東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「様々なセンスを磨く ~異性を意識したセンス~」

今回のブログが始まる少し前からアダム徳永さんの「男の教科書」を読み直していました。 改めてこの本を読み直してみると、女性が男性に求めているものとはセンス(感性)そのもののように思えます。 ちょっとした着る物のセンス、ちょっとした気遣い、安心…

「様々なセンスを磨く」  ~感性を豊かにする~」

三浦先生、一週間ありがとうございました。 今週から三浦寛幸が担当致します。よろしくお願い致します。 今回のテーマは「センス」「感性」です。 私自身、操体の学びを得ていく中で一番磨かれているのが「感性」です。 からだに触れるセンス、どこに触れる…

バランス

個人レッスンの中で なぜ心臓が左右にあっては不都合なのだろうか? と私は問いかける。 心臓が一つ、オチンチンが一つであることが、非対称性であることだ。 二つある臓器、それは全体丸ごととしてとらえれば、非対称性のバランスなのである。 2016年11月23…

野次馬

「わかる」と、「ただわかった」だけでは気がすまない性分である。 わかった先に何があるのか?と野次馬になるからだ。 そこに「変わる」という変化がおとずれる。 その野次馬は、変わるごとに新たな気づきをつかんでいく。 その野次馬は、その変化を、生涯…

変化

ヘーゲルもダーウィンも指摘している。 「現在の知識は、新しい知見によって必ず修正される」 その基準となる前提が変われば、当然のごとく結論も変わってくる。 つまり人間は「正しいことはわからない」 人間は正しいことを正しいと思うのではなく 現在の知…

自罪

構築されてしまった妄想は おかしなことであっても正統化してしまう。 不可解な矛盾を生み出し、学びを妨げる。 それに気づいても、曖昧にしておくことは 自分が招く自罪である。 2016年11月23日(水)勤労感謝の日 秋季東京操体フォーラム開催! 今季のテー…

自由

一般的に常識化されてしまったものの中には 妄想的な固定観念で塗りつぶされているものもある。 つまり人間の知識というものは 「現在の知識」でものを考えるということである。 なにか腑に落ちない、辻褄が合わないと見破る洞察力が必要である。 己の心を自…

本質

学びの中で 何か不可解だ? 矛盾に気づいたとき はじめて、もの、こと、なりの本質(正体)がみえてくる。 2016年11月23日(水)勤労感謝の日 秋季東京操体フォーラム開催! 今季のテーマは「膝と進化した操体」です

せいめい

今週は三浦が担当いたします。 よろしくお願いいたします。 せいめい現象とは 息をとめつづけていることも 息を吐きつづけていることも 息を吸いつづけていることも せかせかと吸ったり吐いたりすることもできない。 その結果、 発狂するか 意識を失うか 絶…

感性とセンス 七日目

いよいよ七日目となりました。 「感性・センス」というお題で書いてきましたが、やはり結論は「一日にしてならず」ということなのかな、と思います。 また「感性って何だ」「センスって何だ」と、色々机上の理論で考えて理屈をこねるのなら、絵画を見るとか…

感性・センス 六日目 

それは、小学校低学年の頃でした。 私は当時、ラジオを聞いていまして、FEN(現AFN 米軍放送網。昔は極東放送網と言った)とか音楽番組をよく聴いていました。小3の時に聞いたQueenや、その後に聞いたKISSなどは今だに私の感性のルーツだと思いますが、 確か…

感性・センス 五日目

感性、センスを別の意味で捉えると、それは「臨床家、治療家の能力」にも、繋がってきます。 東京操体フォーラムに「藝術部」があるように、操体の臨床は「アート」でもあるのです。 さて、私の周囲には「お洒落男子」が結構います。 まず、スカル好きで「絶…

感性・センス 四日目 殿方もネイルのお手入れをしよう

爪のお手入れをしている女性、増えましたね。 マニキュアはすぐとれてしまいますが、今は、長持ちするのが登場しています。 私も足の爪を塗るのは好きなので、ワンセット持っています。 ジェルネイルは、自然乾燥させるのではなく、光によってジェルを硬化さ…

感性・センス 三日目 

私の家の窓の前には高層マンションが建っていますが、自宅のマンションから出ると、スカイツリーが見えます。 東西線で荒川と中川を渡る際には、右手にスカイツリー、左手に、少し遠いですが、東京タワーが見えます。 散歩で、西葛西の川沿いの遊歩道を歩い…

感性・センス 二日目。50年の歴史。

50年と言えば、我らが師匠、三浦寛先生は「操体一筋50年」ということになります。 そして、先日、伊勢丹メンズ館の「サロン・ド・シマジ」を訪れた私達(三浦先生と副実行委員長の瀧澤さんと私)は、カウンターで歓談していましたが、三浦先生が、ネイルのお…

感性・センス 初日

こんにちは。畠山裕美です。 一週間よろしくお願い致します。 今回のテーマは、感性・センスということですが、周囲を見回してみると、時代とともに変わるものとそうでないものがあるんだな、と思いました。 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」という映画が…

感性と空間。

おはようございます。 「感性」というテーマでお付き合いいただいている、今回のブログ担当も最終日となります。 3日前、NHKの二ュ―ス番組で、日本被団協が結成されて60年になると報じていました。今、被爆者の高齢化が進む中で「ノーモア ヒバクシャ…

感性とAI(人工知能)。

おはようございます。 近頃よく人工知能、AIという言葉を耳にします。自動車なんかでも自動運転装置の技術が急ピッチで進んでおり、最近ではドライバーが運転中にハンドルから手を放して車に任せているテレビCMもよく見かけるようになりました。近い将来…

感性 > 知性と知識。

おはようございます。 愉しい時、嬉しい時というのは、脳内にドーパミンが分泌されているようです。ドーパミンは報酬系の神経伝達物質ですから、何かを達成したときや満足感によって分泌され、快感をさそうようです。ですから人間が創造性を発揮することに於…

感性と知性・・・2。

おはようございます。 知性とは、物事を知り、考え、判断する能力のことで、比較、抽象、概念化、判断、推理などの機能によって、感覚的所与を認識にまで作り上げる能力。 感性とは、物事を直感的に感じ取る能力のことで、これは言語では表現しづらく、実感…

感性と知性。

おはようございます。 知性とは、物事を知り、考え、判断する能力のことで、比較、抽象、概念化、判断、推理などの機能によって、感覚的所与を認識にまで作り上げる能力。 感性とは、物事を直感的に感じ取る能力のことで、これは言語では表現しづらく、実感…

感性とバルの戒め。

おはようございます。 天才的とか感性が豊かとか、何かの才能に秀でるセンスというのは、遺伝や脳の使い方、育て方によって決まってくると言われます。 だいたい60パーセントぐらいは遺伝子の影響を受け、40パーセントぐらいは生まれた時代や受けた教育…

感性と努力。

こんにちは。 今週は友松の担当となります。 どうぞ宜しくお願い致します。 今回のテーマは「感性」ということですが、感性と聞いてまず思い浮かんだのが、音楽や絵画といった芸術と呼ばれる分野の人達でした。 そして、芸術の分野では、しばしば「天才」と…

感性を磨く とは

よく「感性を磨く」という言い方をします。 色々な体験をしたり、触れることで養われる感覚。 また、センスのある「何か」に接触すると、自分自身の感性も感化され、変化していく。そういったイメージがまず浮かんできます。 一方で、「感性の磨き方」には別…

灯り

部屋の「灯り」の話です。 夜、散歩をしていて、ふと、家の外から自宅を眺める。 すると部屋の灯りがついていて中の様子が外から良く見えている、ことに気付く瞬間があります。 目隠しのつもりでレース地のカーテンなどつけていても、以外と部屋の灯りがつい…

MASSA

大好きなミュージシャンにMASSAというグループがあります。 ご存知ヒカシューのメンバーとしても活躍している佐藤正治さん(パーカッション/ボーカル/ギター)と細井豊さん(キーボード/ピアノ/アコーディオン/クロマチックハーモニカ)、太田恵資(バ…

秋竜山

大好きなマンガ家に秋竜山(1942〜)という方がいます。 日本が誇るナンセンスマンガの巨匠。知ってるヒトは知っている存在です。 定置網漁の漁師や郵便局員の仕事を経て、マンガ家になった興味深い経歴の持ち主でもあります。 秋竜山の作品に「無人島1枚漫…

エドガー・エンデ

大好きな画家にエドガー・エンデ(1901〜1965)という方がいます。 日本でも非常に馴染みの深い児童文学作家ミヒャエル・エンデのお父さんです。 日本で原画を観られる機会はなかなかないようですが、名前で検索をするといくつか作品を観ることができます。 …

スイッチ オン

「何か」を前にして「センスがあるなぁ」と感じること。 それは、目の前の対象に文字通り「センス」を感じているのと同時に、 自分自身のなかの「何か」も反応し、動いている瞬間なのではないかと思っています。 どんなことにセンスを感じるか。 それは人そ…

受け継がれるもの

おはようございます。 青から黄色へ。瀧澤実行委員に続いて、「おそ松さん」の中では、俄然「十四松」推しの寺本が一週間担当致します。 テーマは「感性・センス」です。 よろしくお願いします。 操体と「感性・センス」には、どうやら密接な関係があるよう…