくお願い致します。 今回のテーマは、「操体的な『かんばるな』とは」です。 丁度先月11月23日に開催された「2019年秋季東京操体フォーラム」のテーマが、「『がんば…
おはようございます。 自分のからだと対立して頑張っても仕方がない。 自分のからだが無ければ、自分の存在は無いわけだから。 自然と対立して頑張るよりも、調和して、より良い未来を創造していった方が良い。 今がどんな状況でも、自然に生かされて生きて…
おはようございます。 今回のテーマである「頑張るな」には、その時の勝ち敗けの結果ばかりに執着しすぎ、本来の目的や目標を失うな、といった戒めにも感じる。 柔道の神様とまで崇められた三船久三十段は、前回の東京オリンピックで柔道競技運営委員を務め…
おはようございます。 ふと、現在放送中のNHKの大河ドラマ「いだてん」のワンシーンが思い浮かびました。 それは、役所広司扮する加納治五郎が「逆らわずして勝つ」と言っているシーンでした。 「逆らわずして勝つ」とか「対立せずに勝つ」という事も、今…
おはようございます。 炬燵が心地よく感じる季節な為か、このごろ運動不足になったという声をよく聞くようになりました。 運動というのは、一般的に健康の為、身体を鍛える為、楽しみの為などといった目的で身体を動かすことを指すようです。 しかし、その目…
おはようございます。 操体には「バルの戒め」というものがあります。 これは4つのバル、つまり「ガンバルな」「ヨクバルな」「イバルな」「シバルな」の4つであり、「頑張る」「欲張る」「威張る」「縛る」ことを戒めているのです。 「戒め」とは、過ちを…
おはようございます。 何かを成し遂げようと困難に耐えて努力する事は大事です。 ですが、何をするにしても能率と効率を考えた上で、成果を高めるべきです。 しかし、能率面や効率面ばかりを追求していては、無理が生じ、疲弊してしまう。 企業然り、人間然…