昨日「接触」についてのことを書きましたが、私自身も身の回りを見渡してみれば「接触」の機会を失っているように感じています。
こどもの頃は、あそびのなかで何にも考えず色々なものに触れてみていました。
全身でそういった経験を味わっていたように思います。
そんな感覚世界に比べれば、あぁだいぶ触れることから離れているなぁと感じるのです。
そんななか仲間のライフスタイルを参考に、生活のなかに取り入れるようにしているのは、道具を使わず、手を使って掃除をすることです。
台所の流しや洗面台など、スポンジを使わずに手で触れながら掃除していると色々発見があります。
目で見て「綺麗かな」と感じた場所でも、
触れてみると、結構ざらついた感じが残っているのがわかったり、手で磨いていると僅かな汚れが頭で考えなくても伝わってくる感じがあることです。
これは、頭を使わなくてもできるぞと思い、試しています。
手で見て、磨き終わった後は、視覚よりも触覚が生き生きとしているのが感じられるようで、それがとても感じがいいのです。