東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

自転車にのる

こんばんは、森田です。

今日も暑かったですね。

この時期になると私は首に手ぬぐいを巻いて生活します。
汗と日光で「首をしめられたのか?」と間違われるほど真っ赤になるからです。
和の手ぬぐいはかさばらなくて使い勝手がよくて気に入ってます。

昨夜は自転車で京浜島のつばさ公園に行ってきました。

浅生ハルミンが「帰ってきた猫ストーカー」で猫スポットとして紹介していたところです。
自宅から20分で、こんなに憩える場所があったかと満足できるスポット。
工場、倉庫以外はカフェもコンビニもなし!でも羽田空港の離着陸の様子がみられ、半のら猫がゴロゴロしています。
あと釣りをのーんびりやっている人がいるかな、そんなところです。

猫の戯れ写真はたいしたものは撮れませんでしたが(お化けのようです)。でも一応のせます。

怖っっ。


猫との出会いは日が落ちていてあまり収穫?がなかったので、昨日のペダルの踏み込み方を味わってみました。


踏み込み方は母趾球の付け根(正確には第3趾を介して第1趾側側)と小ユビ側側で試しました。
かかとでふむのは、条件を合わせるためにサドルの高さと前後を直さなければならないので割愛です。

母趾球の付け根で踏み込むと、
・つま先と膝が正面を向く
・下肢の内転筋群、おなか(骨盤内の深層筋群)から首まで全身が動く
・背筋が伸び(骨盤は軽く前湾曲)、おなかで上半身を支えられるので、上半身を両腕で支えなくてすむ。
・踏み込みに充実感がある
・ハンドルがぶれない。下半身だけでバランスがとれる。
・上半身が自由なので後方確認、ブレーキングなど操作が正確で安全
・からだ全体で乗っているので姿勢が美しい(比較して見てもらいました)

つまり、自由で安定しているので、動きが充実していて、スピードがでる!

いつもはスピードもそんなに出さずにのんびり乗っていたのですが、
ぐんぐん走れるのは楽しいものですね。

で、小ユビ側を効かせますと、以上に記した反対でして、膝が外を向き、骨盤は極端に前湾曲し、猫背になるものの前を向かねばならないので首を無理に後屈することになります。人によっては上肢に痺れが出ると思います。
腰から下の筋力のみでこいでいるため、疲れるし、ハンドルがぶれます。上肢で正面に向けないといけないので肩が凝ります。

もちろん上半身の体重は両腕でハンドルにかけることになり、ブレーキングも肩に力が入ってしまうことになるでしょう。
そりゃもう、疲れますよ。後方確認もがっちがちでやりにくい。かっこわるいですよ〜。

体験者が言うのだから、間違いない! …ごほごほ(師匠ごめんなさいっ)。



もちろん、ここで大切なのは、「手は小指」を効かせるということです。
「足は親ユビ」だけでは片手オチですからね。

一応今回は手は小指を効かせて臨みました。
「手は親ユビ、足は小ユビ」でのるなんて、考えただけで恐ろしい〜ぶるぶる。
怖いモノ知らずの方、どうぞ試してください。事故などの保証はしませんが。


森田珠水