東京操体フォーラム 実行委員ブログ

操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

寺本 雅一(てらもと まさかず)

宿っているものを前にして

本人の記憶 からだの記憶 細胞の記憶 日々の生活を送るなかで、様々な記憶がからだのなかに宿っていく。 こころが大きく動いたとき、その経験の記憶はどこへおさまっていくのだろうか。 また、何か思わぬ怪我をした時、何らかの外傷を治療してもらったとして…

本のなかに宿っているもの6

朝目が覚めたときに感じる呼吸。 自然と呼吸が入ってきている。 そのことに意識が向く。 眠りという大切な空間。 そのなかでからだに起こっていること。 呼吸が教えてくれていること。 からだからのメッセージ。 操体法の新重心理論(導入編): 非対称から診…

本のなかに宿っているもの5

重心の適性にかなうこと。 そういうものにからだは素直な反応をみせてくれるようだ。 いや、からだだけではなく、わたしもそのなかにいて、 もしかしたらわたしも素直に受けとることができているのかもしれない。 素直な空間のなかで わたしとからだは重なっ…

本のなかに宿っているもの4

一歩退くか 半歩踏み出すか 眼の前のことに向かう姿勢にも重心はあらわれる。 それがこころの軸とも関係があるように感じられて興味深い。 操体法の新重心理論(導入編): 非対称から診た操体法の再生と天望 作者:三浦寛 一般社団法人日本操体指導者協会・人…

本のなかに宿っているもの3

じぶん からだ こころ 皮膚 呼吸 空間 「そうなっている」ことを感じ、学んでいる。 何か特別なものだけが特別なこと、というわけでもないことにハッとさせられる。 身近なもののひとつひとつに「そうなっている」ことは宿っている。 そしてそれらは重なって…

本に宿っているもの2

人は何十年かけて大切に学び続けてきたことであっても、その学んでいることのなかに、そのままにしてはおけない何かを感じているのなら、もう一度根底からひっくり返して取り組み、学びを続けていくことができる。 そんないのちある学びを再生する過程がこの…

本のなかに宿っているもの

おはようございます。 目にみえたり、みえなかったりするけれども私たちの身のまわりに満ち満ちているなにか。言葉になっていないなにか。 それをまるごとで触れて感じ入るような一週間。瀧澤さんありがとうございました。 本日よりバトンを受け取って寺本が…

生活のなかの呼吸

なかなか継続して何かに取り組むことが苦手な性分なのですが、そんななかでも眠る前や目覚めた後に心がけるようにしていることがあります。 居間の箒掛けがそのひとつなのですが、これがやってみると不思議に感じることがあります。 見た目にはそんなにゴミ…

葉裏にて

本ブログでも何度か書いたことがあることですが、近隣の小学校の中にある学級園の活動に昨年より関わることになりました。 このところは栽培中の作物につく虫チェックに勤しんでいます。 今朝も活動中に覗いてきましたが、つい数日前の報告では全然そんな気…

道端にて

普段の何気ないときのことですが、外を移動していて、ふと空の様子に目が行くことがあります。 特に自転車で移動している時に、急に空が目に入ってくることなどあり、 しばらくしてからやっぱり気になって、ちょっと立ち止まってみたりもするのですが、不思…

焚き火

初日のブログでお話した木崎湖での話。この湖畔のバンガローに仲間と一泊したので、朝にはバンガローの前で火を焚いてお湯を沸かしました。 その辺に転がっている比較的乾いていて薪になるものを自分で探してくるところから。焚き付けにはこれがいいかな、お…

竹林にて

今年から月に2回ほど、近隣の公園の竹林管理のボランティアに参加するようになりました。 昔からなんとなく竹といういきものには惹かれるものがありました。 素材としても面白く、いきものとしても興味深い。 今まで竹林を訪れたことなどありませんでしたが…

窓辺にて

先日とある老紳士のお宅へお邪魔する機会がありました。 昨年からふとした御縁で家族ぐるみでお付き合いする仲になった方で、年に数回顔を合わせるのをお互い愉しみにしています。 その方は今年からハイビスカスをお部屋で育てています。 一体いくつの花をつ…

湖畔にて

おはようございます。 瀧澤さん7日間の空間をありがとうございました。 添えられている写真もとても素敵でしたね。 本日より一週間寺本が担当致します。 宜しくお願い致します。 今年の夏、とある用事で長野県は信濃大町にある木崎湖を訪れました。 その湖…

ゆっくりやってみる7

(昨日の続き) 実践することで感じられることはあります。 息(呼吸)というとても身近で、根源的な生命の営み。 そこにも、ゆっくりということばはたしかに重なっているように感じられます。 ゆっくりという言葉をもう一度感じ直してみよう。 まず自分の中…

ゆっくりやってみる6

(昨日の続き) 実践するなかで感じられることはあります。 ちょっと無理をすることが続き、からだの調子をくずす。 強制的にゆっくり休まざるを得ない時間を過ごしながら、からだの状況に意識を重ね、しばらく時間をかけながら調子を取り戻していく。そうい…

ゆっくりやってみる5

(昨日の続き) 実践するなかで感じられることはあります。 ゆっくりということばをきっかけにして、からだのリズムに意識が向き始める。 自分のリズムが先行して、からだのリズムのことなんか感じられていなかったことに気付く。 そういう意識の変化が起こ…

ゆっくりやってみる4

(昨日の続き) 実践するなかで感じられることはあります。 意識的にゆっくり動いてみることを実践するなかで、ある時に「からだの動き」と出会う。 あぁ、ゆっくり、ゆっくりという問いかけを通じて、普段は「私の動き」としか感じられていなかった身体活動…

ゆっくりやってみる3

(昨日の続き) 実践するなかで感じられることはあります。 私も最初は自分の動きの速さに指摘を受けながら、意図的にゆっくりゆっくりと動こうとすることから始まっていました。 実際の操法の様子や、操者が被験者に介助・補助を与える様子などを操体を知ら…

ゆっくりやってみる2

(昨日の続き) 操体を学ぶ中でひしひしと感じていた重要なキーワード。 何で「ゆっくり」という問いかけをこんなに大切にしてきたのか。 実践するなかで少しずつ感じられることもあります。 ゆっくりという姿勢はいろいろなこと、例えばからだの要求にかな…

ゆっくりやってみる

こんにちは。 すーっと風が吹いてきて、その涼しさや香りを味わっているような。 そんなことばが届いた7日間。 瀧澤さんありがとうございました。 ブログ執筆のバトンタッチをして本日から1週間、寺本が担当します。宜しくお願い致します。 操体を通して、…

ちょっと立ち止まりたいときに7

ことばは光のようなもの ことばは風のようなもの ことばは雨のようなもの 忙しい日々を送っていると、やるべきことに追いかけられてそのことに向き合うことで精いっぱいとなることもある。 「今日も一日疲れたなあ」とからだを休めようと床につく。 目を閉じ…

ちょっと立ち止まりたいときに6

ことばは光のようなもの ことばは風のようなもの ことばは雨のようなもの 何かをやろうとしても、なにかスッと前にすすめない そういうことが日々の生活のなかにあるのですが、 前だったらがむしゃらに、 何でもいいから手に取ってみたり、とりあえずやって…

ちょっと立ち止まりたいときに5

ことばは光のようなもの ことばは風のようなもの ことばは雨のようなもの 昨日のブログの続きになりますが、自然の奏でる音の世界に重なるような人間の「声」のことを想う時、 あぁそういえば自分は「ホーメイ」という歌唱法に惹かれてきたなということをも…

ちょっと立ち止まりたいときに4

ことばは光のようなもの ことばは風のようなもの ことばは雨のようなもの このところ、朝4時くらいには何かの鳥の鳴き声がきこえてきます。 すると、あぁもう夜が明けてくるんだなぁと感じます。 雨が降ったり、風が吹いてきたり、木の葉が揺れていたり、 …

ちょっと立ち止まりたいときに3

ことばは光のようなもの ことばは風のようなもの ことばは雨のようなもの 昨日の続きです。 今はニホンヤモリを育てていないので、虫ハンティングをすることはなくなったのですが、最近また同じように散策する機会を得ることができました。 近くの小学校の授…

ちょっと立ち止まりたいときに2

ことばは光のようなもの ことばは風のようなもの ことばは雨のようなもの 以前、このブログにも書いたことがあるかもしれませんが、 その昔、ニホンヤモリを育てている時期がありました。 我が家に迷い込んだ小さい生き物を興味本位で育て始める中で、 色々…

ちょっと立ち止まりたいときに

おはようございます。 ことばは光のようなもの ことばは風のようなもの ことばは雨のようなもの そんなことばによって 誰かに読まれるのことない わたしとからだとの間で 感謝のひびきを通じて交わされている手紙 瀧澤さん、一週間ありがとうございました。 …

しずかなことば7

毎日を生きていると、意図せずともたくさんの情報が溢れ出してくる。 その情報に興味を抱いて、その流れにのって行けばあっという間に一日は過ぎていく。 目にみえない選択の瞬間が各々の生き方のなかに、生活のなかに無数に存在している。 現代は独りになれ…

しずかなことば6

(つづき) 先の春季フォーラムを経て感じていること。 もしかしたら私たちは普段目にみえない流れの入り混じるなかで生活しているのではないか。 巧に編み込まれた便利な生活にながれている多方向からの強い流れ。 からだがききわけている自然に貫通してい…