東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

環境 その5

天気が変わると気分が変わる。 雨が降ってどんよりしていると気分がうつ状態になる。 これって本当にあるそうで「天気うつ」というそうです。 天気が悪くても良くても同じような状態に 保ちたいというのが人間の性かもしれません。 その時は呼吸を深く吸うこ…

環境 その4

私は仕事柄、非常に出張が多くいろいろな地域を訪問します。 先日、北海道へ訪問しました。 現地は0℃。 帰ってきた東京は20℃近くありました。 寒暖差が激しいとそれなりからだには負担があるようです。 呼吸のリズムも変わってきます。 普段は意識もせずにし…

環境 その3

天気がいい日はなるべく外に出たいです。 最近は在宅勤務も当たり前になり、一日中外に出ない時も多いかと思います。 幸い私は犬を飼っているので散歩する習慣があります。 30分でも外に出て外の空気を吸うことは非常に気持ちがいいことです。 自分が気持ち…

環境 その2

以前の職場は人間関係が非常に悪かったです。 辞める間際は人生初の四十肩になってしまいました。 ストレスを多く感じるとからだは素直で本当に曲がってしまいます。 何とか生きていく上でバランスを取っているのですね。 からだが喜ぶような職場が理想です…

環境 その1

今週からブログのテーマが「環境」に変わります。 1週間お付き合いよろしくお願い致します。 環境によって人のからだは確実に変化します。 人間関係、職場、普段の生活など。 その環境に適したからだになってしまいます。 なるべくいい環境にいることはから…

7)守・破・離

「師を超えて、はじめて同格」という言葉があります。その裏には、「師と同じであることを許さず」という意味が込められています。 師と弟子とでは、生きる時代が違う、社会情勢が違う、個性も違う。仕手の感性で、「現代にup dateしなさい」、「師のものを…

6)人間を育てる

人間が人間を育てることなど、出来ないと思います。人は、自発性により 育つ のです。 先人は、環境を整えて、後人にやらせてみるしかないのです。間違っても、その人(子)の人生に触ってはいけません。 自分の花を咲かせるのを、着かず離れず見守るのみで…

5)師の修行、弟子の修行

いい親子、師弟、上司部下、先輩後輩には、「学び」と「成長」があります。 先を歩いているか、後を歩いているかの違いはありますが、より良く生きるための共同研究者なのです。親とか、師とか、上司とか、先輩とかいうのはタイトルなのです。役割(機能)を…

4)家庭と社会

師弟関係(上下関係)を家庭や社会に持ち込んだら大変です。戦前の軍国主義の時代は、これを国家運営に用い、戦後の高度成長の時代は、これを企業経営に使いました。 欧米へのキャッチアップのためには、仕方がなかったのでしょう。そして、家庭では、戦前も…

3)止掛塔

禅の道場の玄関には、この言葉が掲げられています。 若者用語のシカトする(無視する、仲間外れにする)の語源の一つとされています。 修行を希望する者は、入門を拒否されるところから始まります。そこから所定の儀式を経て、厳しい修行が始まります。 そし…

2)師弟

師匠は、弟子に自分の価値観や美意識を(意識的、無意識的に)押し付けます。 弟子は、それを皮膚から染み込ませていきます。 それは、芸道の世界では、今も昔も当たり前の事です。 そうして、弟子が師匠の周波数に完全にチューニング出来た時に、ようやく「師…

1)修業と修行

「修業」とは、何らかの学問・技術を仕込むことであり、始まりがあって終わりがあります。 「修行」とは、生き方(死生観)にかかわることであり、意識された時が始まりであり、終わりはありません。 2022年春季東京操体フォーラムのご案内です。 www.tokyo-…

「しゅぎょう7 ~現在の感覚を大切にする~」

本日で最終日になりますが、私が操体の中で得てきたことは「からだと仲良く出来る付き合い方」でもありました。 操体は橋本敬三先生が示された哲学の下に常に進化してきましたが、その進化の方向性は「いかにからだの声を素直に聞けるか」にあります。 臨床…

「しゅぎょう6 ~師の言葉と向き合う中で~」

操体を学び始めた当時に師から言われたことがあります。 「師がシロといったら、例えクロであったとしてもシロなんだよ」 当時の私はクロという結果にしか目が向けられず、なぜシロと言ったのかをその理由を追及していませんでした。 現在になって思うことは…

「しゅぎょう5 ~叱られたことと向き合う中で~」

社会人になってから現在に至るまで「叱られてきたこと」というのは常に意識に残り、生きることの糧となっているように思います。 操体を学ぶ以前の話になりますが、洋服屋で働いていた頃は毎日のように上司から怒られていました。 その理由のほとんどは自分…

「しゅぎょう4 ~学び方を学ぶ~」

子供の時は「修業」と聞くと強くなること、または何かを上手くなることをイメージしていました。 例えば私の大好きな孫悟空は強い敵と戦い勝つために強い人の下で修業をしていますが、彼の目的は敵に勝つ為ではなく、強くなるために修業をしているように見え…

「しゅぎょう3 ~からだからの言葉~」

先日久しぶりに共に学ぶ同志達と実技の場を共にすることが出来ました。 ここ2年の間はコロナの影響でそういった場を共にすることが出来ませんでしたが、私にとっては実技を共にする場も最高のしゅぎょうの場だと改めて感じました。 私にとってその空間はそれ…

「しゅぎょう2 ~メッセージとアプローチを繰り返す~」

自身の思い込みや癖はやっていることの本質を掴むことにおいて何かと障害になることが多いように思います。 特に操体のように「からだ」を主体とした世界のことを学ぶには、いかにからだからの情報を素直に受け入れられるかが一つのポイントになります。 確…

「しゅぎょう1 ~からだと動きと感覚と共に~」

三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週から三浦寛幸が担当致しますのでお付き合い下さい。 今回のテーマは「しゅぎょう」になります。 このテーマが決まってから自身がこれまでやってきたことは「修業」なのか、もしくは「修行」なのかと考えていま…

修業 七日目

人生は、驚きが必要だ。学びにも、必要である 1週間ありがとうございました。明日からは三浦寛幸の担当です。 2022年春季東京操体フォーラムのご案内です。 2022年春季プログラム | 2022年春季フォーラム | Tokyo Sotai Forum www.tokyo-sotai.com コロナ禍…

修業 六日目

人生も日々の連続性である。学びも日々継続である 己の人生をつらぬくこと、学問もそうである。 真魚(まーくん)と橋本敬三先生 2022年春季東京操体フォーラムのご案内です。 2022年春季プログラム | 2022年春季フォーラム | Tokyo Sotai Forum www.tokyo-s…

修業 五日目

学ぼうとする、真の勇気が修行であり、生涯一貫した終わりのないものである 自分という個の人生を、肯定して受け入れること 小十郎(ちびちゃん) 2022年春季東京操体フォーラムのご案内です。 2022年春季プログラム | 2022年春季フォーラム | Tokyo Sotai F…

修業 四日目

修業とは師とのご縁である 修業とは、自身がめんこい存在であることに気づくことである 師からめんこがられることが修業の早道 小十郎(ちびちゃん)と 2022年春季東京操体フォーラムのご案内です。 2022年春季プログラム | 2022年春季フォーラム | Tokyo So…

修業 三日目

私が望むことを、私自身がわかっていないことを、生涯をとおして少しづつでもわかること。 修業も人生のご縁である。 凜(りんちゃん) 2022年春季東京操体フォーラムのご案内です。 2022年春季プログラム | 2022年春季フォーラム | Tokyo Sotai Forum www.t…

修業 二日目

修業とは、身につけて疲弊(ひへい)しないものである。人生もみずから手を離すな。指1本でもつかんでいろ。 人と比べない、自身の生き方が修業である。

修業(なすことを、おさめる)初日

今週一週間は三浦寛が担当いたします。 今、このいのちがあって良かったと思えるのが、修業である。 ものごとの裏表がみえてくるのが、修業である。

修行★七日目

修行というのは「継続」ですよね。 操体を学び始めてから、途切れることなくずっと学び続けていますが、自分は環境にも恵まれてるんだなとつくづく思います。 そして、何故続くのかというと「好き」だからなんですね。これが。 以前、操体講習の受講生に「ど…

修行★六日目

修行ではないですが、結構1つのことを続けるのが好きです。 一旦好きになったら大抵のことでは投げません。 フォーラム実行委員をみているとそう思います。 よく、いろんなことをやってますね、と言われますが、 易は「八卦」で操体に通じますし、カウンセリ…

修行。。5日目

「イサキ」という操体関係の小冊子があります。 この前、私の先輩に当たる方が思い出を書いていました。 その先生は、三浦先生の講習を受けた方ですが、当時も「講習を全部終える人は少ない」と書いてありました。 今も昔もそうなんですね。 非常に残念なの…

修行【四日目】

" data-en-clipboard="true">東京操体フォーラム実行委員の若手ですが、外部のイベントなどにいくと、「おたくの若い人達は、本当にしっかりしてるわねえ」と褒められます。 " data-en-clipboard="true"> 私も「よくやってくれるんですよ。ホホホ」的に嬉し…