東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

中学の修学旅行だったと思うのですが、比叡山延暦寺に行ったことがあります。 自慢じゃないですがガキの頃からボーッとしてるので、ちゃんとは覚えていないのですが、精進料理なんか食べさせてもらって「どんなにマズいものかと思ったけど、なんだかウマいな…

キューピーちゃん!?

「先生の事、うちではキューピーちゃんって呼んでるのよ。」と患者さんに言われた事があります。絶句しましたが(笑)。 いったいどんな会話が交わされているのか、想像に苦しみます。周りの患者さんも可哀想に、笑うに笑えず堪えるのに必死で、お気の毒でした…

思いがけない繋がり

ニセ学生をやってた頃の僕は映画の仕事をしたいと思っていました。出る方じゃなくて作る方ですね。 今考えると才能も無いのに、と思うんですがその時は本気だったんですね。 修業と思って、眼を開いてる時間は映画以外は眼に映らないようにしようと映画ばか…

パット

ゴルフ好きの方、すみません。パットと言ってもゴルフの話じゃありません。 パットというのは人の名前でして、パット・メセニーというギタリストのことです。10代の頃からの僕のアイドルです。 昔、東京でニセ学生をやっていた頃がありまして、そのパットが…

ムダなこと?

いやぁー「ブログ」ってドキドキしますねぇ。人さまに見ていただく文章を書くのはもちろん、ブログを書くのも初めてなので、三浦寛先生には「力抜いてさ。」と言っていただきましたが、余計な力だけが入ってますね。土曜の晩から東京に居たので、初めてのブ…

お好み焼き

初めまして。今回からブログに参加させていただきます、山本です。よろしくお願いします。 大阪からこの東京操体フォーラムに参加させていただいています。大阪で暮らすようになって15年あまりになりますが、「ネイティブ大阪」ではないので未だにビックリし…

Sotai Moving Arts  〜全てに息づく操体の波動〜

東京は梅雨あけしたようです。今年は暑い夏になりそうです。 少し気が早いようですが、 2009年秋のフォーラムのテーマとプログラムをご紹介致します。 私共、東京操体フォーラムは橋本敬三師の創案された操体法を継承しつつ、より発展向上を目指して日々研究…

「日本医学」5/5 流行と不易

5 流行と不易橋本師は、「操体は、日本の様な四季のある穏やかな気候風土の国でなければ生まれなかっただろう。」と話されていたそうである。この国の先人達が育んできた、美しい伝統文化を師は尊んでおられた。日本の固有の伝統文化、例えば、言語を取り上…

「日本医学」4/5 「運動系」に帰一す

4 「運動系」に帰一す橋本師は医師であるから、西洋医学的アプローチは当然された。そして鍼灸や正体術、その他の民間医療も施行された。さらには漢方も試された。試行錯誤の末、自分は専一に「運動系」で行く、と肚を決められた。「運動系とは横紋筋系運動…

「日本医学」3/5 調和融合

3 調和融合橋本師は、自説を誇示することもなく、他と争うこともなかった。むしろ、良いものがあれば積極的に頭を下げて教えを請い、少しでも自分のものにしようとされた。だから、師の交友関係は多彩で広い。当時の高名な医者、治療家の方々と君子の交りを…

「日本医学」2/5 操体の設計図

2 操体の設計図人間は、自分の頭の中に無いものを創り出すことは出来ないだろうと思う。操体も、橋本師が自分の中に在るものを表現して来たプロセスである。敢えてプロセスと書いたのは、橋本師御自身も時代によって変化され、それに伴なって操体も進化して…

「日本医学」1/5 野次馬根性

晩年の橋本敬三先生は、「操体」のことを「日本医学である」と口にされることがあった様です。この稿では、筆者が「操体」即ち橋本敬三先生の生き方(行き方)から、日本的だな、と感じることをまとめてみたいと思います。 1 野次馬根性「うまいかまずいか…

「わたしにふれてください」

こんばんは。森田@最終日です。 今週は本門寺をよく歩きました。 なぜなら7/5~7/19の約2週間、「500個の風鈴の音を聴く」という催しがあり、参道の木々に風鈴が渡してあるからです。 500個もの風鈴なんて、風の強い日などはうるさいのではないかと思ってい…

 言葉を統制する

おはようございます。森田です。 今朝は「今週の気になった話」をします。 ある平日の夜10時過ぎの電車の中でのことです。隣の人と方がふれあうくらいの混雑ぶりでした。 その中で、二十歳くらいの二人の女性が普通の声で会話をしていました。3mくらい離れて…

自転車にのる

こんばんは、森田です。今日も暑かったですね。この時期になると私は首に手ぬぐいを巻いて生活します。 汗と日光で「首をしめられたのか?」と間違われるほど真っ赤になるからです。 和の手ぬぐいはかさばらなくて使い勝手がよくて気に入ってます。昨夜は自…

自転車自然体

こんにちは森田です。今朝は窓越しの強い日差しで目覚めました。どうやら東京は昨日、北九州〜東海地方よりを飛び越しての梅雨明けなのだそうです。今年も猛暑なのか、気になります。エルニーニョ現象も予測されている様子です。そういえばJR浜松町駅ホーム…

「眠りと枕」続編〜目覚めのからだ〜

おはようございます。 東京は適度に曇っていて、湿度は高いけど風があって気持ちのよい朝です。うちでは今年はじめたばかりの家庭菜園のゴーヤが1つ目の雌花が咲きまして、(その名も「ほろにがくん」!) ぷっくりふくらんできました。うれしい。 実家でゴ…

歩き続けること

こんばんは。 三浦先生からバトンを引き継ぎました。森田です。 一週間、おつきあいよろしくお願いいたします。東京はサルスベリが咲き始めました。 橋本先生のお墓にもあったと知ってからは、私にとってより特別な木になっています。 しかし、今回も三浦先…

「稲翠先生」

おはようございます。土曜の朝を迎えました。アッと言う間の一週間、ブログも今日で最終回です。お世話になりました。昨夕、最新の出版情報が飛び込んできました。皮膚と皮部の情報です。皮膚の新書は入手しましたが、皮部はこれから発注の予定です。私たち…

「診断を超えた新たな診断」

おはよう。皆さん。午前中四時三十分です。この朝の時間帯でも、かなり蒸し暑いですね。風がある分助かります。 草階、どうだ体調は。急に姿をくらましたので、おまえのことだから地球の裏側で、昼寝でもしているのかなと思っていたが、活字に目を通す位はか…

コレクション 続き

数多くのコレクションは、開業した当初からコツコツたのしみに収集してきた思い出深い作品である。収集した作品の中に、イカールの「ラブレター」という二点の作品がある。20数年前にアンティークのお店で偶然目にしたもの、これはエッチングによるもので…

「コレクション」

おはようございます。ブログ書き込みの週の朝はどうも目覚めが早くなるようです。今朝は、朝と言っても夜中の二時半。それでも四時間余りは熟睡しているし、近頃は昼間でも眠いなと感じると20分ほど上手に仮眠できるし、寝不足ということはない。仮眠をい…

「新たな原稿」

橋本先生の原稿がまた新たに見つかった。 その原文のなかに、「人生の極至」や「真正の快適感」などと目新しい言葉が飛び込んでくる。師の言葉の豊かさや(と)表現に感服してしまう。 人生の極至といふ問いかけに師は、調和という二字を書き添え、こう述べ…

「生きていく生き方」

橋本先生は、人の生き方について、こう問いかけてくる「どれだけの人が生きていく生き方に気を配っているのか」・・・と。「生きていく生き方」私はその言葉をくりかえし、くりかえし口にしてみる。人が生きるといふことは、その生き方が問われている。その…

熱線

おはようございます。今週からブログは三浦が担当いたします。福田さん、一週間ご苦労様でした。どうぞこれからの一週間、宜しくお願いいたします。庭の草木も梅雨の間、たっぷりと水を吸って、うっそうと茂っています。玄関先にはたわわに何房もぶらさがる…

”喜怒哀楽” 楽?楽ってさぁ

いやぁ、いよいよ最終日と成りました、ヴィジョンSの締め切りに重なるという素晴らしい巡り合わせとなり、苦しみに苦しみ抜いた一週間でした、気合い入れて最後締めたいと思います。”喜怒哀楽”最後はお馴染み“楽”ラクですねぇ実を言いますとこのラクっていう…

”喜怒哀楽” 『哀!哀しきスパルタンXとMoon Walk』

喜怒哀楽 第三弾、哀です。私にとってここ最近の“哀”は同年代の男性諸氏であれば間違いなくご理解戴けると思うのですが『三沢光晴氏の死去』です・・・ は?とか言わないで下さい、何が哀しいかって同年代の企業戦士が職場で事故死と言いますか、過労死が正解か…

”喜怒哀楽” DO!怒っておりますぞ

喜怒哀楽の『怒』の番がやって参りました、実を言いますとこの“怒”が一番私にとっては書き辛い感情です。 人生の中で最も長く携わってきた職業が営業職であったこともあり、無意識のうちに“怒”の感情をコントロールしてしまっていたようです。 ご存じの通り…

"喜怒哀楽" 喜ばしいぃマイ・ブーム

人の感情を表す代表的な言葉に“喜怒哀楽”って言葉がありますが、残りの4日間を使って、今の私が感じている“喜怒哀楽”を表現してみたいと思います。ということで、本日は喜ばしい限りの『喜』でございます。この“喜”に関しては辞書で引くと、喜ばしい・めでた…