東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

雪山より

今日から一週間ブログを担当します佐助です。一週間お付き合いよろしくお願いします。 今日の3月31日は、最終営業日とするスキー場が多いのではないでしょうか。僕の家は、車移動で1時間以内の場所に5か所ほどありますが、この5か所すべてで3月31日が最終営…

おわりに

村上先生は、とても素敵な人です。 随所に、A・アインシュタインの珠玉の言葉を引用されております。 慎んで、書き写させて頂きます。「宗教抜きの科学は足が不自由も同然であり、 科学抜きの宗教は目が不自由も同然である」 (56p)「簡単な解決策が見つか…

5. 人間はどこに向かうのか?

『命は「生命」と漢字で書く場合と、ひらがなで「いのち」と書く場合があります。生命と書くと、生命科学とか生命維持装置など、何となく物理的なイメージですが、それらを「いのち科学」「いのち維持装置」とは表現しません。 いのちは、物理的なイメージで…

4. 見えない世界が医療に入る日

『医学教育では、気功とかハンドヒーリングには全く触れていません。そこも、今の科学の限界と言えそうです。科学は、実証されたものだけを伝えるのをよしとするのが作法で、客観的な計測器で計測できないものは「存在しない」と帰結します。 「ない」と言わ…

3. 「お迎え現象」を科学する

『霊の世界とか魂とか、そういう世界をなるべく見ないでおこうとする現在の日本人の生活は、とてもいびつな形態です。そういうものは信じないとしている人でも、時には神頼みをするし、初詣にも出かけます。特定宗教に属していなくても、自然に手を合わせま…

2. 魂と遺伝子をめぐる論争

『一般の方がDNAという言葉を耳にすると、比較的固定したイメージで考えると思います。「DNAだからしようがない」「父親の遺伝子だから、母親の遺伝子だからしかたがない」という感じです。しかしそうではなく、遺伝子には色々な環境因子(要因)によってダ…

1. 神の存在

『私の考えは、「神」という存在に対する表現方法は国あるいは時代によって違うけれど、たったひとつ人知を超えるものから出ている存在であり、そのために色々な登道があり、時代によって解釈が違うというものです。おそらく、元はひとつだったように思いま…

はじめに

既にお読みの方も多いかと思いますが、 『神(サムシング・グレート)と見えない世界』(祥伝社)という本が上梓されました。 矢作直樹先生と村上和雄先生による対談本です。 表紙裏の解説には「見えない世界について、東大大学病院教授である現役医師と遺伝…

「操体と生きる7」

先日、畠山先生から「ISIS編集学校」の案内のメールを頂いたのだが。そこにとてもおもしろい記事があった。編集人インタビューでの鈴木寛さんの記事である。そこには編集工学の観点から観た「メッシ」の在り方について書かれていた。 なぜメッシはFCバルセロ…

「操体と生きる6」

今日は紙面で話題になっている「体罰」について書いていこうと思う。柔道の女子ロンドンオリンピック代表や大阪の高校で起こった体罰問題。 一体どこからが体罰の基準になるのかはよく分からないが、恐らく強い立場の人間が弱い立場の人間に手を挙げた、もし…

「操体と生きる5」

近頃よく宮沢賢治の「アメニモマケズ」をよく目にする機会が多い。私は学生時代から本が苦手な人間であったが、なぜか宮沢賢治の本だけはとても熱心に読んでいた記憶がある。 当時は当然ながら、その世界観は全く分からなかったが現在になって読み直してみる…

「操体と生きる4」

去年、三浦先生からこのような言葉を頂いた。「オレは弟子達の上達は臨床の上手い、下手で判断していない。日頃の行いを見て判断している」この言葉は臨床の技術に捕らわれ過ぎていた私を見かねて言って下さったのだと思う。 よく噛み砕いていくと三浦先生は…

「操体と生きる3」

操体では人間の命の営み(息・食・動・想)における法則を説いているのだが、一体どれだけの人がこの法則を実践し、自身の人生に活かせているのだろうか。私も理論は知っていても実際の生活の中で生かしきれていない者の一人だと思う。 いつも「間に合ってい…

「操体と生きる2」

学びというのは「命」在るものだと私は思っている。そして命を宿している以上は「意思」があり、常に変化していくものであるので、「永遠不変」ということは無い。学びを得ている者はその変化を常に察知し先人達から得た知恵を新しいものにしていかなければ…

「操体と生きる1」

こんにちは。一週間宜しくお願い致します。去年の最後のブログで少し触れたので書いておきたいことがあるのだが、今年の1月末から下北沢の古着屋でアルバイトをする事になった。正直な気持ちを書くと20代中心が集まる職場に今からアルバイトという立場で働く…

 生と性。

感性も感動も、そして快も、本質的には わくわく、うきうきするようなものではなく 鎮静して静まるものである。わくわくうきうきするような感性、感動には 満たされない自我がある。その心は欲望を生み出す。その欲は、そうしようとしなくても、必ず、いつか…

かっこいい人生

かっこいい人生、かっこいい指導(臨生)とは、 自分といい関係、いいご縁を持ち続けること。そして、自分と気心がいいことが条件です。そして齢(よわい)を重ねても 現役の目をもちつづけていることです。現役の目とは、学びつづけている生き生きとした目…

若き日は

若き日は「泥まみれに働きなさい」。そして己を「磨く」「身がきなさい」。そして身を「届ける」。身を届けるとはお世話になった人に会いに行きなさい。 顔を出しなさい。おかまいなしでは、いけません。緊急 週刊現代(2013/03/16), 東大病院・救急部長が語…

いのちの使い方。

いのちの使い方を知れば、ささやかながら己の人生をまっとうできる。 最後まで命ながらえる。 君のいき方は、人生のうまみ(身)なのかつまみ(身)なのか。 人生のうまみとはいのちの豊かさであり 人生のつまみとは生活、くらしの相対的豊かさである。 うま…

3日目。 眠り。

選択の自由の中に人生がある。 その人生は眠りにある。 しかし一度に二つの矢は放てない。 選択は一つ、選べるのは一つの快眠によって その一つがもたらされる。眠りを恐れて避けている人がいる。 また、睡眠障害をかかえている人がいる。 心のどこかで、自…

快眠

左脳の眠りは呼吸が浅い。 呼吸が浅いから眠りが浅いのである。 眠りの中に思考が入りこんでくると、うわごとをいう、夢にうなされる、 歯ぎしりする。眠りの中で疲れ果てている。快眠とは言わず、不眠という。 眠りの中で不眠を誘っている。「多幸感」とい…

いのちが芽吹く。

おはようございます。今日から一週間ブログを担当します三浦です。昨年はヨーロッパの荒れ狂った経済危機によって、スペインでのセミナーが中断されてしまったが、 今年五月スペインのバレンシヤで開催が決定、そして九月にはイタリアでの開催が決定した。先…

不可視なるもの(エピローグ)

不可視なるものをテーマに書こうと思っていたら、結局、一 週間『気学』ネタで終了してしまいました。私がこの『九星気学』を学ぼうと思った動機は幾つかあるの ですが、その中で大きなウエイトを占めたのは、九星気学自 体が、根源的には中国の思想が反映さ…

選名

さて、問題です(1)『Inspire the Next』、(2)『Leading Innovation』 (3)『ideas for life』、(4)『Changes for the Better』これらは何だと思いますか?分かった方は相当なマニア、聞いたことはあるけど何だっけ?って方が 殆どではないかと思…

仮吉方

昨日は幸せの500円玉貯金、『日盤吉方』のことを書いたの ですが、今日は更に上乗せで、有効期限60年と言われる 『仮吉方』についても書いてみたいと思います。私たち人間はおぎゃぁ〜と、この世に生を受け、その家に根付き、 人によっては生涯をその場所で…

日盤吉方

不可視な大いなるエネルギーを得るための手法が気学には幾 つかあります。その代表的な一つが『日盤吉方』です。 読んで字の如くで、日々行うことで運気をあげていく『幸せ の500円玉貯金』の様なものでしょうか。私がこの九星気学を面白いと感じている一つ…

癸巳

タイトルになっている『癸巳』って読める方は読めるでしょ うが、如何でしょうか?私は読めない一人でした。 因みに読み方は『癸巳(みずのとみ)』です。 一般的には今年の干支(えと)は何でしょ?って聞かれると、 巳年(みどし)とは言っても、『癸巳』…

ダークマター

私がここ最近、見えないものへの理解をより深めたいという 思いから学んでいるものの代表が、昨年から勉強し始めた 「九星気学」です。もっとも、諸先輩方の様に真剣に取り組んでいる方々と違い、 至ってマイペース、操体との類似点を愉しみ、味わいつつの …

不可視なるもの(プロローグ)

今年は寒さが厳しいと、毎年言っている出雲之国住人福田です。 今週一週間またまたお付き合い下さいまし。。。毎度のことながら、この東京操体フォーラム実行委員ブログは、 書き物が苦手な私の頭を痛めてくれて、毎回悩ましい二週間 (準備構想を含む)を送…

数字の謎と「8」。

最終日となりました。昨日の 8−6−8というのは、橋本敬三先生で、 4−8−4というのは、三浦理事長です。弟子がメンター数を持っているということもあるのです。「8」というのは操体に縁が深い数字です。ちなみに、私のAN(エンジェル・ナンバー)は「8」…